平ヶ岳に舞う大粒の雨の登山道

2017年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 8.6km
• 登り: 977m
• 下り: 978m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 0:10
• 合計: 6:23

距離 8.6km 登り 982m 下り 978m

5:21 中ノ岐林道登山口
8:10 池ノ岳
8:42 8:52 平ヶ岳三角点
9:21 池ノ岳
11:44 ゴール地点

雨のなか、急登の登山道は沢のようでした。
玉子石分岐に入ると、雨は小雨になった。
周囲の山の展望はなし。

天候

大雨の後、小雨。

アクセス

利用交通機関：

バス

山荘のマイクロバスで、中ノ岐登山口まで移動。（約1時間半）

コース状況／危険箇所等

雨で沢登のような登山道。

写真

7/17 4:14

奥只見山荘のマイクロバスで、国道352号線を走り、中ノ岐林道入口のゲートを開ける。登山口までさらに12Km。
林道を管理する銀山平の旅館に宿泊すると通れる。

7/17 4:24

昭和61年に皇太子が平ヶ岳を登るときに、林道と登山道が整備されたとのこと。
それにしても、登山口までが遠い。
岩床を流れる中ノ岐川の水量は多い。

7/17 5:21

大粒の雨の中、中ノ岐登山口からスタート。

7/17 5:25

最初に渡渉点あり。

7/17 5:26

水量が多く、ダイナミックな流れ。

7/17 5:28

キヌガサソウだ。
雨のなか、毅然と咲いている。

7/17 5:56

30分程登ると後方の視界が開けた。
谷あいに残雪がのこる。

7/17 6:14

大きな杉。
急こう配とカッパで汗だくだ。

7/17 6:27

杉の株のところで一休憩。

7/17 7:21

登山道は、すでに泥の川状態。

7/17 7:37

2時間ほどで、急登は終わり、パラダイスに。

7/17 7:41

玉子石との分岐を通過。
雨が小雨になり、一瞬、視界が開けた。

7/17 7:53

高層湿原のなかを木道歩き。汗が冷えて寒い。
天気が良ければなぁ。

7/17 7:53

ヒメシャクナゲが慎ましく。

7/17 8:03

大きな雪渓。
表面がデコボコして歩きにくい。

7/17 8:31

平ヶ岳への最後の登り。
ここも泥の川。

7/17 8:37

霧雨の湿原のなかを進むと、

7/17 8:47

木道に分岐点が現れ、

7/17 8:44

平ヶ岳山頂に到着。
山頂自体は、木に覆われていて、雨でなくても展望は良くないようだ。

7/17 8:57

来た道を戻る。
天気がよければ、燧ケ岳をはじめとする山々が一望できるのだが。。。
ワタスゲも雨に濡れて、元気なし。

7/17 9:00

アズマシャクナゲが、木道の両脇を彩る。

7/17 9:00

品のある、きれいな花。

7/17 9:19

緑に薄いピンクが映える。

7/17 9:20

しっとりした光景。

7/17 9:20

湿原のなかを進む。
ツアーの行列と広がる湿原。人と自然が一体になったようで、結構、こういう構図が好き。

7/17 9:20

雨模様でも、すごく気持ちがいい。

7/17 9:25

大きな雪渓。

7/17 9:26

雪渓を覆う霧。

7/17 9:31

初夏に咲くチングルマ。
咲くのは1週間程度だという。

7/17 9:40

ふんわりアズマシャクナゲ。

7/17 9:40

平ヶ岳のゆったりした姿。
左手が山頂方面です。

7/17 9:40

黄緑の低木のなか。

7/17 9:41

玉子石は、右の小高い山から少し下ったところにあるらしい。

7/17 9:42

玉子石分岐を通過。
いつの日か、天気の良い日に玉子石は見よう。

7/17 10:42

急坂を下る。

7/17 11:06

ブナの木を見ると落ち着く。

7/17 11:13

杉の木のところを通過。
逆r 型に、枝が急カーブしている。

7/17 11:13

雨があがり、朝は見えなかった反対の山の頂きもよく見える。

7/17 11:34

タニウツギも谷あいに。

7/17 11:38

きれいに咲いている、キヌガサソウのところを通過。

7/17 11:39

クヌガサソウの中心を見ていると、吸い込まれそう。

7/17 11:40

渡渉点に到着。
幸いにして、雨もやみ、無事橋を渡れた。

7/17 11:42

登山口まですぐ近く。
マイクロバスが見えてホッ。

7/17 12:33

中ノ岐林道に流れる沢からの水。
滝や沢から、そのまま林道を横切って流れているので、大雨になると、通行できなくなるとのこと。

7/17 12:37

中ノ岐川から分岐する滑滝の川。
平ヶ岳に登山道なく、深田久弥はこの滑滝のところから登ったようだ。現在は水が多いが秋になると涸れ沢となる。

7/17 14:37

マイクロバス前方席にて1時間半のドライブを楽しみ、奥只見山荘に到着。
風呂を浴び、ビールと蕎麦を味わった。
皆さん、お疲れさまでした。。。

いつとは言えないけど、いつかまた来ます。。。

撮影機器：

Canon EOS M2 Canon

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール

感想

kaitoron

生憎の天気で、玉子石と姫ノ池はパスし、最短ルートの湿原歩きでした。
雨がこれ以上降ると、引き返すこともありでしたが、平ヶ岳の山頂は無事踏めました。

最近の登山、晴天が続いていたが、帰ってから思うに、こういう雨の日は体がクールダウンできて、皮膚呼吸の水分補給もできていいもんだ。負け惜しみかな。