入笠山
- GPS
- 02:39
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 250m
- 下り
- 312m
コースタイム
テイ沢分岐 0708
大阿原湿原入口P 0720-25
首切登山口 0739
入笠山 0755-0807
お花畑 0820
御所平峠 0825
入笠湿原(西口) 0840
ゴンドラ山頂駅 0902
入笠湿原(東口) 0915
入笠湿原(西口) 0922
御所平峠(BS) 0930-40
バス
大阿原湿原入口P 0946-55
天候 | 晴れのち曇り。展望NG |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
(町役場に確認したところ、入った車が出るのはかまわないとのこと) 帰り、御所平峠から大阿原湿原駐車場までバス。ちょっとずるい。 マイカー規制は以下等を参照 http://www.fujimipanorama.com/summer/pdf/nyukasayama_chirashi.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩道は問題なし。 車で入る場合は鹿に注意 |
写真
感想
前週の山行(篭ノ登山)の後、後知恵で入笠山にしておけば良かったと思ったのだが、
その後、靴の破損に気づくも買い換えは間に合わず、加えて水曜日の飲み会で腰痛が悪化。
天気予報は前週同様イマイチ。こんな状況でまた風雨に叩かれるのは堪らないという考えもあり、
二週連続の軽登山になったが、結局ここ入笠山に来た。
規制時間前なので大阿原湿原駐車場まで車で入れる。
(入った車が出るのはかまわないとのこと。町役場に確認済み)
途中濃霧、鹿を3回ほど見る。大阿原湿原では雲の上に出て晴れ。
大阿原湿原は天気が良かったせいもありって、なかなか気持ちが良かったが、
花はレンゲツツジ、シロバナヘビイチゴとウマノアシガタ、若干のクリンソウのみ。
入笠湿原や櫛形山の状況から見て、他は食害で全滅したものと思われ、花が目当てならば来る価値無し。
駐車場に戻ったあと、車道と登山道を各々15分位で入笠山山頂に着く。
ここも花はレンゲツツジだけにしろ、気持ちの良い場所だが、展望は南方のみ若干開ける程度。
しかも悪くなる一方なのであきらめて下る。
岩場迂回コースというのもあるが、岩場といっても一箇所鎖があるだけ。
下っていって鹿よけネットをくぐると、急に植生が豊かになる。
(ちなみにこの種の落差が最も極端だったのは、2008年の聖平。試験的に囲った場所には溢れるばかりに
花が咲き、他の場所はマルバダケブキのみが残って異様な気持ち悪さを呈していた)
ヨツバヒヨドリ(これから)、アヤメ(最盛期)、キバナノヤマオダマキ(最盛期手前)等。
御所平峠から入笠湿原までの間はクリンソウが見事。
北海道でクリンソウは、ごくごく限られた場所にしかなく、完全な希少種であり、見たことはなかった。
東京に引っ越したあと、わざわざ日光千手ヶ浜まで見に行ったりしたのだが、
もっと近いところにこんなにあったとは。(あと、たまに普通の庭先にも植えられているようですね)
もっとも、これも鹿の食害がらみなのだろうが。
入笠湿原も囲われており、クリンソウ、レンゲツツジ、アヤメ、キバナノヤマオダマキ、ウマノアシガタ、
キバナノニガナ、スズラン(終わり間際)等、花々が美しい。
アツモリ草植物園は、ホテイアツモリソウ(傷みはじめ)、シモツケ、ヨツバヒヨドリ(これから)等。
傷みはじめてのアツモリソウではあるが、これも実は全種類全く今まで見たことがなかったので、
まあ良しとしよう。(バス待ちの間に聞いた話ではキバナアツモリソウもどこかにあったとか)
もう一度入笠湿原と、クリンソウの群落を見て御所平峠へ戻り、
バスで大阿原湿原駐車場まで戻った。
花はきれいだったが、山行としてはあまりに物足りなかったので、
せめて沢入登山口から歩くべきであったか?
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