北海道百名山遠征その3 姿見から旭岳周回

2017年07月22日(土) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 11.9km
• 登り: 927m
• 下り: 925m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:25

8:20 姿見駅
8:45 8:45 姿見の池
8:45 8:50 旭岳石室
10:30 10:30 金庫岩
10:45 10:50 旭岳
11:05 11:05 裏旭キャンプ指定地
11:35 11:35 間宮岳分岐
11:40 11:40 荒井岳
11:43 11:43 間宮岳分岐
11:46 11:46 間宮岳
12:05 12:05 中岳分岐
12:35 13:05 中岳温泉
13:40 13:40 裾合平
14:35 14:35 姿見の池
14:45 姿見駅

天候

雨後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旭岳ロープーウェイ駐車場から山麓駅に移動し、ロープーウェイ姿見駅から旭岳登山

コース状況／危険箇所等

旭岳から間宮岳への区間は、最初は滑り易いガレ場の下りの後、雪渓の下りとなる。今回もガスがかかっていたため、道迷いに注意が必要。危険個所は特にない。

その他周辺情報

旭岳からの周回ルートの途中に中岳温泉があり、温泉が噴き出しており、足湯に丁度良い湯温だった。

登山口の旭岳温泉には、日帰り入浴歓迎の表示があった。

写真

7/22 7:51

旭岳ロープウェイ山麓駅、小雨が降っていた。

7/22 8:23

旭岳ロープウェイ山頂駅

7/22 8:27

姿見駅、雨の中、登山スタート

7/22 8:31

分岐

7/22 8:32

チングルマのお花畑

7/22 8:32

登山路が水浸し

7/22 8:34

姿見の池分岐

7/22 8:39

すっかり綿毛になっているチングルマ

7/22 8:44

姿見の池

7/22 8:45

姿見の池はガスの中

7/22 8:47

旭岳案内板

7/22 8:55

石室、この頃が最も雨脚が強かったため、いったん石室に避難した

7/22 8:57

展望台と旭岳の分岐

7/22 9:20

雨の中、朝日岳6合目に登っていたMちゃん。この後、Mちゃんと一緒に手をつないで旭岳9合目まで登った。

7/22 9:39

7合目

7/22 10:03

8合目、自分で登ると元気なMちゃん

7/22 10:28

9合目、ここで風が強くなりMちゃんが疲れてきていたため、一緒に登っておられたジージ＆バーバにMちゃんをお返しし、さよならをした。

7/22 10:43

旭岳山頂に到達したが、ガスっていて、眺望ゼロだった。

7/22 10:45

旭岳には1等三角点が設置されており、このような説明板がある。

7/22 10:46

旭岳山頂

7/22 10:46

山頂の三角点、山頂にいた若者は、姿見駅に下山すると言っていた。

7/22 10:47

間宮岳方面への周回スタート

7/22 10:53

急な下り、下ってきた方向を振り返る

7/22 10:57

やがて、登山路は雪渓に変わり、雪渓を一気に下った。

7/22 10:59

ガスっており、視界が効かないため、前に歩いている方のトレースを辿って歩いた

7/22 11:03

雪渓を下り切ると川にでた。ロープのある登山路を探し、川を渡る。

7/22 11:06

登山路には、両側に小石が並んでいる。

7/22 11:11

チングルマとイワヒゲ

7/22 11:11

先行していた団体のパーティが見えてきた

7/22 11:12

アオノツガザクラの群落

7/22 11:13

ピンクのツガザクラ

7/22 11:13

チングルマとアオノツガザクラ

7/22 11:17

ガスが薄れてきたと思ったら、また、ガスがかかってしまった

7/22 11:19

徐々にガスが薄れてきた

7/22 11:20

メアカンキンバイ

7/22 11:21

ヒメイワダテ

7/22 11:22

ガスが更に薄れてきた

7/22 11:30

進行方向のガスが切れてきた

7/22 11:31

ヨツバシオガマ

