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Yamareco

記録ID: 7354980
全員に公開
ハイキング
阿蘇・九重

くじゅう 1DAY 16サミッツ+17サミッツ (貧脚仕様、のんびりペース)

2024年10月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
18:52
距離
30.6km
登り
2,782m
下り
2,776m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
16:04
休憩
2:47
合計
18:51
距離 30.6km 登り 2,782m 下り 2,776m
0:01
28
0:29
36
1:05
20
1:25
1:34
20
1:54
1:55
7
2:02
2:05
22
2:27
6
2:33
2:38
16
2:54
3:05
17
3:22
8
3:30
12
3:42
3:46
12
3:58
3:59
19
4:18
4:19
7
4:26
4:27
15
4:42
6
4:48
4:49
27
5:16
8
5:24
22
6:10
6:13
27
6:40
6:41
7
6:48
7:14
8
7:22
7:25
18
7:43
53
8:36
6
8:42
13
8:55
9:09
8
9:17
9:18
29
9:47
9:49
26
10:25
5
10:30
10:46
26
11:12
77
12:29
12:34
11
12:45
12:46
19
13:05
13:10
19
13:29
13:30
15
13:45
13:50
8
13:58
20
14:18
14:35
14
14:49
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40
15:35
15:40
20
16:00
4
16:04
17
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16:28
15
16:43
16:48
15
17:03
8
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19
17:30
17:35
16
17:51
17:52
13
18:33
18:34
11
18:45
7
18:52
天候 1日を通して最高の天気で快晴でした。

日の出前の夜半~早朝は肌寒く、手持ちの気温計で 8°~10°ぐらいだったと思います。
気温としては低いのですがただ風が強くなかったので体感温度としては寒くは無かったです。

日中は長袖Tシャツのみで行動出来るぐらいの温度で縦走日和の気温とお天気でした。
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
福岡市内

都市高速利用で太宰府ICまで

太宰府IC→九重ICまで

九重IC→牧ノ戸峠まで

合計距離 140km

所要時間 途中渋滞もなく2時間ほど
コース状況/
危険箇所等
稲星越から鳴子山への道中のルートが不明瞭で何回か怪しい箇所に行き道迷いしました
1日で無理なく完登できるルートを色々と考えている時に使用していた各山の標高とルートを記載している地図です。
山を登るのはもちろん好きなのですが、ルートを色々と考えるのも楽しいです
1日で無理なく完登できるルートを色々と考えている時に使用していた各山の標高とルートを記載している地図です。
山を登るのはもちろん好きなのですが、ルートを色々と考えるのも楽しいです
日付変更後の0時に牧ノ戸峠駐車場を出発して45分ぐらい歩いた辺りでの写真です
満天の星空でとても綺麗だったのですが、ここら辺を歩いている時に鹿の家族にずっと付いて来られてて怖かったです
2024年10月13日 00:45撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 0:45
日付変更後の0時に牧ノ戸峠駐車場を出発して45分ぐらい歩いた辺りでの写真です
満天の星空でとても綺麗だったのですが、ここら辺を歩いている時に鹿の家族にずっと付いて来られてて怖かったです
夜間の照明はヘッドライト 2灯(合計 600ルーメン)
手持ち用のライト (1600ルーメン)の
3灯仕様です
2024年10月13日 01:16撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 1:16
夜間の照明はヘッドライト 2灯(合計 600ルーメン)
手持ち用のライト (1600ルーメン)の
3灯仕様です
2024年10月13日 01:25撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 1:25
手持ちのiPhoneでは全然写らないのですが満天の星空でした
2024年10月13日 01:57撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 1:57
手持ちのiPhoneでは全然写らないのですが満天の星空でした
16サミッツ対象の山
1座目 / 5座中
三俣山 西峰
2024年10月13日 02:03撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 2:03
16サミッツ対象の山
1座目 / 5座中
三俣山 西峰
2024年10月13日 02:04撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 2:04
16サミッツ対象の山
2座目 / 5座中
三俣山 北峰

