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Yamareco

記録ID: 1187871
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

可能性を探しに 空木岳 〜登山スキルの等高線〜

2017年07月07日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:38
距離
20.7km
登り
1,981m
下り
1,965m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:01
休憩
1:38
合計
9:39
距離 20.7km 登り 1,981m 下り 1,983m
7:54
9
空木岳登山口下駐車場
8:17
8:18
15
9:06
9:11
24
9:35
9:41
8
9:49
41
10:30
10:38
2
10:40
10:42
12
10:54
37
11:31
11:33
28
12:01
12:11
21
12:32
12
12:44
13:35
6
13:41
13:43
16
13:59
17
14:16
16
15:01
19
15:20
8
15:28
15:29
34
16:03
5
16:08
16:09
17
16:26
16:27
24
16:51
16:52
12
17:04
17:09
2
17:33
空木岳登山口下駐車場
登山者用駐車場までの林道が崩落しているため、7/3より林道上部が通行止めです。
駐車場から30分程度下のスペースに止めることになります。
天候 晴れ(山頂だけガスが切れにくい。)
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
避難小屋方向から登ろうとすると、避難小屋の少し上から山頂直下の小屋まで残雪あり。
腐り雪で歩きにくい。
残雪の下を雪解け水が流れており、いつ踏み抜くかわからない恐怖が付きまとう。
これから縦走で上がっていく方はこっちのルートは踏み入らないほうが良いかもしれません。
林道の終点までは行けず一つ下の駐車場から歩きます。
7月最初の金曜日、晴れの朝7時半時点でほぼ満車。
2
林道の終点までは行けず一つ下の駐車場から歩きます。
7月最初の金曜日、晴れの朝7時半時点でほぼ満車。
事前確認をお願いします。
事前確認をお願いします。
定刻で入山。
標高差1,649メートル日帰りで頑張ります!!
2
定刻で入山。
標高差1,649メートル日帰りで頑張ります!!
上の林道に合流。
上の林道に合流。
閉鎖されている林道終点の駐車場。
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閉鎖されている林道終点の駐車場。
どんどん雲が切れていく。
どんどん雲が切れていく。
入山します。
最初は里山のような一般的なハイキング道。
最初は里山のような一般的なハイキング道。
結構登山道が複雑にからみあっていて、こういう分岐点がいくつもあるため迷わないように注意が必要です。
ここは池山との分岐点。
結構登山道が複雑にからみあっていて、こういう分岐点がいくつもあるため迷わないように注意が必要です。
ここは池山との分岐点。
これなんでしょう?
こういうのがこの山にはたくさんあった。
これなんでしょう?
こういうのがこの山にはたくさんあった。
この辺りの樹木はみんな背が高い。
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この辺りの樹木はみんな背が高い。
水場に到着!
すごくおいしい(^^)
是非どうぞ!
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水場に到着!
すごくおいしい(^^)
是非どうぞ!
しっとりとした雰囲気が漂う森。
しっとりとした雰囲気が漂う森。
じめじめしているのとは違う。
じめじめしているのとは違う。
上りは登山道経由で進みます。
上りは登山道経由で進みます。
この山は緑がすごく多い。
雪が多い北アルプスではこういう雰囲気はあまり見ない。
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この山は緑がすごく多い。
雪が多い北アルプスではこういう雰囲気はあまり見ない。
今日は暑くなりそう。
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今日は暑くなりそう。
親切すぎるハシゴ。
ここにハシゴはいらないです(笑)
親切すぎるハシゴ。
ここにハシゴはいらないです(笑)
この場所は谷から冷たい風が吹き上がってきていてすごく気持ちが良かった。
この場所は谷から冷たい風が吹き上がってきていてすごく気持ちが良かった。
何度も言うけど、木々の成長っぷりが半端ない!!
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何度も言うけど、木々の成長っぷりが半端ない!!
自分の上空に木がなくなるとすごく暑いっ‼
