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記録ID: 1201934
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ハイキング
東北

【登山道が消える!】大六天山 針浜コース

2017年07月17日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.5km
登り
367m
下り
367m

コースタイム

日帰り
山行
2:20
休憩
0:40
合計
3:00
10:20
90
11:50
12:30
50
13:20
0
13:20
ゴール地点
天候 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR石巻線 浦宿、またはミヤコーバス浦宿駅
コース状況/
危険箇所等
このコースは
1)街中〜登山口まで
2)登山口〜尾根に取り付くまで
3)尾根〜頂上
の3パートに分かれます。
ガイド本(とくにYとK谷社刊)にはそれほどの山ではないように書かれていますが、
1)の「登山口がわかりにくい」、
3)の「尾根に出てから登山道がほとんど消えている」
という点に注意が必要です。
標高も高くなく所要時間もそれほどではありませんが、初心者だけで登るより、ある程度の経験者がついて引率して登ったほうがよいコースです。また、シカが多数棲息する山域でヤブこきがありますので、ダニやヒル対策も必要です。靴は最低限くるぶしまで覆えるタイプのものを。事実、私の右足首もなにかかゆいと思ったら、、、  。
ピクニックで登りたいのであれば、コバルトライン大六天展望台からのコースをお薦めします( hinazoさんの登山記録; https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-784431.html )。
その他周辺情報 温泉:女川駅前「ゆぽっぽ」 http://onagawa-yupoppo.com/
食事は女川駅前に数軒ありますが、電車やバスを利用の場合は本数が少ないので時刻表をよく調べたほうがよいです。クルやバイクをおすすめします。
JR浦宿駅を降り、針浜集落へ。
2017年07月17日 13:36撮影 by  E2200, NIKON
7/17 13:36
JR浦宿駅を降り、針浜集落へ。
変形四叉路を左奥へ(赤い車があるほう)。登山口の案内はありません。
それ以降は道なり、舗装路歩きです。途中、森の中も通過します。
2017年07月17日 13:32撮影 by  E2200, NIKON
7/17 13:32
変形四叉路を左奥へ(赤い車があるほう)。登山口の案内はありません。
それ以降は道なり、舗装路歩きです。途中、森の中も通過します。
開けたところの三叉路を左。案内板はありません。
2017年07月17日 13:26撮影 by  E2200, NIKON
7/17 13:26
開けたところの三叉路を左。案内板はありません。
登山口前はクルマが数台停められます。「登山口」などの表示はありません。
2017年07月17日 10:15撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:15
登山口前はクルマが数台停められます。「登山口」などの表示はありません。
登山口。舗装路の右へ分岐します。白いガードレールを見落とさないようにしてください。小さい看板はありますが、車だとうっかり通過してしまいます。
2017年07月17日 10:16撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:16
登山口。舗装路の右へ分岐します。白いガードレールを見落とさないようにしてください。小さい看板はありますが、車だとうっかり通過してしまいます。
登山口。YとK谷社の「宮城県の山」に掲載されている登山口の写真とはずいぶん違っており、誤掲載ではないかと思われます。
2017年07月17日 10:16撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:16
登山口。YとK谷社の「宮城県の山」に掲載されている登山口の写真とはずいぶん違っており、誤掲載ではないかと思われます。
最初は非舗装の林道歩き。
ワラビだらけです(シカはワラビを食べない)。
2017年07月17日 10:27撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:27
最初は非舗装の林道歩き。
ワラビだらけです(シカはワラビを食べない)。
ほどなく林道から登山道に分かれます(右へ)。
2017年07月17日 10:30撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:30
ほどなく林道から登山道に分かれます(右へ)。
案内はしっかりしています。
2017年07月17日 10:30撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:30
案内はしっかりしています。
左へ登る。案内はしっかりしています。
2017年07月17日 10:33撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:33
左へ登る。案内はしっかりしています。
尾根に出たところ。眼科にコバルトラインと遠く女川の市街地が見えます。
ここからが問題。案内板と登山道が消えます。
2017年07月17日 10:45撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:45
尾根に出たところ。眼科にコバルトラインと遠く女川の市街地が見えます。
ここからが問題。案内板と登山道が消えます。
地図を見れば「尾根を歩けば頂上に着く」、これがこのコースの基本ではあるのですが、いきなりの倒木。
そして、踏み跡がない。生えているのは一面ササです。
2017年07月17日 10:47撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:47
地図を見れば「尾根を歩けば頂上に着く」、これがこのコースの基本ではあるのですが、いきなりの倒木。
そして、踏み跡がない。生えているのは一面ササです。
真ん中の尾根っぽいところを歩けばいいか。
2017年07月17日 10:50撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:50
真ん中の尾根っぽいところを歩けばいいか。
画面真ん中が道っぽい。尾根へ出てから案内板はありません。
2017年07月17日 10:55撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:55
画面真ん中が道っぽい。尾根へ出てから案内板はありません。
おう、合ってる合ってる。
2017年07月17日 10:58撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:58
おう、合ってる合ってる。
道は多分この真中でしょう。やはりササが一面を覆っています。
やはり案内板はありません。
2017年07月17日 10:59撮影 by  E2200, NIKON
7/17 10:59
道は多分この真中でしょう。やはりササが一面を覆っています。
やはり案内板はありません。
曇りでしたが、海が見渡せて景色はとてもよいです。
海からの風がさわやかで、夏の低山でも暑さ不快さは全くありません。
2017年07月17日 11:00撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:00
曇りでしたが、海が見渡せて景色はとてもよいです。
海からの風がさわやかで、夏の低山でも暑さ不快さは全くありません。
踏み跡右側はすぐに急斜面になっています。間違ってササを踏み抜かないように。