西峰→北峰に来る途中に本峰に寄っていますが、何故か写真撮影をしていませんでした。

またこの北峰の山頂を示す標識がある筈なのですが5分ほど探しても見つけれないため北峰で1番高かった岩辺りの写真を記念撮影
2024年10月13日 03:00撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 3:00
16サミッツ対象の山
2座目 / 5座中
三俣山 北峰

西峰→北峰に来る途中に本峰に寄っていますが、何故か写真撮影をしていませんでした。

またこの北峰の山頂を示す標識がある筈なのですが5分ほど探しても見つけれないため北峰で1番高かった岩辺りの写真を記念撮影
17サミッツ対象の山
2座目 / 10座中
三俣山 南峰

南峰にはアトラス彗星を狙った方かは分かりませんがテント泊の方が何張かいらっしゃって早々に失礼しました。
2024年10月13日 03:45撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 3:45
17サミッツ対象の山
2座目 / 10座中
三俣山 南峰

南峰にはアトラス彗星を狙った方かは分かりませんがテント泊の方が何張かいらっしゃって早々に失礼しました。
平治岳への登山道に石を1個置いてきました
2024年10月13日 05:32撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 5:32
平治岳への登山道に石を1個置いてきました
2024年10月13日 05:37撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 5:37
0時から歩いて5時間半 だんだんと夜が明けてきます
2024年10月13日 05:37撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 5:37
0時から歩いて5時間半 だんだんと夜が明けてきます
2024年10月13日 06:08撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 6:08
平治岳へ登っている道から振り返るとさっきまで居た三俣山の姿が綺麗に見えました
2024年10月13日 06:08撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 6:08
平治岳へ登っている道から振り返るとさっきまで居た三俣山の姿が綺麗に見えました
三俣山の名前の由来がよくわかる姿です
2024年10月13日 06:12撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 6:12
三俣山の名前の由来がよくわかる姿です
だんだんと東の空が赤くなってきました
2024年10月13日 06:18撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 6:18
だんだんと東の空が赤くなってきました
朝焼けに染まったくじゅう連山
2024年10月13日 06:18撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 6:18
朝焼けに染まったくじゅう連山
朝日が登ってきました
この時はまだ平治岳山頂まで距離が有ったのですが、歩くのをやめてじっと朝日を見ていました
2024年10月13日 06:27撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 6:27
朝日が登ってきました
この時はまだ平治岳山頂まで距離が有ったのですが、歩くのをやめてじっと朝日を見ていました
16サミッツ対象の山
3座目 / 5座中
平治岳
2024年10月13日 06:48撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 6:48
16サミッツ対象の山
3座目 / 5座中
平治岳
平治岳山頂からのくじゅう連山
2024年10月13日 08:27撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
1
10/13 8:27
平治岳山頂からのくじゅう連山
17サミッツ対象の山
3座目 / 10座中
北大船山

平治岳から約1時間半で北大船山 山頂に到着
平治岳から一旦降っての登り返しなので北大船山へは結構な時間がかかりました
2024年10月13日 08:36撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 8:36
17サミッツ対象の山
3座目 / 10座中
北大船山

平治岳から約1時間半で北大船山 山頂に到着
平治岳から一旦降っての登り返しなので北大船山へは結構な時間がかかりました
17サミッツ対象の山
4座目 / 10座中
大船山

北大船山→大船山へはアップダウンが少なく気持ち的にとても楽です
2024年10月13日 08:55撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 8:55
17サミッツ対象の山
4座目 / 10座中
大船山