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自分の上空に木がなくなるとすごく暑いっ‼
秘境感抜群です❗
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秘境感抜群です❗
このハシゴは少し意味がある。
このハシゴは少し意味がある。
こういう木々の合間から垣間見る空が好き❤
こういう木々の合間から垣間見る空が好き❤
途中岩場も少しある。
途中岩場も少しある。
ここが地獄とかいう場所でしょうか?
難所って書かれている場所もあるけど、ある程度の山岳経験者であれば特に問題になるような場所はありません。
そもそも極端に経験の浅い方が立ち入るような山ではないし。
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ここが地獄とかいう場所でしょうか?
難所って書かれている場所もあるけど、ある程度の山岳経験者であれば特に問題になるような場所はありません。
そもそも極端に経験の浅い方が立ち入るような山ではないし。
とてもみずみずしくて草木の香りに心癒される〜
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とてもみずみずしくて草木の香りに心癒される〜
痩せ尾根を抜けると徐々に樹木が減ってきて、森林限界は近い!!!
痩せ尾根を抜けると徐々に樹木が減ってきて、森林限界は近い!!!
尾根道と谷道の分岐点。
上りは尾道で進みます❗
尾根道と谷道の分岐点。
上りは尾道で進みます❗
森林限界突破!
空木岳のピークが見えた🔺
2
森林限界突破!
空木岳のピークが見えた🔺
ガスの流れが早く、かっこいい‼‼
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ガスの流れが早く、かっこいい‼‼
上空に雲が来た!
山頂に着くまではこれでいい。(暑いから)
上空に雲が来た!
山頂に着くまではこれでいい。(暑いから)
少しいじればテント場になりそうな場所がいくつもあるけど、中アでは木曽駒ヶ岳と中岳の間以外はテント設営厳禁らしいのでご注意を!
少しいじればテント場になりそうな場所がいくつもあるけど、中アでは木曽駒ヶ岳と中岳の間以外はテント設営厳禁らしいのでご注意を!
駒岩と言うのが地形図に書かれていたのでこれかと思い近づいてみたけど、すごく小さかった。
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駒岩と言うのが地形図に書かれていたのでこれかと思い近づいてみたけど、すごく小さかった。
暑い。暑い。暑い。
じりじりと焼かれる感触。
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暑い。暑い。暑い。
じりじりと焼かれる感触。
そして登りが続くと汗がでてくる。
でも室湿度が低く乾きは良い。
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そして登りが続くと汗がでてくる。
でも室湿度が低く乾きは良い。
あれ?あっちが駒岩じゃない?
かなり巨大!
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あれ?あっちが駒岩じゃない?
かなり巨大!
やはりこっちが駒岩だった。
写真では伝わらないけど総二階建ての一軒家位の大きさ!
やはりこっちが駒岩だった。
写真では伝わらないけど総二階建ての一軒家位の大きさ!
駒岩の上から
駒岩の上からこれから進んでいく稜線。
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駒岩の上からこれから進んでいく稜線。
駒岩の上から。
ガスの中から見え隠れする山々でアルプス感は抜群!
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ガスの中から見え隠れする山々でアルプス感は抜群!
空木岳への稜線を見上げる。
最後の上りは結構急に見える。
2
空木岳への稜線を見上げる。
最後の上りは結構急に見える。
山荘に着いたけど営業はしていません。
2
山荘に着いたけど営業はしていません。
ガスがなければこのテラスからの眺めはかなり良さそう♪
ガスがなければこのテラスからの眺めはかなり良さそう♪
さぁ最後の急登に入った!
ピークはまもなくです。
さぁ最後の急登に入った!
ピークはまもなくです。
駒ヶ根高原を2,000メートル眼下に臨む。
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駒ヶ根高原を2,000メートル眼下に臨む。
こっちが南峰かな?
疲れて行く気なし。
っていうかもうこれで大満足!
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こっちが南峰かな?
疲れて行く気なし。
っていうかもうこれで大満足!
残念なことに山頂だけガスがかかっていて眺望が悪い。
でもここまでの稜線上でアルプス感を満喫したからよしとする。
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残念なことに山頂だけガスがかかっていて眺望が悪い。
