阿弥陀岳南稜
- GPS
- 09:01
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,313m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡はしっかり有り、バリエーション初級のルート。P3直登かP3ルンゼ登攀かで、★4か★5に分かれる。P1、P2は直登できるが岩が脆く、誰も登っていないようだ。P3ルンゼ内には30m地点にリング、35m地点にリングと捨て縄がセットされている。40m地点の岩にリングが2つあり、引上げセットが構築できる。P4は左側から巻けば簡単に本峰に向かえる。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
ハーネス
ATC
ほか
|
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共同装備 |
50mロープ
30mロープ
ツエルト
4人用テント
|
感想
名古屋を夜9時出発し、船山十字路に夜11:30到着、テント設営して仮眠。
翌日4時起床し、朝食を取り、4時45分出発。天気も良く、名古屋の暑さに比べると快適な朝を迎えた。広河原橋を越えて、少し行くと古ぼけた阿弥陀岳の標識を右折して、立場山の尾根に取り付く。朝一番の急登のため、中々体が言うことを聞いてくれない。重い体に鞭を打ち尾根に上がる。取付きの尾根は踏み跡だらけで何処に行っても尾根が上がれるが、記憶に残っている踏み跡に沿って登ると尾根に大岩があり、それが目印だ。
後は尾根を外さづ登れば立場山までは、尾根の急登だが、比較的容易い道だ。 この山は、至る所に森林組合の境界線の杭が打ち込まれている。中には、入ったら罰金10万円と書いてある。松茸の山なのか?不思議な光景だ!尾根を辿ると立場山に到着するが、まったく見晴らしはない山だ! 立場山から30分ほどで青ナギだ。南側が土砂崩れにあったような地形だ。青ナギを過ぎれば、無名峰、P1、P2を超えていく。P3取付きで装備を装着し、P3ルンゼを登る。
P3ルンゼ取付きは結構嫌らしく、滑りもあるルンゼで一歩一歩登り、30m地点のリングにヌンチャクをかけ、ルンゼの中央の岩のリングにもう一本ヌンチャクをかける。登り10m上にダブルの支点があるそこで引上げシステムを構築。フォローの2人はクレイムハイストで軽快に登ってきた。SLを最後に引上げ、P3ルンゼの登攀を完了し、P3の尾根に到着。
尾根の上に上がると、行者小屋からの一般道を登ってくる登山者が数珠繋ぎで登ってくる。P4の左側を巻いて、本峰の岩場を40-50m登れば、阿弥陀陀岳頂上だ。頂上で記念写真を撮り、休憩した後、下山路は御小屋尾根ルート。
摩利支天の岩場を越えれば、後は1時間程のガレガレの登山道を下る。御小屋尾根のフワフワな登山道に入ればこっちの物だ!御小屋山の標識から一路船山十字路目指し下山した。下山直後、雨が降り出し、温泉に直行した。約9時間程の山旅であったが、夏山訓練に十二分なトレーニングを積むことができ、一同満足して帰名した。
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