北大船山→大船山へはアップダウンが少なく気持ち的にとても楽です
大船山から眺める三俣山
2024年10月13日 09:08撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 9:08
大船山から眺める三俣山
坊ガツルキャンプ場まで降りてきました。
大船山→坊ガツルへの下りルートはすれ違いが多く、かなり時間がかかりました
2024年10月13日 10:17撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 10:17
坊ガツルキャンプ場まで降りてきました。
大船山→坊ガツルへの下りルートはすれ違いが多く、かなり時間がかかりました
法華院温泉で栄養補給
2024年10月13日 10:32撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 10:32
法華院温泉で栄養補給
欲しかった法華院温泉手ぬぐいが売り切れてて残念です
代わりにくじゅう連山手ぬぐいを自分へのお土産に購入
2024年10月13日 10:36撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 10:36
欲しかった法華院温泉手ぬぐいが売り切れてて残念です
代わりにくじゅう連山手ぬぐいを自分へのお土産に購入
三連休の中日 山荘はとても賑わっていました。
各登山者の方、キャンパーの方 みんなとても楽しそうで快晴の久住を満喫してある様子です
2024年10月13日 10:46撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 10:46
三連休の中日 山荘はとても賑わっていました。
各登山者の方、キャンパーの方 みんなとても楽しそうで快晴の久住を満喫してある様子です
17サミッツ対象の山
5座目 / 10座中
白口岳

法華院温泉→鉾立峠を経由しての白口岳への直登ルートを経ての白口岳

この時点で出発から12時間を経過していて明らかに写真の枚数が減ってきます。
特にこの直登ルートの写真は少なく、体力的にしんどかったのが分かります
2024年10月13日 12:30撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 12:30
17サミッツ対象の山
5座目 / 10座中
白口岳

法華院温泉→鉾立峠を経由しての白口岳への直登ルートを経ての白口岳

この時点で出発から12時間を経過していて明らかに写真の枚数が減ってきます。
特にこの直登ルートの写真は少なく、体力的にしんどかったのが分かります
稲星越から見える鳴子山

当日は合計 30kmを歩いたのですが、個人的には稲星越から鳴子山への道中が1番きつかったかもです。【ルートロストによる道迷い】
2024年10月13日 12:47撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 12:47
稲星越から見える鳴子山

当日は合計 30kmを歩いたのですが、個人的には稲星越から鳴子山への道中が1番きつかったかもです。【ルートロストによる道迷い】
謎のバランスを保った岩
2024年10月13日 12:59撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 12:59
謎のバランスを保った岩
鳴子山から眺める遠くの阿蘇五岳
2024年10月13日 13:05撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 13:05
鳴子山から眺める遠くの阿蘇五岳
16サミッツ対象の山
4座目 / 5座中
鳴子山
2024年10月13日 13:06撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 13:06
16サミッツ対象の山
4座目 / 5座中
鳴子山
17サミッツ対象の山
6座目 / 10座中
稲星山

鳴子山から40分で到着

ここまで来た時点で、16サミッツ 17サミッツの完登が出来ると思いました。
山頂からこれから登る予定の山が全部見えていけると確信しました
2024年10月13日 13:43撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 13:43
17サミッツ対象の山
6座目 / 10座中
稲星山

鳴子山から40分で到着

ここまで来た時点で、16サミッツ 17サミッツの完登が出来ると思いました。
山頂からこれから登る予定の山が全部見えていけると確信しました
青空とくじゅう連山の山々、御池もとてもキレイです
2024年10月13日 14:18撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
1
10/13 14:18
青空とくじゅう連山の山々、御池もとてもキレイです
17サミッツ対象の山
7座目 / 10座中
中岳

稲星山から45分で中岳に到着

時間が14時30分前後だったので三連休の中日なのに誰もいない静かな中岳です
2024年10月13日 14:31撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 14:31
17サミッツ対象の山
7座目 / 10座中
中岳

稲星山から45分で中岳に到着

時間が14時30分前後だったので三連休の中日なのに誰もいない静かな中岳です
2024年10月13日 14:39撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 14:39
17サミッツ対象の山
8座目 / 10座中
天狗ヶ城

ここも中岳から至近距離なので気持ち的に楽です
2024年10月13日 14:47撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 14:47
17サミッツ対象の山
8座目 / 10座中
天狗ヶ城

