㉜富士登山競走の応援兼ねて剣ヶ峰へ(富士宮↑吉田↓)

2017年07月28日(金) [日帰り]

• GPS: 10:33
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,436m
• 下り: 1,640m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:57
• 休憩: 3:35
• 合計: 10:32

距離 14.2km 登り 1,436m 下り 1,646m

3:28 富士宮口新六合目
4:15 4:22 新七合目御来光山荘
5:04 5:20 元祖七合目山口山荘
5:58 6:06 八合目池田館
6:40 7:22 九合目萬年雪山荘
7:44 7:57 九合五勺胸突山荘
8:23 8:26 富士宮口頂上
8:30 8:36 駒ヶ岳
8:37 8:41 富士宮口頂上
8:47 8:48 三島岳
9:03 9:22 富士山
9:29 西安河原
9:37 雷岩
9:49 金明水
9:57 11:20 久須志岳
11:34 成就岳
11:55 須走口・吉田口登山道 八合五勺
12:00 須走口・吉田口登山道 本八合目
12:05 須走口登山道 八合目
12:44 12:56 獅子岩
13:22 13:23 吉田口六合目・富士山安全指導センター
13:38 泉が滝
14:00 富士スバルライン五合目(河口湖口)

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

17：06発 小田原駅 こだま671号ー17:34着 新富士駅 17:55発 富士登山バスー20:00着 富士宮口五合目ー富士宮新六合目 宝永山荘(090-7607-2232)泊

富士登山バス フリーきっぷ(3日間) 五合目ルート 大人 3100円

富士急静岡バス 富士登山バス時刻表
http://www.shizuokabus.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/347540b8608103985a08a6ba3ca6ac01.pdf

写真

7/28 4:32

3時半に六合目の宝永山荘を出発。新七合目の御来光山荘を通過した所で東の空が明るくなってきた。

7/28 4:41

7/28 5:06

元祖七合目で御来光を迎える。富士宮ルートでは、富士山の陰から太陽が登ってくる。

7/28 5:11

元祖七合目の山口山荘に到着。持ってきたおにぎりを食べるが、ちょっと足りない。

7/28 5:28

オンタデ　火山の荒れ地に先駆的に生えるパイオニア植物

7/28 5:31

山腹には見渡す限りのオンタデ　こうやって少しずつ富士山の植生も回復している。

7/28 5:42

イワツメクサ　可憐なこの花も、実は高山砂礫に生えるパイオニア植物。

7/28 6:01

八合目の池田館　ここで、追加の朝ご飯を食べようと思っていたがまだ開いて無かった。　

7/28 6:30

これってお賽銭を刺しているのか？

7/28 6:43

9合目に到着。6時を過ぎたので山小屋がオープン。

7/28 6:52

萬年雪山荘で、やっとありつけた玉子うどん800円♡

7/28 7:46

九号五勺　そろそろ呼吸が苦しくなってきた。時々溜息のように大きく吐くようにしているとだんだん楽になる。

7/28 8:25

富士宮口頂上に着く頃には、自然に腹式呼吸が出来るようになっていた。これで8月の奥穂に向けて、高地適応もバッチリかな。

7/28 8:28

浅間大社奥宮で「お邪魔しています」のご挨拶をする。

7/28 8:38

郵便局で富士十景の切手を買ったら、新局舎開局の手ぬぐいをくれた。建物は石なので新しいのかよく解らない。

7/28 8:40

浅間大社奥宮の裏手からの大内院（＝火口）の様子

7/28 8:40

次に目指す剣ヶ峰はあちら。

7/28 9:02

気象観測所のある剣ヶ峰に到着。

7/28 9:13

剣ヶ峰からの大内院。この辺りからなら火口の底へ降りられそう。

7/28 9:19

富士登山4回目にして初めての登頂。これで富士山も百名山登頂達成の一座に入った。

7/28 9:20

観測所では研究者が観測作業を続けていた。PM2.5とか放射能とかこういう所での実測は必要なのだと思う。

7/28 9:35

さらにお鉢めぐりをしながら、富士登山競走のゴールとなる吉田口頂上へ向かう。

7/28 9:41

小さい火口の小内院と後ろにそびえる白山岳

7/28 9:44

剣ヶ峰を振り返る

7/28 10:05

吉田口頂上に到着。女子のトップ選手が入って来てウィニングランをしていた。富士吉田市役所前から山頂まで3時間ってすごいね。

7/28 11:16

ウチの旦那も4時間15分で無事にゴール。

7/28 11:18

ラン仲間との記念撮影。

7/28 13:15

---下山途中の花レポ---
ヤマオダマキ　6合目付近まで降りて来ると、花の咲く山野草が出てくる。

7/28 13:25

クルマユリかな？

7/28 13:41

赤紫のヤマホタルブクロ　背丈が低く一株に沢山の花が付いている。

7/28 13:26

薄いピンクのヤマホタルブクロもあった。　

7/28 13:32

5合目のスバルライン付近にはハクサンシャクナゲ　

7/28 13:33

こんなに沢山のシャクナゲが咲いているとは思わなかった。

撮影機器：

DMC-FX07 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ パーカー ズボン 靴下 手袋 雨具 帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 朝食 飲料(1L) 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ポケットティッシュ 保険証 携帯電話 時計(GPS) サングラス タオル Suica カメラ シート ヘッドライト 日焼け止め お金 スパッツ

感想

nibpon

　7月28日の富士登山競走で旦那が山頂まで走ることになったので、富士山頂に応援に行くことにした。私は競走が行われる山梨県側の吉田ルートでは無く、静岡県側の富士宮ルートから登ることにした。
　登山前日、学校を3時に出て最終登山バスに乗り、門限の緩そうな六合目の宝永山荘に素泊まりした。明け方に山頂付近へ行くのは混んでいるので避けたい。富士宮ルートで御来光を見るには七合目手前から八合目付近に居れば良いので、朝三時半に山荘を出発。元祖七合目付近で5時ごろ御来光を迎えることが出来た。
　富士登山競走の方も今年は天気が良いので問題無かった。昨年のように荒天で五合目打ち切りになりそうなら、私は御殿場へ下ることになっていた。九合目の萬年雪山山荘でうどんを食べていると7時ごろスタートの号砲が聞こえた。
　私は8時半ごろ富士宮口頂上に到着、浅間大社へお参りをした。日本最高峰の剣ヶ峰へも登頂し、やっと富士山も百名山登頂の一座に入れることができた。さらに、火口を2/3周回るお鉢めぐりをして、吉田口頂上のゴール地点に着いたのは10時ごろだった。
　レースは3時間を切った男子がもう何人かゴールしていて、ちょうど女子のトップ選手が入ったところだった。ランネットで旦那の関門通過時刻をチェックしてみると10時44分に八合目通過と出た。これは4時間半の制限時間内に完走できそうなタイムだ。再びゴール地点に行って待つこと30分。富士吉田市役所前から山頂まで4時間15分のタイムで無事にゴール。山頂まで初挑戦で完走できて、満足した様子だった。
今回の富士登山は天候にも恵まれ、夫婦それぞれの目標を達成することができて本当に良かった。