富士山(JR御殿場駅から)
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(24時間営業/最大1,000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
JR御殿場駅ー陸上自衛隊滝ヶ原駐屯所ー馬返し上ー新五合目ー新五合目五勺ー新六合目ー旧六合目小屋跡ー七合目ー八合目ー浅間大社奥宮ー大砂走りー新五合目 |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
今年のチャレンジはJR御殿場駅からの富士登山です。まだ梅雨ですが週明けは天気が良さそう(^^)
初めて富士山を登るメンバーを交えての山行です。
毎回の仕事終わりからの仮眠(1時間半)で午前2時にお迎えが。新東名を御殿場に向けて走ります。
途中の高速で日の出とともに霊峰富士の姿が。やっぱり大きいなぁ。御殿場駅すぐの市営駐車場に車を停めてから装備の確認をして午前6時に出発です。
<JR御殿場駅〜陸上自衛隊滝ヶ原駐屯所>
早朝で車通りの少ない市街地から富士山を目指します。県道23号を進みます。思ったより気温が高く汗がすぐに噴き出ます。
これからの厳し〜い山行を予感させます。途中ザックを背負い走っている方をたくさん見かけました。(富士登山駅伝競走大会に出る方かな)自衛隊の隊員さんたちの出勤でした。大きなトラックやジープが次々に駐屯所に入っていきます。
<馬返し上〜新五合目>
日陰を探しながらのロードです。暑さ&じわ〜りと傾斜が続きなかなか辛いです。3ℓかついだ水が足りるか不安になります。
周りの演習場から聞こえる号砲が響きわたります。
途中アスファルトの道路から見える富士山の遠さに...少しめまいがします(*_*;
あんなに遠い山にたどり着けるかなぁ。
いろんな方が書かれているように新五合目に着いたときはやっぱり嬉しかったです。少し登ったところにある大石茶屋が営業していました。
おかみさんに話しかけられてビックリ、県道を歩いているところをみたよ〜と言われてちょっと嬉しかったです。
後にこの方が女神となります。
<新五合五勺〜新六合目>
少しガスが出ていましたが、それを抜けるとガッツリと晴れています。逃げ場のない登山道を進むと二ツ塚(双子山)が見えてきます。
きれいに並んだ二つの山を見ながら登っていきます。ときおり吹く風が気持ちよく周りの景色を楽しみながら登ります。
屈強な3人組の海兵隊にも出会い、ちょっとだけ会話をしました。昨年の吉田口に比べると山開き前なのと御殿場口は長いので登山者は少なかったです。
<旧六合目小屋跡〜七合目>
宝永山も近くなってきました。江戸時代の噴火によってできた、その黒い山容は近くで見ると大きさがよく分かります。
柔らかく粒子の細かい登山道は、とても足をとられて歩きにくいです。
しっかりと力を出すために昼飯にします。いつもより少し多めのメニューを食べてこの先に備えます。まだ先のことを考えるとムリはできませんが一歩一歩脚を上げて登ります。
しかし1人のパートナーが遅れ始めました。
なんとか時間をかけて七合四勺のわらじ館(営業中)までたどり着きました。高山病の症状が出ていたため1人下山をすることに(*_*)残念です。
<八合目〜浅間大社奥宮>
もう1人のパートナーは山小屋でミネラルウォーター(500円)を買って3,000m超えの登りにそなえます。関東から来たというソロの登山者とお話しをしながらいいペースで浅間大社奥宮にたどり着きました。
お鉢のあたりは雪が残り、強風で身体が冷えます。登りはずっと半袖でしたが寒すぎます、ウィンドシェルを羽織り手袋をします。
剣ヶ峰に行こうか迷いましたが、まだ下界で待たせているパートナーがいるのと長〜い下りを考えると今回はパスかな〜と。(昨年は登ったので...)写真だけを撮りパートナーが上がってくるのを待って下山を始めます。
<大砂走り〜新五合目>
8合目あたりで空荷のランナー5人ぐらいとすれ違いました。めちゃくちゃ速く、驚きの走力です。あっという間に山頂にたどり着き下りでもあっという間に抜き去っていきました。富士登山駅伝競走大会に出る方達かもしれません。
下り始めてから七合目あたりまでは、強風で身体を何度も吹き飛ばされそうになりました。冬山のような強風にビビりました(*_*)
ストックを使い3点支持で身をかがめて時おり吹く突風をやり過ごし大砂走りまでたどり着きました。
今日のハイライトの下りを楽しみながら(トレラン用のシューズはメッシュ部分が多くゲーターをしても細かい砂が入りまくります)あっという間に新五合目まで下ってきました。
まだ約20Kmのロードがあるな〜と思っていたら、駐車場にぼくらの車が!
(*_*)なんでだぁ〜と駆け寄ってみると先に下山したパートナーがいました。携帯が上手くつながらず連絡がとれていなかったんですが。無事に新五合目まで下山をした彼は大石茶屋でコーラをがぶ飲みして、おかみさんと少しお話をしてからロードをトボトボと下っていたそうです。しばらくすると大石茶屋のおかみさんが車で下りてきて、駅まで送ってあげると言ってくれたそうです(^^)/幸運に恵まれ早々に車をピックアップできたそうです(感謝です〜)
しっかり2ヶ月かけてトレーニングを積みました。走力UPや筋トレなどを重ね今回の山行に備えました。どの山も想定していたことばかりではありませんがいろいろな出会いや助けがあり、今年の富士山も思い出深い旅になりました。
麓の駅から歩きはじめ、はるか遠くに見える富士山を目指して仲間と歩いた道のりは忘れられません。
下山後に富士八景の湯から見た日暮れの富士山はとても雄大で、街の灯りと空のグラデーションは浮世絵のようでした。しばらく見惚れてしまいました。
これからの夏山もたくさん楽しみます。
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