残念な皇海山-鋸山
- GPS
- 05:20
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 957m
- 下り
- 952m
コースタイム
天候 | 曇時々雨。ガスで視界無 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・栗原川林道は、それ程狭くなく、勾配やカーブもそれ程厳しいとは感じなかったが、落石の多さと落石が尖っているのが特徴で、パンクには注意が必要。 ・皇海橋の前後に駐車スペース有り。20台程度 ・皇海橋手前に水洗トイレ(但し、水洗の水は飲用不適)と登山届等がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<道路状況> ・栗原川林道を利用。国道120号追貝からの分岐は表示が無いので、吹き割の滝市営駐車場の表示が右に有るので、そこを右斜めに真直ぐ入る。以後は注意していれば部落内要所に”皇海山→”が有るので迷う事はない。 ・栗原川林道は、それ程狭くなく、勾配やカーブもそれ程厳しいとは感じなかったが、落石の多さと落石が尖っているのが特徴で、パンクには注意が必要。 ・皇海橋の前後に駐車スペース有り。20台程度 ・皇海橋手前に水洗トイレ(但し、水洗の水は飲用不適)と登山届等がある。 ・林道の途中には、登山者だけではなく、渓流釣りと思われる車が途中に結構駐車している。 <登山道> 取り立てて危険と言う所は無いが、以下注意 ・不動沢は、雨天などで水量が増えると、渡渉個所や、沢上部で沢の真ん中を歩くときに、水が流れている中を歩くことになる。 ・不動沢から尾根への取り付きが、非常に滑りやすい。 ・ルートの中に、熊笹の茂った部分が有る。(不動沢下部は刈り取り済)特に鋸山へのルートは、胸まで熊笹が有る部分もあり、且トレースが見つけにくい。足元が見えないので木の根や段差で、転倒や捻挫をしないように注意が必要。 ・鋸山への登りは、しっかりした岩場は問題ないが、ガレ混じりの岩場は雨天時スリップしやすい。 ・鋸山へのコースの途中で、沢に迷い込みやすい場所が有る。(特に不動沢のコルへ戻る途中) |
写真
感想
折角水上温泉での、小学校同級会の”古希の祝”に出席するのだから、移動費を有効に活用することにし、所要時間の少ない皇海山に登ってから、合流することにした。
先週の巻機山より、大分距離的に近いので、ゆっくり移動する。
沼田ICからR120を進み、追貝で栗原林道側に分かれる。沼田市HPでは、”分岐が有り二つの橋の内右側の古い橋を渡る”と書いてあるが判りにくい。
それより、市駐車場の看板がはっきりするので、吹き割の滝手前の市営駐車場に入る方向に右折するのが正解。その後追貝の部落内は、右折-右折方向になるが、要所にしっかりした皇海山の表示があり。迷うことはない。
栗原川林道は、今まで走った林道の中では広い方で、走り易い。しかし、ガスで視界が10mも無い位なのと、落石が多く鋭角の落石はパンクを誘起させそうなので、新しい落石を除けながら走る。
ここ数日の雨の為か、水たまりが多い。しかし、他の林道の様に深い所はなく、ドロだらけになることを気にしなければ、走行に影響はない。
しかし、この林道はやはり長い。登山口6時の計画だったので、途中から少しスピードを上げるが、皇海橋には30分も遅れてしまった。
皇海橋に着いた時に、ガスが上がり始めた。予報よりも天気は早く回復するかな?
立派な橋の対岸の一台を含め、既に4台到着していた。内2台が九州ナンバーにはびっくり。世の中には、元気な人が居るものだ。
登山届(ここでは登山者名簿のノートが設置されており、ここのフォームに登山者情報を記載する)に記帳する。唯、昨今の個人情報保護の風潮もあり、記載欄に氏名しか記載していない人もいた。(沼田市の表示では、携帯が通じないので、住所、電話迄記載するように指導している)
登山口から数分林道の続きを歩き、一寸河原側に下ると、直ぐに渡渉地点になる。
やや水量が多めだが、靴の底が一寸濡れる程度で渡渉出来た。
ここからは、不動沢沿いのゆるやかな道を登る。途中数回小沢を渡るが、踏み石が並べてあるなどで、問題ない。
最初の内は、登山道脇の熊笹を刈り取って有ったが、中間点の前後は熊笹で足元が見えない部分が有る。
中間点を過ぎて暫くすると、不動沢の中をひたすら登るようになる。少し傾斜もきつくなり、水の流れの上(水の中と言う程ではないが、石の上とも言えない)を歩く。
流れの音が小さくなってくると、ヒメハルゼミの声が大きくなる。
相変わらずガスが濃く、時折小雨が降ってくる。
沢から尾根?への取り付きは急斜面で滑る。
しかし、急登を少し頑張ると、不動沢のコル。
何にも見えないので、皇海山へ向う。登山道は、手が入っておらず自然のままで、晴れていればとても楽しい道になると思う。
熊笹こぎや、倒木歩きなどを頑張ると皇海山頂上。しかし、何にも見えない。
一寸休んで戻り、鋸山へ向かう。鋸山への登山道の方が、もっと自然のままで、熊笹をかき分けるルートは、油断していると間違えてしまう。何となく数十年前の西丹沢の尾根歩きを思い出した。
鋸山への最後は、少し岩場が出てくる。最初の岩場はしっかりした岩で、ホールドもスタンスも楽で安心して登れるが、頂上直下はガレ混じりで、雨でぬれた状態では滑りやすい。軽登山靴で来たので、靴底が滑りやすく、安全の為張ってあるロープを少し使わせてもらう。
頂上はやはり何の視界も無。庚申山から来て六林班側へ降りると云う男性2人パーティに記録写真のシャッターを押して貰い、一寸休んで早々に退散。
下りの途中で、花や鳥を探して油断していたら、ルートを間違えて沢に下りてしまった。そのお陰で、満開のシロヤシオツツジの木を見つける事が出来た。石楠花もシロヤシオも殆ど散ってしまっていたのでラッキーだった。
尾根の登山道を探しながら、先に進むと何となく人が歩いているような感じがする部分が有る。どうもこのルートに入ってしまった人が他にも居そうな気がする。
10分弱で登山道に戻る。
視界は一向に回復しないので、休憩は取らずに不動沢を下る。これまで4パーティ6人しか遭って居らず、日曜日なのに登山者が少ないと思っていたら、この時間になって登ってくる人が多く居て、結局登山口までに6パーティ30人ほどに遭った。
中間点手前あたりから、薄日が差し始めた。
最後の渡渉点で、靴や雨具などを洗濯してドロを落とす。
皇海山前後で遭ったパーティは、鋸山へ行かなかった様で、駐車場の車は全部入れ替わっていた。
今回の山行は、視界無く、鳥の撮影はゼロ、又花もこれと言った物も無く、単に登っただけとなり、一寸物足りなかった。
ゆっくりと同級生の待つ水上温泉のホテルへ移動する。
本日の走行距離;250.9km
本日の歩数 ;20,500歩
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