ここも中岳から至近距離なので気持ち的に楽です
2024年10月13日 15:09撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 15:09
2024年10月13日 15:20撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 15:20
2024年10月13日 15:31撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 15:31
17サミッツ対象の山
9座目 / 10座中
久住山

牧ノ戸峠を出発して15時間40分で久住山に到着
ここも人がおらず静かな山頂です

しばらく絶景を眺めていました
2024年10月13日 15:39撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 15:39
17サミッツ対象の山
9座目 / 10座中
久住山

牧ノ戸峠を出発して15時間40分で久住山に到着
ここも人がおらず静かな山頂です

しばらく絶景を眺めていました
17サミッツ対象の山
10座目 / 10座中
星生山

17サミッツ最後の山 星生山

ここの山頂にはアトラス彗星の撮影を狙っている方が居て、お話しする事が出来ました。
人とお話しすると元気が出ます。
この日は彗星が見れたなら良いのですが
2024年10月13日 16:43撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 16:43
17サミッツ対象の山
10座目 / 10座中
星生山

17サミッツ最後の山 星生山

ここの山頂にはアトラス彗星の撮影を狙っている方が居て、お話しする事が出来ました。
人とお話しすると元気が出ます。
この日は彗星が見れたなら良いのですが
今日の最終目的地 扇ヶ鼻が遠くに見えます
2024年10月13日 17:22撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 17:22
今日の最終目的地 扇ヶ鼻が遠くに見えます
16サミッツ対象の山
5座目 / 5座中
星生山

出発から17時間30分 日が沈む前に最終目的地
扇ヶ鼻へ到着出来ました
2024年10月13日 17:30撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 17:30
16サミッツ対象の山
5座目 / 5座中
星生山

出発から17時間30分 日が沈む前に最終目的地
扇ヶ鼻へ到着出来ました
夕焼けのくじゅう連山です
2024年10月13日 17:30撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 17:30
夕焼けのくじゅう連山です
沓掛山へ向かう道中で完全に日が沈んで、牧ノ戸峠へのラスト1時間はまたヘッドライト2灯とハンドライト1灯のナイトハイク仕様です
2024年10月13日 18:19撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/13 18:19
沓掛山へ向かう道中で完全に日が沈んで、牧ノ戸峠へのラスト1時間はまたヘッドライト2灯とハンドライト1灯のナイトハイク仕様です
いつもの山のお供
行動食コレクション
左からフルグラ・ミックスナッツ有塩・つぶグミ・マーブルチョコ
2024年10月11日 21:24撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
10/11 21:24
いつもの山のお供
行動食コレクション
左からフルグラ・ミックスナッツ有塩・つぶグミ・マーブルチョコ
撮影機器:

感想

ヤマレコを始める前から時々日帰りで登りに来ていたくじゅう連山の縦走にチャレンジしてみました。

先月富士山でゼロ富士にチャレンジしてみて、距離 45km 獲得標高 2660mを歩いてその日は六号目の山小屋に泊まったのですが、山小屋に着いた時に山頂まで行けそうな体力の残りを感じたので昔から話には聞いていた17サミッツと 16サミッツに挑戦をしてみました。

