雪渓と尾根道の唐松岳
- GPS
- 07:31
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 958m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:47
天候 | 曇りたまに晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓 長いのが二ヶ所、短いのは三ヶ所 どれもアイゼンなしでいけましたが、下りはなしだと危険な箇所ありました |
その他周辺情報 | 下山後は白馬で宿泊、白馬は温泉も最高ですね! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
---|---|
備考 | アイゼンあったほうがよかったかな… |
感想
例年になく残雪の多い年、雨続き、台風まで来て、なんと前日にリフトも全線開通というギリギリっぷり。また登山道の状況も一週間どなたも登らないのか最新状況がつかめず本当にやきもきしてました。
まずは、前夜仕事終わりに出発、3時に黒菱第三リフトの駐車場に到着。
先着はわずか2台、さすが平日少ないですね…!
さっそく寝たものの、6時には目を覚ます。お、すでに快晴で白馬がキレイに見える…!
すぐに登りたくなるも、この日のリフトは8:15から。快晴のうちにいきたいのに…と恨めしく思ってジリジリまっていると、案の定、リフト開始時には雲がすっかり上がって見えなくなってました。しょんぼり…。
実はリフトを使わず、駐車場から登る選択もあったのですが、前情報では、かなり急登で時間がかかるというのでリフトを待ってしまったんです。
結果、この白馬を望む景色はやはり早朝しか見られなかったのでリフト待たなかった方は正解だったかと。
ようやくリフトが始まり登山開始。そうそう、前情報どおり虫がめちゃくちゃ多いです。朝起きたら車に山のようにコバエ?アブが何十匹もたかっていてゾッとしました。
全身まんべんなく虫除けスプレーをふりかけて、出発!
まずは八方池までの道のり。岩場もあるものの、さすがに整備されてます。がしがし行きますが、景色は真っ白。「晴れろー晴れろー」と心の中で念じながら第一ケルンに到着。
やはり展望はまったくなし…。
これはやはり八方池もだめか…、と思いながら以外に登りのきついゴロゴロの岩場を進む(これ、スニーカーの一般客大丈夫なんでしょうか…?)。
ほぼ、コースタイム通りに八方池到着。ちょっと前まで八割氷と聞いていた池の氷はほとんどなし。
眺望は…………あれ、少し雲の切れ間が! わずかに山々の顔が望む、やったー!!
ほんのわずかですが、見えたことに満足。おにぎり休憩もしつつ、景色を目に焼き付けてました。
ここからしばらくは白馬方面は見えないものの、行き先は眺望が良く、ついつい立ち止まってしまう。幸せな気分で進むと、ついに最初の雪渓に到着!
皆さんどうするのかな、と思っているとアイゼンは出さず、ストックのみで登る人がほとんど。しばらく先行者の様子を見させていただき、いけそうだ、と判断して私たちも登って見ました。
前情報だとこの雪渓は130Mほど。雪面は程よく踏ん張れ、滑りもしないので、思ったよりスイスイ進めました。帰りはここが一番の苦労する場所になるのですが・・・
ここをクリアして、しばらく登ると、ついに丸山ケルン到着。
ここから先はしばらくガスに覆われ、眺望は望めません。そうなると登るだけになるので、ガシガシ進む。この後大きめの雪渓が1つ。ここは難なくストックのみでクリア。そのあとも3つほど短い雪渓渡りの箇所がありましたが、全て赤い印をつけていただいているので、そこを通れば全く問題ありませんでした。
そしてふだんは巻き道の部分が全て通れなくなっており、全て急な尾根道部分へ。
何度も急登が続くので、息が上がる。ちらっと下にみえる巻き道、ああ、本当ならあそこでのんびり(には道が狭いですが)行けるのにー、と恨めしく目をやりながら、それでも何度も何度も尾根道を繰り返し登る。
そして最後の急な登りを越えると、ついに唐松岳が見えた!!
すぐ足元には唐松山荘。
やっとの事で見えた山頂にしばし無言で山並みを見つめてしまいました。ついでにおにぎり休憩をするも、ここも虫がいっぱい・・・
食べ終わったら、山荘には寄らず、最後のアタックに向かいます。
ここからの道はそこそこで、まただんだん雲も晴れて五竜方面の景色が良くなって来たのでテンションも上がり、あっという間に唐松岳、登頂!
山頂には5名ほどで写真を撮ってもらってから、しばらく周りの景色を堪能しました。その間にも五竜方面はどんどん晴れて来て、目が離せません。
きっと今が一番の景色何だろうなーとか、この先の五竜に行けるようになれるんだろうか・・・など色んな思いを巡らせながら、山頂の時間を過ごしました。
そして名残惜しくも、リフトの時間を考え、下山。
ついでに唐松山荘にもよると、またそこからの景色が素晴らしい!
本当に後ろ髪を引かれつつ、同じ道を引き返す。
帰り道は、真っ白だった尾根道がだいぶガスが晴れて、気持ちのよい道になっていました。景色がいいと、つい足元がおろそかになり、何度か砂利で滑ってしまい、改めて気を引き締めました。
そして、下りの雪渓へ。
細かい雪渓と、二度目の雪渓は問題なし。
登りで最初にあった130Mの雪渓がかなり溶け出して、踏ん張りが効かない、滑る急坂となっていました。
何とか降りれましたが、温度も上がり、雪が溶ける午後の下りは要注意です!
ここで大分体力を使ったのか、雪渓を過ぎてからスピードが上がらず、うっかり最終リフトの時間に近くなってしまいました。
登りはかなりコースタイムに気を使っていたのに、下りは達成感とまた雪渓の下りでついついここもおろそかになってしまいました。
常にここは気を配らないといけないですね、次回の反省です。無事、リフトで駐車場まで下山できましたが、やはり雪渓と尾根道でコースタイムより時間がかかってしまいました。もっと鍛えないとダメですね・・・!
とはいえ、雪渓や尾根道という普段できない体験をして、景色も見れて、楽しい山行でした!
11日に唐松岳に行こうと思っていたので
直近のレポ、大変参考になりました。
ありがとうございます。
やはり今年は雪が多いのですね。
6本歯のアイゼンで行けそうですか?
さすがに軽アイゼンじゃ心もとないですよね(^_^;)
小屋付近でガス晴れてよかったですね〜。
テンション維持にお天気は大事ですよね。
tobiuo1230さん、はじめまして!
11日にいかれるんですね。私も今回直近の登山道情報が欲しくても見つからず苦労したので、これから行かれる方に少しでもお役にたてれば、とアップしたのですごく嬉しいお言葉でした…!
雪渓ですが私が見る限りはどなたもアイゼンはつけてませんでした。
とはいえ、これからどんどん気温が上がって雪面状態が悪くなることもあるので、保険として6本でも持っていかれてほうがよいかと思います。(午後の雪渓わたりはけっこうすべりました…)
景色は八方池では残念でしたが、五竜岳方面は本当によい景色でした!
ぜひtobiuo1230さんもよい景色と出会えますように!
さっそくの返信ありがとうございました😊
小屋泊まりかサクサクって行って下で泊まろうか悩み中ですが
久しぶりのソロなのでのんびり小屋泊まりしてこようかなぁと思いました。
行って来ます!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する