那須/茶臼岳〜朝日岳〜三本槍〜中ノ大倉尾根下降
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 946m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ、にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【下山】バス・北湯入口〜黒磯駅 |
写真
感想
この週末は宇都宮ベース。今朝は黒磯に移動して那須山塊へ。黒磯を訪れるのも8年ぶりである。那須の山を登るのも10回目かな。ボロッちいイメージの那須岳ローブウェイもリニューアルしていた。一気に茶臼岳の直下まで上がるが、何せ体調がイマイチ。先週とその前と雨降りの山行だったので、暑い日差しに体がビックリしてるのかなあ。でも言い訳してる場合でもないので必死で登る。
茶臼岳の頂上は6回目。今回はお鉢巡りをしてみた。規模は小さいけど、山の中腹からは随時噴気の出ている正に生きている山である。峰ノ茶屋に下り、朝日岳へ向かう。朝日岳の肩や熊見曽根辺りまでは人も多いね。梅雨空ながらも暑い日差しを受けながらも清水平・三本槍と進む。ここまで来ると静かです。もう20年以上前だけど、ここから更に北上して甲子山まで抜けた事が2回あったね。懐かしいです。
さあ下りは中ノ大倉尾根です。実を言うと僕は冬山の洗礼を初めて受けたのが那須の山でした。23年前の2月にこの中ノ大倉尾根をラッセルで登って来たんですね。清水平でアイゼン装着し、隠居倉を経て三斗小屋へ。そして翌日は猛烈な風の峰ノ茶屋で必死にはいつくばりました。まあ思い出の山ですよ。
初めての厳冬期に悪戦苦闘した長大な尾根というイメージがあったけど、今になって無雪期にヒョィと下りちゃえば、清水平から2時間弱で北温泉まで下れちゃうんですね。それもきちんて笹も刈ってあり、水切りもね。もちろんメインは峰ノ茶屋やローブウエイのコースでしょうが、こっちも結構歩かれている道ですね。下部のブナ林はおみごと。霧に霞んで幻想的でした。
北温泉でお風呂に入る。ひなびた山の温泉ムードたっぷりの場所ですよ。20分ほど歩いて東野交通のバス停へ。今日はこれにてゲームオーバー。もう夏山シーズンだね。
そうなんです。中の大倉尾根!、私は大好きです。峠の茶屋から峰の茶屋は那須を登る人ならセオリーなところですが、この中の大倉尾根、なかなか距離もあるし、樹林帯から森林限界を超え、清水平を経て那須の最高峰三本槍岳に抜ける尾根筋、変化に富んでおもしろいのです。特に秋と初冬の激変する風景、真冬はスノーハイキングも楽しく、春先も量は少ないけれど、数十酒類の高山植物とも出会える場所です。苦しくても、つらくても、いい思い出が残せる尾根だと私は思っています。
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