八丁峠経由で両神山_行蔵峠で撤退_5歳半2人を連れて
- GPS
- 06:24
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,560m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖が非常に多い |
写真
感想
昔、夫婦2人で上落合橋から両神山を目指したのだが、妻が鎖が苦手で西岳と東岳の間で引き返すこととなった。今回、夏の旅行で子供を穂高(北穂高岳)に連れて行くため、2週間前は妙義山(天門巡り)に行き、今回は、自分夫婦はリベンジとなり子連れでは初となる両神山の八丁峠ルートに行くことにした。
この日は大変珍しく息子が目覚ましをセットした3時の3分前に起きてくれて、私達両親をちゃんと起こしてくれた。しかし娘は夜なかなか寝付かず、そのせいで起きず、出発直前に起こして車に乗せた。「載せた」のほうが正確か(笑)。
4時40分、埼玉県南東部の自宅を出発。蓬莱山南東の、八丁隧道(トンネル)入口に7時半くらいに到着。そこは6台くらいの駐車場。1段上がったところにバイオトイレもあるのだが作動しておらず残念ながら臭かった。登山ポストもあり。
8時登山開始! 弱い雨。初めは元気でありぐんぐん進んだためあまり意識しなかったのだが、へとへとの帰りには、出発地から八丁峠の間にもいっぱい鎖があることに気付いた(6箇所くらいかな)。とはいえ、鎖がいくつもあったせいで5歳半の2人は通過するのに時間がとてもかかった。八丁峠までだいぶ時間がかかり、道が合っているのか少し不安になったあたりでちょうど向かいからソロ登山者男性(20〜40歳、中肉中背)に遭遇。道は合っていた。その方も私達と同じ所から両神山へ向かったのだが、悪天候で焦りがあったのか、八丁峠で誤って赤岩岳の方へ行ってしまい、しばらく経って気付いて戻ってきて、この日は運がなかったとして両神山へ進まず引き換えしたとのこと。
10時過ぎ、八丁峠に到着。少し離れたところに裏側が見える標識があり、それを見に行くと両神山への道しるべだった。そっちは少し下り道になっていた。おそらく、両神山(その手前の西岳)へ「登る」という意識が強かったため及び悪天候で焦りがあり、そっちに気を配る余裕がなかったのだろう。
そこから西岳までは鎖が多く、子供の確保や登り待ちなどで歩みがかなり遅くなり、また、途中から雨も強くなり、だいぶつらくなってきた。少なかったが向かいから人が来るたびに西岳はあとどれくらいか、どこまで行ったかを尋ねながら歩いた。その人達の半分以上が両神山まで行かずに引き返していた。自分達も西岳までで引き返そうと決めていたが、折り返し点の少し前、12時くらいに会った方に、西岳の手前に行蔵峠があることを聞き(事前のヤマレコチェックでは見逃していた)、そこを今回の目的地にすることにした。
12時50分、ようやく行蔵峠に到着。西岳まで0.1kmとのことだったが決定を変えずここまでにした。雨は強いがこれまでも雨宿りできるようなところはなかったため、ここの、西岳へのルートの少し左(北)にある下り道っぽいところで昼食とした。雨の中、子供に食べさせて、あまり休憩せずに出発。あっという間に時間が経ち、ろくに休憩していない気分だったが時計を見ると45分経っていた。13時34分に行蔵峠を出発。
下りの鎖での確保や子供待ちは登りよりも時間がかかり大変だった。
一度、妻が息子を確保しながら鎖を下っていた時、息子が地面まであと1メートルくらいのところで地面に落ちてしまった。幸い、1メートル下の地面に足から着地しただけで滑落と呼ぶような結果ではなく怪我もなかったが、妻はかなりショックを受けた。
八丁峠に16時半に戻った。
そこから駐車場まではあまり鎖がなかったと思っていたが、上述した通り、こんなにあったっけ?と思うくらいそこから先も鎖があった(6箇所くらいかな)。
女児は前の晩にいつものようになかなか寝付かず寝不足で、眠さと雨による寒さで歩みが悪く、18時半、少し暗くなってきてピンクのテープもやや見づらくなってきたあたりで駐車場に無事戻れた。ふー、西岳まで行かずにホントによかった。行ってたら7時に戻れず夜になっていたかもしれない。
トイレの横にテントを張り、夕食。ねむいねむい言っていた女児はなぜか元気になる(笑)。
夜も雨が強くなったり弱くなったりしたが結局やみはせず、次の日も弱い雨だった。
次の日はのんびりと起きて、車に置いていたあんぱんなどで簡単に朝食をとり、10時すぎにそこを経った。
両神の町へ行き、道の駅 両神温泉薬師の湯(大人600円、小学生200円、幼児120円だったかな?)で体を癒した。pH9.3のアルカリ湯でからだすべすべ〜♪湯船は1つしかなくサウナや露天がなかったのは残念だった。
http://www.kanko-ogano.jp/archives/1503/
夏の登山に向けていろいろと装備面での反省点が見つかり、その日の帰りにモンベルなどにショッピングをした。その点では、悪天候だったことは大変有意義だった。
今度このルートにリベンジしに行くのは、もう3〜5年くらい経って、「鎖があるとむしろ楽だね〜」くらいのセリフを子供が言うようになってからなな。
このたびは我が子への心配及びお叱りありがとうございました。
もっと下調べを丹念にすべきであったことや、防寒対策や、現代ならではの頼れる機器であるGPSナビを利用すべきだったことなど、反省点はいろいろありました。
赤の他人であるにもかかわらず、気にかけていただき本当にありがとうございました。
同じ年頃の孫がいることや、何度も登った経験から不愉快と思われるお節介な投稿をしてしまいました。 投稿は、こちらで削除しました。
いえいえ、とんでもありません。赤の他人なのに心配して下さる方がいるというのは幸せなことです。子供に大怪我をさせないよう気をつけながら山登りライフを楽しんでいきます。
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