トムラウシ山・ヒサゴ沼避難小屋
- GPS
- 30:56
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 1,865m
- 下り
- 1,850m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:33
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
短縮登山口の駐車場までの林道は比較的走りやすい、駐車場は広い方で、平らな場所も結構あるので車中泊も可能。 コマドリ沢に下降するまでは樹林帯の淡々とした道、しかし、木間からの景色は悪くない。コマドリ沢への下降は「もったいない」と言いながらどんどん下る。 コマドリ沢は途中から雪渓が現れるが脇を登る、雪渓も傾斜はきつくなく難しくない。 沢から離れるといよいよ本格的な登り、見通しは良く、景色は飽きない。そのうち必ず目的地に着くと考えてマイペースでゆっくり登る。 カムイ天上に近づくとトムラウシ山の頂上部が見えてくる。ここから先はアップダウンがそれなりにあってきついが変化に富んだ充実コース。 トムラウシ公園まで来るともうゴールは近い。 ヒサゴ沼までは難しいところはないが、全体を通して大きな岩がゴロゴロした岩礫地帯が続くので捻挫防止のためにもハイカットの靴がいいと思う。 ヒサゴ沼への下りはコースが雪渓の下に隠れているところがあるので注意を要する。傾斜はきつめだが、ポールで体勢を確保し、かかとでステップを切りながら降りた。アイゼンがあれば楽だと思う。最悪、時間はかかるが雪渓脇のゴロゴロした岩の上にルートをとって降りることもできる。 北沼の周辺はヌカカが多かった、虫よけスプレーを思い切り使った。 |
その他周辺情報 | トムラウシ温泉日帰り入浴500円、広く清潔な温泉 |
写真
装備
備考 | ・花のピーク時期を確認すべきだった ・インソールを交換して最初の山行, 快適だった。 ・途中GPSの電池切れで下りの一部の記録が飛んでしまった。 |
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感想
30年くらい前の登山の印象が強くて、私にとってトムラウシ山は棚に飾っておく存在だった。しかし今回トムラウシ山へ花の写真を撮りに行こうと思うに至った。最近購入した35mmレンズも試してみたかった。
花のピークは7月中旬までとのことで、2週間くらい遅かったようだ。日本庭園も水が引いており、竜安寺の石庭を思い起こしてしまった。
稜線には木がなく、北海道の端まで見えそうな見渡す限りのパノラマコース、天候も良く爽快なトレッキング気分で歩いてきた。
避難小屋に2泊して五色岳まで足を延ばしたかったが天候悪化との情報もあって1泊で切り上げた。ルートは見通しのいい尾根だけに強風に見舞われると花の写真どころではない。
コマドリ沢に熊が出没しているようで、下山時に登山道の真ん中に新しい糞を発見、登山者の多い中、前後の人の間に割り込んだヒグマなりのテリトリー主張なのだろうか。
下山後、以前から気になっていた「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」を読んだ。ヒサゴ沼から全く同じコースを歩いてきたわけだが、山に行く前に読んでおくべきだったと後悔している。事故からもうすぐ10年になるが、機会があったら慰霊の登山をしたいと思う。
<2017010.11>
今年の夏山を振り返ってみて、このトムラウシ山の高山植物が群を抜いて見事であることを再認識した。やはり花のピーク時期である7月上旬にもう一度出かけるべきと思うに至った。今年は寄れる35mmを持参したが、登山道脇だけではないので寄れる望遠が意外に活躍する。本当は100mm〜180mmの望遠マクロが良いと思う。三脚必須で、時間もたっぷりとりたい。となると南沼を拠点にして、さらにヒサゴ沼で2泊して五色岳まで足を延ばすのもいいかもしれない。
素晴らしい景色と花ですね〜。
お盆休みにお世話になる予定ですが、こんなに好天だと感動するでしょうね〜。
もう日本庭園の水はないのですね。ちょっとがっかり。
いまから、好天をお祈りしてます。
こんにちは
水のない日本庭園も水がある様を想像するとそれなりに楽しめますよ。
天沼のあたりはまだ雪渓があって部分的に春の雰囲気があったりします。
ここのところ好天が長続きしていないようですが、幸運をお祈りします。
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