7/22 11:35

北海岳分岐

7/22 11:37

コマクサ

7/22 11:39

イワブクロ、間宮岳〜荒井岳にかけての登山路脇には、痩せた風衝地帯を好むイワブクロを沢山みかけた

7/22 11:41

荒井岳と思われる山頂。標識は見当たらなかった。この先は北海岳へのじゅうそうろとなっていたため、引き返した

7/22 11:42

イワヒゲの群落

7/22 11:44

間宮岳分岐

7/22 11:46

間宮岳山頂は平坦な山頂だった。

7/22 11:47

登山道が川になっている

7/22 11:51

中岳温泉への縦走路

7/22 11:51

チシマクモグサ

7/22 11:52

チシマクモグサ

7/22 11:53

エゾシオガマ？

7/22 11:55

クモマユキノシタ？

7/22 12:04

中岳分岐から中岳温泉に向かう

7/22 12:04

雪渓が見えてきた

7/22 12:09

イワギキョウ？

7/22 12:09

エゾリンドウ？

7/22 12:10

エゾイワツメクサ？

7/22 12:13

チングルマの群落

7/22 12:18

雪渓が残っている

7/22 12:23

アカモノ

7/22 12:28

中岳温泉への下り

7/22 12:32

湯の川⁉️硫黄が川床に見える

7/22 12:35

中岳温泉のお湯の吹き出し口

7/22 12:36

中岳温泉

7/22 12:37

中岳温泉

7/22 12:39

下りてきた登山路を振り返る

7/22 12:39

中駆温泉の源泉

7/22 12:55

湯舟で足湯を楽しむ登山者

7/22 13:00

川の水で丁度良い湯加減になっていた

7/22 13:01

7/22 13:07

中岳温泉を後にする

7/22 13:11

7/22 13:14

蝦夷リュウキンカの群落

7/22 13:14

エゾリュウキンカの黄色が奇麗だ

7/22 13:23

川原にも咲いている

7/22 13:24

残雪に映える裾合平のお花畑

7/22 13:25

裾合平のお花畑

7/22 13:28

池塘が点在している

7/22 13:42

沼の平と姿見の分岐

7/22 13:49

ガスが大分晴れてきた

7/22 13:49

7/22 13:53

雪渓を横断

7/22 14:16

旭岳ロープーウェイの鉄塔が見えて来た

7/22 14:25

姿見の池

7/22 14:34

旭岳と姿見の池、生憎またガスが旭岳を隠してしまった

7/22 14:35

姿見の池

7/22 14:36

姿見の駅周回と姿見駅の分岐

7/22 14:38

夫婦池

7/22 14:40

旭岳が活火山であることを示す噴煙

7/22 14:41

この頃になったらやっと旭岳が姿を見せてくれた

7/22 14:45

姿見駅に帰着

7/22 15:12

旭岳ロープーウェイ山麓駅に帰着

撮影機器：

iPhone 6 Apple

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

テント泊関連の装備は 車にデポして登山実施

感想

matusan

7/21にトムラウシ山の登山口である東大雪荘から次の登山基地になる旭岳温泉に移動しようとしたが、185�劼魄榮阿垢詆�要があり、旭岳の麓の東川町の道の駅「道草館」に辿り着いたのが、20時過ぎになってしまった。
旭岳は北海道の百名山の顔ともいえ、道の駅の駐車場は既に満車だった。また、小雨も降っていた。しばらく待って何とか駐車スペースを確保できた。
翌朝になっても雨が降り続いており、旭岳方向は厚いガスに覆われており、なかなかモチベーションが上がらなかった。このため、当初の予定よりスタート時刻を遅らせることとし、6時過ぎに道の駅を出発した。途中、旭岳の名水を補給し、旭岳ロープーウェイ山麓駅の駐車場に到着した。ここで、雨具等を着こんで8:15発の便で姿見駅に向かった。
姿見駅を出る頃は、まだ雨が降っており、登山者はまばらだった。8:45に姿見の池に着いたが、この後強い雨が降ってきたため、一旦石室に避難した。やがて、小降りになってきたため、登山を再開した。