くじゅう連山に来たときはいつもの目的地は牧ノ戸峠から久住山へ登ってお昼ご飯 それから下山の行程なので、これまでに登った事が無い山が今回はたくさん有りました。

今回対象とした山
牧ノ戸峠から時計回りに登った場合の順序

①⑦ 17サミッツ対象は背景白の数字
全 10座

❶❻ 16サミッツ対象は背景黒の数字
全 5座

❶ 三俣山 西峰 1678m

① 三俣山 本峰 1744m

❷ 三俣山 北峰 1698m

② 三俣山 南峰 1742m

❸ 平治岳 1643m

③ 北大船山 1706m

④ 大船山 1786m

⑤ 白口岳 1726m

❹ 鳴子山 1639m

⑥ 稲星山 1774m

⑦ 中岳 1791m

⑧ 天狗ヶ城 1780m

⑨ 久住山 1786m

⑩ 星生山 1762m

❺ 扇ヶ鼻 1696m

今回初めて登った山
三俣山 北峰
平治岳
白口岳
稲星山
鳴子山

全部で15座を登る行程です

--------------

①⑦ 17サミッツ対象は背景白の数字
全 10座一覧

① 三俣山 本峰 1744m
② 三俣山 南峰 1742m
③ 北大船山 1706m
④ 大船山 1786m
⑤ 白口岳 1726m
⑥ 稲星山 1774m
⑦ 中岳 1791m
⑧ 天狗ヶ城 1780m
⑨ 久住山 1786m
⑩ 星生山 1762m

--------------

❶❻ 16サミッツ対象は背景黒の数字
全 5座一覧
❶ 三俣山 西峰 1678m
❷ 三俣山 北峰 1698m
❸ 平治岳 1643m
❹ 鳴子山 1639m
❺ 扇ヶ鼻 1696m
--------------


世の中は3連休なのですが、家族との予定の都合上【ツールド九州の観戦応援が有り、14日は宗像へ行かないといけません】
10月13日(日)しか空いておらず、1日で終えれるようにルートを考えました。

今回のルート作成にあたって重視した点は、普段運動をしていない私でも無理なく完登出来る事を優先して最短距離よりも登りやすさ 降りやすさを考えて
岩稜帯、道迷いしそうなルートも避けたルート作成を行いました。

出発地点 牧ノ戸峠は確定ですが、時計回りか反時計回り どちらで回るかを決める際に体力が落ちてきた後半に大船エリアと三俣エリアの激しい標高差を体力的にも精神面的にも越えれないかもと思い、時計回りに決めました。
この判断については歩いている道中も、登山が終わってからも時計回りで良かったと思っています。

もしも反時計回りだったら、おそらく夕方前になっていたであろう時刻に諏蛾守越から三俣山には登らず三俣山から逃走して大曲登山口に逃げていた気がします

また貧脚ならではの副産物のメリットとして、くじゅう連山の中でも人気の山【中岳・天狗ヶ城・久住山】への到着時刻が時計回りだと15時~16時になるので山頂が混雑とは無縁で、中岳・天狗と久住では自分以外に誰も居ない時間が結構有りました。

いつもはお昼時に久住山山頂に行っていたので、人の気配の無い山頂を独り占めできる贅沢な時が過ごせます。
ちなみに健脚の人は 16サミッツ時計回りだと午前中やお昼前後に中岳 久住山に着くと思うので、この特権は貧脚専用の特権です

今回、距離が伸びたとしても除外した箇所は
① 三俣山南峰→坊ガツルへの直滑降ルート
(以前購入したばかりのパンツを破ってトラウマのルートです)

② 大船山→立中山を経由して鉾立峠へのルート
(道に迷った事があるのと、物理的に木の枝が痛いのとザックにひっかかりまくるので嫌いなルートです)

③ 久住分かれ→星生山への岩陵帯のルート
(ここに行くまでに16時間ぐらい歩いている状態なので、岩場は避けたかったのと、久住分かれから西千里浜への穏やかな道が好きなので)

上記の3箇所を避けるルートを組んだことで、総距離 30.5km 累積標高 2825m
コースタイム 19時間のルートの完成です。


ゼロ富士の時に16時間を歩いてまだまだいけそうな感じだったので、+3時間なら行けるだろうとの事で挑戦してみましたが、挑戦自体は完遂出来ましたけど難易度 疲労度 共にくじゅう16サミッツ 17サミッツの方が遥かに上で、あと1座か2座 登らないといけないなら途中で心が折れてリタイヤしていた気がします。

ゼロ富士の1日目
時間 15時間17分
距離 45km
獲得標高 2660m
獲得下り 162m

くじゅう16サミッツ 17サミッツ
時間 19時間
距離 30km
獲得標高 2825m
獲得下り 2825m

改めて比較すると当然なのですが、富士山は距離は長いけど下りはほとんど有りません。
対してくじゅう16サミッツは登った分、同じ標高を降りないと行けないのでキツいのは当然と言えば当然でした 浅はかな自分です