でもここまでの稜線上でアルプス感を満喫したからよしとする。
山頂一帯は広くてハイシーズンでもキャパは十分。
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山頂一帯は広くてハイシーズンでもキャパは十分。
帰りは避難小屋方向に降りてみようと思います。
帰りは避難小屋方向に降りてみようと思います。
山頂から避難小屋方向に降りるといきなり残雪登場!
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山頂から避難小屋方向に降りるといきなり残雪登場!
しかも雪は腐っている。
しかも雪は腐っている。
この雪の下で川が流れている音がする。
日々雪が溶けているらしく踏み跡は少ない。
いつ踏み抜いて水に落ちるかもわからない恐怖心と闘いながらギャンブル的な下山(笑)
この雪の下で川が流れている音がする。
日々雪が溶けているらしく踏み跡は少ない。
いつ踏み抜いて水に落ちるかもわからない恐怖心と闘いながらギャンブル的な下山(笑)
所々雪が切れ落ちて大量の水が雪の下に流れ込んでいくのが見える。
この水は相当冷たい。これから縦走しようっていう方はこっちのルートは使わないほうが良いかもしれません。
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所々雪が切れ落ちて大量の水が雪の下に流れ込んでいくのが見える。
この水は相当冷たい。これから縦走しようっていう方はこっちのルートは使わないほうが良いかもしれません。
残雪を無事に突破し空木平に到着。
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残雪を無事に突破し空木平に到着。
避難小屋に到着。
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避難小屋に到着。
避難小屋からはしばらく上りが続きます。
すごくもったいない。あんなに苦労して残雪の上を降りてきたのに…。
避難小屋からはしばらく上りが続きます。
すごくもったいない。あんなに苦労して残雪の上を降りてきたのに…。
この辺から写真が減ります。
理由は疲れてきたから。
2
この辺から写真が減ります。
理由は疲れてきたから。
あれどこの山だろうね?
元気だったら調べるんだけどそんな気力無し。
今はとっとと降りたい気持ちでいっぱい。
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あれどこの山だろうね?
元気だったら調べるんだけどそんな気力無し。
今はとっとと降りたい気持ちでいっぱい。
南アルプス!
もう景色なんてどうでもいい。
早く降りたい。
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南アルプス!
もう景色なんてどうでもいい。
早く降りたい。
登るとき撮り忘れたけど、この辺が痩せ尾根と呼ばれている場所。
ー幅は1メートル位で両側切れ落ちている。
所々、計100メートル位?はこんな道が続いている。
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登るとき撮り忘れたけど、この辺が痩せ尾根と呼ばれている場所。
ー幅は1メートル位で両側切れ落ちている。
所々、計100メートル位?はこんな道が続いている。
下山は遊歩道コースを選択。
下山は遊歩道コースを選択。
この高度まで降りてくると背の高い樹木が増えてくる。
2
この高度まで降りてくると背の高い樹木が増えてくる。
密林を抜けきった。
密林を抜けきった。
駐車場近くまで到着。
駐車場近くまで到着。
夕方からガスが上がり始め、だいぶ視界が悪くなってきた。
夕方からガスが上がり始め、だいぶ視界が悪くなってきた。
遠くで雷鳴も聞こえる。
危ない感じなのでとっとと駐車場に戻る。
遠くで雷鳴も聞こえる。
危ない感じなのでとっとと駐車場に戻る。
駐車場の少し上から外界を見下ろす。
まもなく帰還。
駐車場の少し上から外界を見下ろす。
まもなく帰還。
駐車場へ帰還。
なかなか疲れた。
駐車場へ帰還。
なかなか疲れた。

感想

テント場がないこの山は日帰りするしかなく、今回初挑戦!

地形図に表現されない高低差数メートルのアップダウンが幾重にも連なり、累積標高差は往復で3,811メートル、距離は同20キロを超えた。
疲れるレベルです。

世の中にはすごい人がたくさんいる。
特にこの山域はレベルが高く、この行程を余裕でこなしているように見える。

決して早く登りたいわけではなく早く登るのがいいとも思ってもいないけど、限られた時間の中で山に登ろうとするとき、ペースが遅いと行ける山がどんどん限定されてしまうのが現実。

自分はアルプス山域以外のほとんどの山では相当速いペースで歩くことが多く、追い抜かれる事はほぼ皆無。
しかし空木岳はだらだらと登りだらだらと下るこの感じは精神的に追い込まれる。
しかも木々で視界が遮られこの上なくツマラナイ。

今後の山行計画に活かしていきたいと思う。

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