しばらく登っていくと、小さな女の子がジジババと一緒に一生懸命旭岳目指して登っている姿が目に飛び込んできた。声を掛けると元気な返事が返ってきて、山口県の柳井市からフェリーで北海道に来ていることや、幼稚園の年長組の5歳の女の子であることが分かった。山口県は私の第2の故郷であるため、話が弾みここから女の子と一緒に登る展開になった。ガレ場で転びそうになったので、手を引いてやると気に入られてしまい、それから手を離さなくなった。このため、ここから9合目まで一緒に旭岳山頂を目指した。しかし、8合目あたりから登山路も急になり、風も強くなってきて疲れたと訴え始めたため、9合目でジジババに判断を求め、お別れをした。
再び一人となり、10:45に旭岳山頂に到達した。山頂からの眺望はゼロだったため、姿見の池に戻るか、周回を継続するか迷ったが、まだ時間が早かったので、間宮岳目指して周回を続けた。旭岳山頂からしばらく下ると、雪渓が現われた。視界不良のため、迷子にならないように、先行者のトレースを確認しながら下り、11:06にキャンプ指定地に到達した。この頃から徐々にガスが薄れ始め、お花畑もところどころに拡がっているのが確認でき、周回を継続して良かったなと思った。
間宮岳分岐から荒井岳、間宮岳の辺りは、平坦なガレ場となっており、登山路は水の道になっていた。ここから高度を下げて行く登山路を進み、中岳分岐で左に折れて進むと谷が視界に入ってきた。谷底の川筋には、硫黄が沈殿している箇所も見つかり、中岳温泉が見えてきた。
12:35に中岳温泉に到達し、ここで湯舟に手を入れてまったりとした時間を過ごした。やがて、裾合平方向から女性の二人連れの方が登ってきたので、湯舟を彼女らに引き継ぎ、13:05に姿見駅を目指して周回を再開した。
中岳温泉から下部にはお花畑が広がっており、点在する池塘とお花畑のコラボの景観を楽しみながら裾合平の木道を進み、14:45に姿見駅に帰着した。
北海道百名山遠征その3の旭岳登山は、ほぼ1日中雨にふられ、ガスがかかって眺望が効かなかったため、モチベーションが上がらなかったが、何とか姿見駅から旭岳、間宮岳を経由して中岳温泉を通って裾合平のお花畑を楽しみ、姿見の駅に戻る周回コースを歩くことが出来た。これも、梅雨時の登山であることを考えると、やむを得ないことと我が身に言い聞かせ、次の登山基地がある阿寒のオンネトーを目指した。

コメント

niini

花畑凄かったのではないですか？？
matusanさん　こんばんは

花の成長、本州よりも早いかもしれませんね
いや本州が遅すぎて、北海道が普通なのかもしれません。

一番の人気の山は、あいにくの天気でも登山者多いですね
可愛いお嬢さんとお友達になれ、楽しい山歩きとなったと思います

雨の中お疲れ様でした。

matusan

Re: 花畑凄かったのではないですか？？
niiniさん、こんばんは！
旭岳への登山は、今回の北海道遠征で唯一雨合羽を着ての山登りとなりましたが、旭岳への登山路で5歳のお嬢ちゃんと知り合いになり、「お手手つないで登った」のが良い思い出になっております。今度、自分の孫を連れて山登りする際のいい勉強になりました。
また、旭岳のお花畑は、裾合平のお花畑が見事でした。ガスがかかっており、小雨が降ったり止んだりしていたため、あまり写真を撮らないで帰ってきてしまいましたが、素晴らしいお花畑でした。でも、前日に青空の下でトムラウシ山のお花畑を見てきた影響もあったかもしれません。改めて、天気の良い時に縦走してみたいなと思っております。

Teruteruboz

ガスは辛い
チングルマの群落が見事ですね！
ガスの中、視界がきかず大変だったのでは？
後半の中岳温泉は源泉近くの天然の足湯場があって良いところですね。
気持ちよさそう♪

matusan

Re: ガスは辛い
Teruterubozさん、こんばんは。
トムラウシ山のお花畑は、見事でしたが、大雪山の裾合平のお花畑も素晴らしいですよ。前半は、雨とガスで花を愛でる余裕もありませんでしたが、途中から雨が上がり、中岳温泉から裾合平を歩いている間は、近くの山々が見えるようになってきました。やはり、視界が効かないと折角のお花が咲いていても、写真でその素晴らしさを伝えることが出来ませんね。その意味で、ついていたと思います。
また、中岳温泉は、源泉の傍にスコップが置いてあり、源泉のお湯と川の水を適当に混ぜたり、仕切ったりして入る野趣あふれる温泉です。是非、一度足を延ばしてみてください。