ここからは山行日 当日の記録です。
歩くスピードはゆっくり 山頂の度にのんびり休憩をしてのタイムなので、もしも1DAY 16サミッツ 17サミッツに挑戦してみたいけど、体力や脚力に自信が無い人も無理なく回れるタイムだと思います。

但し気象条件が厳しい真夏やもっと寒い日だとちょっと体力に自信が無い方は厳しいかもです。

私が登った10月13日(日)は気象条件は最高でした。
夜中に行動をしても寒くないし、日中も暑すぎず寒くなく最高の挑戦日和だったと思います。

10月12日(土)
夕方~2時間仮眠
夕食後、高速道路で牧ノ戸峠へ

23時45分 牧ノ戸峠到着

駐車場は半分ぐらい埋まっていました。
駐車場で登山の準備 15分間

10月13日(日)
日付変更と同時に
0時00分 出発

0時30分 大曲登山口
ここから鹿の家族に微妙に追いかけられます
どなたかが餌付けされいるのかは分かりませんが、人に慣れてて付いてきます
怖かったです

1時25分 諏蛾守越

2時00分 三俣山西峰

2時33分 三俣山本峰

2時54分 三俣山北峰
北峰へは暗い時間帯に通るのはオススメ出来ません。
足場も悪いし、道に迷います

3時42分 三俣山南峰

5時24分 坊ガツル
色とりどりのテントがキレイでした
ここでスタートから5時間で初めて人に会いました
ずっと1人で暗闇を歩いていたので心強かったです

6時48分 平治岳
本当は平治岳山頂でご来光を見たかったのですが間に合いませんでした
貧脚故の歩くスピードの遅さです
平治岳から眺める三俣山は朝日に照らされているのと、さっきまであそこの山頂に居たんだなという気持ちでとても神々しく見えました。
ここで朝ごはん休憩でおにぎりタイムです

8時36分 北大船山
最高の眺めです

8時55分 大船山
ここがちょうど折り返し地点となります
歩行距離 15km
行動時間 9時間

10時30分 法華院温泉
コーラで栄養補給とお土産の手ぬぐい購入

11時12分 鉾立峠

12時29分 白口峠
この鉾立峠→白口岳へのルートは今回の道中で2番目にキツかったセクションです
理由は直登ルート故の角度と、微妙に滑りやすい足場

12時45分 稲星越

13時05分 鳴子山
稲星越→鳴子山が1番キツかったセクションです。
理由は道に何回も迷ったのと、足場が悪く足元を見てばかり歩いていたら上部の木の枝で頭を強打して物理的に痛かったです。
とにかく道が分かりにくく、距離や時間よりもながーく感じたセクションです
多分何かの機会が無いと私はこの鳴子山にはもう来ない気がするので、記念になりました。

13時45分 稲星山
地獄の鳴子山からの反動でここの山頂からの景色は心に残っています。
いままで登ってきた山の一部や、これから登る山が一望出来て最高の気分でした
これから登る全ての山が視界に入った事で今日の予定全ての山へ完登出来ると、この時点で確信しました。

白口峠以降は写真が少なくなってきます。
思い返せば稲星山でももっと風景の写真を撮れば良かったと思います。

14時18分 中岳
誰も居ない静かな九州本土最高峰です。
独票とセルフタイマーで記念撮影

14時50分 天狗ヶ城
時計回りだと後半、ポンポンとピークを踏めるので気持ちが楽です

15時35分 久住山
ここも誰も居ない久住山でした。
いままでお昼ごろにしか来たことが無かったので、自分以外誰もいない空間で風の音しかせずなんだか非現実的な不思議な感じでした
しばらく絶景を楽しみました

