小川谷廊下

2017年07月30日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.5km
• 登り: 598m
• 下り: 595m

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

玄倉駐車場
・詰めれば約50台程度
・トイレ、登山届ポストは隣の玄倉バス停で
・小川谷廊下下降点まで徒歩55分

コース状況／危険箇所等

小川谷廊下
　丹沢で沢登りをするなら言わずと知れたゴルジュと美しい渓相の続く人気沢。
　ただし初心者向けの沢ではなく、初級者以上が慣れたベテランリーダーと共に
　遡行できる沢です。
　遡行グレード：2級下〜2級

　遡行図および詳細は拙著『丹沢の谷200ルート』P200〜201をご参照ください。

写真

7/30 10:31

丹沢湖は渇水気味

7/30 10:56

右、玄倉林道。左、中ノ沢林道。
左へ向かいます。

7/30 11:50

元、駐車スペースの数十m南側の石塀から植林尾根を下降して小川谷と穴ノ平沢の二俣へ下ります。
今日は湿度高く、小雨がぱらついているのでヤマビル対策必須。

7/30 11:50

穴ノ平沢との二俣

7/30 11:59

左に中ノ沢の出合を見送れば、小川谷最初の3m滝
右壁を登ります

7/30 12:11

そしてすぐに初級者には核心となるCS4m滝

7/30 12:26

右の残置をアブミに落ち口クラックにアングルハーケンを一枚打って携行したアブミで手早く登ってもらいました。
ハーケンはもちろん回収が原則。

7/30 12:29

7/30 12:39

7/30 12:40

7/30 12:44

7/30 13:14

7/30 13:14

7/30 13:19

7/30 13:43

メトロポリスのウエア試着。
水量多い沢では撥水も良く威力を発揮します。

7/30 13:44

肘あてもありアクティブ性も違和感がありません。

7/30 13:44

総じて濡れるとちょっと寒がりの方が泳ぎ系の沢で着るには良いウエアですね。昔はネオプレーン製のちょっと重たいウエアを着込んでいましたが、軽量でストレスも感じません。裏地は起毛です。
池袋の秀山荘で販売しています。

7/30 13:44

7/30 13:52

7/30 13:54

7/30 14:04

7/30 14:06

7/30 14:07

ヒョングリ状裏見の滝

7/30 14:08

7/30 14:13

今日もツルツルの大岩くんに会えました。

7/30 14:15

残置ロープ使ってゴボウで登りますが、今日は雨で濡れていたので足運びは慎重に

7/30 14:15

特に落ち口は要注意

7/30 14:16

7/30 14:17

7/30 14:17

7/30 14:25

さて折角来たのだから

7/30 14:26

お決まりのウォータスライダーで

7/30 14:26

サーッとドボン

7/30 14:38

次第に笹濁りになってきた

7/30 14:45

7/30 14:47

石棚ゴルジュの入口

7/30 14:49

7/30 14:53

今日は時間が押しているのでここまで

7/30 14:53

レンズに雨粒が

7/30 14:54

皆さんポーズを変化させてくれました

7/30 14:58

さて一旦下降

7/30 14:59

お・・・

7/30 15:00

果敢に・・・

7/30 15:00

ドボーン

7/30 15:01

笹濁りが濃くなってきたので

7/30 15:03

ヒエ畑沢からエスケープします

7/30 15:14

ヒエ畑沢の20m滝を登って

7/30 15:15

7/30 15:16

7/30 15:17

小川谷径路に向けて少し登ります

7/30 15:25

すぐに径路に出ました
沢から標高差55m、水平距離100m少々

7/30 16:53

玄倉林道を下降
あ〜昨年までは近くまで車で行けたんですけどね
アプローチ55分、沢からの下降1時間40分ほどを計画書にプラスしなければならないので早出必須ですね

7/30 17:04

玄倉林道ゲート

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

感想

kamog

天気がいまいちぐずついているが、河川情報によると水位も上がっていないことに
安堵していたが、当日朝、小田急線が倒木のため止まっているとのこと。
7時過ぎ集合予定であったけれど、受講者の皆さんはそれぞれ迂回路で来ていただい
たため、最後の方が駅にいらしたのは9時過ぎになってしまいました。
計画書には事前に反映はしていましたが、スタートが大幅に遅れたため
通常の終了点まで行くのは無理となり、時間と相談しながら4カ所ほどあげた
エスケープルートが前提の遡行となりました。
下山時刻から逆算して、受講者さんたちの協議で、石棚ゴルジュを少しだけ覗いて
ヒエ畑沢からエスケープすることに。
そういったリスク管理のための行動判断はリーダー一人だけでなく、様々な情報提供
を行いながら、温度差のあるメンバー全員の総意をまとめあげるのが超大事。
それがリーダーの仕事なんです。
今回初っ端からトラブルがあったお蔭で、ある意味そういうリスク管理と判断を
少しは経験させてあげられたかな、と思っています。