2017年07月17日 11:03撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:03
踏み跡右側はすぐに急斜面になっています。間違ってササを踏み抜かないように。
どこから登ってきたか、よく覚えておいてください。
広葉樹林のためもともと下草が少ない上、鹿道もいたるところにあります。
2017年07月17日 11:11撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:11
どこから登ってきたか、よく覚えておいてください。
広葉樹林のためもともと下草が少ない上、鹿道もいたるところにあります。
ここが最も重要。道も案内板もありません。
左に巻き道のような雰囲気もありますが、尾根伝いに登ることにしました。
道らしきものはありません。もしかしたら間違っているかもしれません。画面右の三角石を目印として覚えておきます。
2017年07月17日 11:14撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:14
ここが最も重要。道も案内板もありません。
左に巻き道のような雰囲気もありますが、尾根伝いに登ることにしました。
道らしきものはありません。もしかしたら間違っているかもしれません。画面右の三角石を目印として覚えておきます。
三角石アップ。
2017年07月17日 11:15撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:15
三角石アップ。
開けた尾根に出て、登ってきた方向を振り返ったところ。
下山時に降りる方向を間違えやすいので、同じ道を戻るのであれば、ハンカチ等何か目印をつけておいたほうがよいです。
事実、私は降り間違え、このポイントまで戻って「降り直し」ました(苦笑)
2017年07月17日 11:22撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:22
開けた尾根に出て、登ってきた方向を振り返ったところ。
下山時に降りる方向を間違えやすいので、同じ道を戻るのであれば、ハンカチ等何か目印をつけておいたほうがよいです。
事実、私は降り間違え、このポイントまで戻って「降り直し」ました(苦笑)
気を取り直して尾根伝いをしばらく歩くと、眼下に案内板が。道はそっちかよ。
2017年07月17日 11:23撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:23
気を取り直して尾根伝いをしばらく歩くと、眼下に案内板が。道はそっちかよ。
案内板まで降りてみると、もはや道ではなくなっています。
シカの食害で山が形を失いつつあります。ワラビだけが勢いよく繁茂しています。
2017年07月17日 11:23撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:23
案内板まで降りてみると、もはや道ではなくなっています。
シカの食害で山が形を失いつつあります。ワラビだけが勢いよく繁茂しています。
さらに離れて見たところ。広範囲に植生が失われています。
2017年07月17日 12:35撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:35
さらに離れて見たところ。広範囲に植生が失われています。
みちのく潮風トレイルの看板。シカで崩れかかった山をさらに人が走るということでしょうか。
2017年07月17日 11:42撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:42
みちのく潮風トレイルの看板。シカで崩れかかった山をさらに人が走るということでしょうか。
まもなく頂上。
2017年07月17日 11:45撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:45
まもなく頂上。
左下から登ってきて、頂上へは左上へ舗装路を登ります。
2017年07月17日 11:47撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:47
左下から登ってきて、頂上へは左上へ舗装路を登ります。
頂上脇の東北電力の鉄塔。
2017年07月17日 11:52撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:52
頂上脇の東北電力の鉄塔。
頂上ですが、景色はありません。
いま来た林道をいったん戻ります。
2017年07月17日 11:52撮影 by  E2200, NIKON
7/17 11:52
頂上ですが、景色はありません。
いま来た林道をいったん戻ります。
展望台への案内板。
2017年07月17日 12:14撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:14
展望台への案内板。
見えてきました。紅白鉄塔の下が展望台です。
ここからの眺めは最高!
2017年07月17日 12:15撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:15
見えてきました。紅白鉄塔の下が展望台です。
ここからの眺めは最高!
北側、登山口の針浜集落。
画面中央、ドームのある山が上品(じょうぼん)山。
2017年07月17日 12:16撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:16
北側、登山口の針浜集落。
画面中央、ドームのある山が上品(じょうぼん)山。
北東側。画面右の鉄塔のある山が硯上山。
2017年07月17日 12:17撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:17
北東側。画面右の鉄塔のある山が硯上山。
東、太平洋側。
2017年07月17日 12:18撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:18
東、太平洋側。
南東側。画面中央は金華山。左下は私の指。
2017年07月17日 12:18撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:18
南東側。画面中央は金華山。左下は私の指。
南西、石巻湾方向。田代島と網地島。
2017年07月17日 12:22撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:22
南西、石巻湾方向。田代島と網地島。
西、松島・宮戸島方向。
2017年07月17日 12:22撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:22
西、松島・宮戸島方向。
北西側、石巻市街地。
2017年07月17日 12:19撮影 by  E2200, NIKON
7/17 12:19
北西側、石巻市街地。
万石浦から大六天山を振り返る。
画面中央の鉄塔が山頂。
左側の紅白鉄塔が展望台。
2017年07月17日 13:40撮影 by  E2200, NIKON
7/17 13:40
万石浦から大六天山を振り返る。
画面中央の鉄塔が山頂。
左側の紅白鉄塔が展望台。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 サブザック 行動食 ガイド地図(ブック) 保険証 携帯 カメラ

感想

地元の信仰の山であり、一般的なハイカーは想定されていないコースのようです。「登山口がわかりにくい」「尾根に出てから道が不明瞭」、この2点への準備は必要です。
登山中も展望台も景色は素晴らしく、夏でも暑さをそれほど感じずに登れるのは良いと思います。

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