16時43分 星生山
ここで久しぶりに人と会います
アトラス彗星を狙っている方でした。
とても気さくで良い方だったので、彗星が見れてたら良いのですが

17時30分 扇ヶ鼻
日没前にとうとう最後の目的地 扇ヶ鼻へ到着です。
ここから見る夕焼けは最高でした。

18時を過ぎると陽が沈んで辺りは真っ暗です。
0時から歩いて日の出と日没の瞬間まで歩き回れた事に感謝しながら、牧ノ戸峠へとゆっくりと戻ります。
沓掛山を通る時にはヘッドライトとハンドライトが大活躍してくれました。

牧ノ戸峠へ到着したのは19時前、コースタイム通りの19時間のタイムとなりました。

--------------
最後に反省点をまとめます。
今までこんな事は無かったのですが、睡眠が足りていないのか長時間行動からの疲労からかは原因は不明ですが活動開始後、12時間を経過した辺りからいつもの固形物の行動食が喉を通りづらくなり、摂取の頻度が減ってきました。

食欲が無いというか、あまり食べる気にならない
そんな感じでした。

いつもの行動食は下記の通りです。
軽くて高カロリーで夏場でも大丈夫な物をチョイスしています。

ボトル充填重さのグラム数はそれぞれ異なりますが、1ボトルに満タンのカロリーです。

フルグラ 600kcal

ミックスナッツ 500kcal

つぶグミ 400kcal

マーブルチョコ 600kcal

行動食持参カロリー 2100kcal

行動食の下山時残りは合計で800kcalほど
差し引き摂取は1300kcalです。

この行動食とは別に朝ごはんのおにぎり 1個 200kcalを食べています。

行動食とおにぎりと法華院温泉で飲んだコーラを合わせても2000kcalには満たないぐらいです。

アプリで計測していた消費カロリーが5,000だったので栄養が足りていない気がします。

固形物の行動食が喉を通らなくなったのは初めての経験なので、これは一つ学びとなりました。
固形物が厳しい時用にアミノバイタルや即効元気をザックの中に非常用に入れておこうと思いました。

またもう一つの反省点としては、水や食料を大量にザックの中に持って行きすぎて無駄に重かった点です。
水4Lに、火器バーナーとカレーメシ、諸々でザックの重量は11kg有りました。
水は途中の法華院温泉でも補給は出来たので、半分で良かったかもです。
それに結果論ですが、水は下山時に補給もしていないのに2Lも余っていました。

また火器バーナーに至っては使わず仕舞いでただの重りです。

持っていったけど使っていない物が多すぎた気がするので、これについても次回の山登りへの反省点としたいです。

--------------

総評としては、とても思い出に残る山行になったと思います。
もう一度同じ事をしたり逆回りで挑戦するかというと、現時点では筋肉痛に苦しんでいるので遠慮しますって感じです。
きっと時間が経てば苦しい部分の思い出は消えて、感動した気持ちや達成感だけが残りまた挑戦したくなるんだろうとは思います。


日付変更後の夜中から、日が沈むまで歩き回る経験をいままで殆どした事がないので、19時間の行動時間でしたがとても密度の濃い1日でした。
くじゅう連山の素敵な大自然のロケーションを快晴の天気の下、最高のコンディションで歩けたと思います。

また私は仕事柄平日にしかお休みが取りにくい職種でして、普段は福岡市近郊の低山を1人で歩いており誰にも会わずに下山まで終える山行も多いです。

今回は連休中のくじゅう連山に来れて、色んなハイカーの方ととすれ違う際に挨拶出来たり、山頂でお話し出来たり、17サミッツ 16サミッツにチャレンジ中の方と会えたりとで人との触れ合いもとても新鮮でした。


またいつかタイミングが合えば最高の景色を見せてくれたくじゅうの山々に遊びに来たいと思います。

次回来れた時にはゆっくりどこかのピークで絶景を見ながらの山頂ごはんを楽しみたいです。


































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無雪期ピークハント/縦走 阿蘇・九重 [3日]
くじゅう山群全山縦走
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