第70回富士登山競走【3度目の正直で完走!】
- GPS
- 04:09
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,955m
- 下り
- 20m
コースタイム
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:09
馬返し 1h04m
5合目 2h02m
本8合目 3h37m
山頂 4h09m
天候 | 曇り一時晴れ。本八合目から上は小雨。 風はほぼなし。 樹林帯はムシムシ汗だく。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
グラウンドは27日午後1時から解放。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場は比較的ウェットな感じだった。 ザレ場も湿り気味で、砂埃が舞わない状況。 |
その他周辺情報 | 例年通り、スタート会場と6合目でアミノバイタルパーフェクトエネルギー等の無料配布あり。 スタート会場で配布のアミノバイタルは、去年はゴールドだったけど、今年はプロだった。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
装備
個人装備 |
ザック:サロモン センスウルトラ
靴: アディダス Takumi Ren
ベースレイヤー:サロモン ライトタンク
パンツ:ノースフェイス フライウェイトレーシングショート
アームカバー: ファイントラック アクティブスキン
サングラス: オークリー レーダーパス
アンダーウェア: オンヨネ ブレステックPP ノースリーブ
靴下: タビオスポーツ レーシングラン
バイザー
ネックゲイター
グローブ:マッキンリー インナーグローブ指ぬき
ビニールポンチョ
時計:ガーミン ForeAthlete235
iPhone
小銭
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備考 | <水分> トップスピード 400ml ▲400ml <補給食> メイタン クリアプロCCC 2個 ▲2個 パワージェル梅 1個 ▲1個 ショッツ カプチーノ 1個 パワージェルグミ 1袋 ▲2粒 アミノバイタルゴールド 2個 ▲1個 ベスパハイパー 2個 ▲1個 塩熱サプリ 3粒 ▲3粒 コムレケア 2回分 ▲2回分 靴は、トレランシューズと迷ったけど、濡れたアスファルトや岩場でのグリップと軽さからロード用を選択。 また、効果がイマイチ実感できないので、軽量化も兼ねて今年はカーフタイツを履かず。 水分と補給食は、基本的に給水所に頼らない前提で携行。水分は、足りなければ小屋で買おうと思ってたけど、ギリギリ足りた。 |
感想
5合目コースに出走してから早5年…。打ち切りを挟んで3度目の正直でようやく山頂コースを完走しました。
思えば、トレランを始めるきっかけになったのがこのレース。
67回、68回大会は対策が不十分で完璧に打ちのめされ、散々坂練をやって臨んだ69回大会も、5合目打ち切りで、走りもイマイチな感じでした。
今年は、闇雲に坂練ばかり重ねてもダメだということを悟り、3月からロードランのフォーム改善に取り組み、結果、骨盤を使った省エネフォームが多少身についてきました。
そして昨年のレースの翌日、元旦の初詣、先日の試走の際に、冨士浅間神社で3回にわたり完走祈願を重ねてきましたw
試走では完走可能なタイムだったので、その後の3週間は疲労回復に気をつけて、本番を迎えました。
カーボローディングが過剰だったのか、前日は頭がボーッとして、ちょっとクラクラするような状況でしたが、疲労は概ね残っていない感じ。
今年は木曜も半休を取れたので19時頃現地入りして早々に眠りに就きました。
翌朝3時前に起床。5時にはバスに乗って会場入りしました。
数本ダッシュして脚の状態を確かめて、6時頃に場所取り。Bブロックの前列を確保。
恒例の掛け声、今年は例年より多い5回「エイエイオー」と声を上げて、レースモードに。
スタートから冨士浅間神社まではキロ5分強のペースで行き、中の茶屋までキロ6分以内をキープ。蒸し暑くて早くも汗が噴き出してきました。アスファルトには選手の汗が滴り落ち、点々と模様を作っていました。
試走よりやや速いペースで行き、馬返しには1時間4分で到着。
良いペースでキツい感じはなかったものの、心拍数が170前後だったので、飛ばし過ぎかも…と少し心配。
馬返しから先は歩きがメインなので心拍数は150前後まで落ちてきましたが、3合目手前から左脚のふくらはぎに痙攣が始まりました。汗を掻きすぎたかと思い、コムレケアと塩熱サプリで御していきました。
痙攣は収まったものの走りは保守的にならざるを得ず、2時間2分強で5合目に到達。昨年より4分速かったので、トラブルがなければ完走はできるだろうとひとまずホッとしました。
しかし2年前に両脚が完全に攣ってDNFとなった悪夢があるので、6合目の無料配布アミノバイタルを一気飲みして、気合を入れなおし、ふくらはぎを使わないように注意しながら砂礫区間を登っていきました。
7合目からは鬼門の岩場エリア。知らず知らずのうちに筋肉を使ってしまいます。再び脚が攣り気味になり、力も入らなくなってきて、2年前の悪夢がよぎりました。
ここでコムレケア、塩熱サプリとメイタンCCCを立て続けに摂取。どれかが効いたようで、再度の脚攣りの危機も脱しました。
岩場エリアを超えると再び砂礫が中心の登山道。砂礫の緩斜面は、岩場で酷使した脚が少しでも回復するように、フォームに注意して黙々と登りました。
8合目を超えると、試走では心肺がヤバかったのと逆に、脚がヤバいのに心肺に余裕がある状態でした。
「攣らないでくれ」と祈るような気持ちで黙々と進むうちに、不意に本八合目に到着。八合目から本八合目からが結構長いイメージでいたところ、思ったより早くたどり着いた感じでした。10時38分だったので、この後完全に脚が攣ったとしてもリカバーの時間はある。この時点で完走をほぼ確信しました。
小雨が舞う中、最後の区間を登っていきます。周りの選手も完走は確信しているので、ツラいながらも生き生きと様子で歩みを進めていました。
9合目を超えると、最後の岩場。ここまで来ると、脚の疲れも忘れて、四本足でよじ登って行きました。ゴールが間近に迫ると、雲が晴れて久須志神社の鳥居が姿を現しました。目に入った瞬間、どうやってもたどり着けなかった山頂にようやくたどり着ける安堵と喜びで涙がこぼれそうになりました。
半ベソをかきながら、鳥居をくぐり、最後の計測マットを踏み締めると、太陽が出ていました。
目標を達成したというより、ずっと囚われていたものから、ようやく解放された気分で、嬉しいというより、ホッとした気持ちでいっぱいです。
全体的に見て、力を出し切った感じがしますが、反省点も少なくありません。
来年も出るならサブ4を狙うでしょうが、次のレースや山行計画も山積みですので、まずはそちらを楽しみたいと思います。
コメント
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同日自分も歩きですが、初の富士登山に挑戦していました。
8合目付近でランナーを見かけた時、歩きでもキツイのに走る人が存在するの!?
ってビックリしました。
富士登山競争完走おめでとうございます❗️
そしてお疲れ様でした。^ ^
ありがとうございます!
FUBUKIさんも初の富士登山、お疲れさまでした
一般登山の方から見ると異様ですよね
ご迷惑おかけしました…。
私も本来は歩く方が好きです
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