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Yamareco

記録ID: 1217906
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

暑すぎてガスがうれしい笠ヶ岳

2017年08月05日(土) ~ 2017年08月06日(日)
 - 拍手
snakam その他1人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
31:37
距離
30.9km
登り
2,496m
下り
2,497m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:06
休憩
0:47
合計
6:53
6:32
6
スタート地点
6:57
14
7:11
9
7:20
7:33
189
10:42
11:05
69
12:14
12:16
1
12:17
12:21
0
12:21
12:22
33
12:55
30
2日目
山行
6:53
休憩
1:31
合計
8:24
5:45
10
5:55
6:07
11
6:18
6:28
23
6:51
33
7:24
7:25
1
7:26
7:27
46
8:13
40
8:53
32
9:25
17
9:42
9:49
2
9:51
4
9:55
9:57
29
10:26
10:47
3
10:50
26
11:16
15
11:31
8
11:39
11:40
7
11:47
30
12:17
16
12:33
13:04
17
13:21
13:22
11
13:33
11
13:44
13
14:09
ゴール地点
天候 1日目晴れのち曇りのち雨、2日目雨のち晴れのち曇りのち一時雨
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山指導センター下の駐車場を利用。土曜日午前6時すぎだが半分程度の埋まり具合。冬にしか使ったことがなかったので無料と思っていたが、有料だったんですね。
コース状況/
危険箇所等
笠新道を上がり、弓折岳、鏡平経由で降りてきたが危険箇所なし。
新穂高の登山指導センターに登山届けを出し、アプローチの林道へ。午前6時39分。
2017年08月05日 06:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 6:39
新穂高の登山指導センターに登山届けを出し、アプローチの林道へ。午前6時39分。
天気は良いが予報では午後曇り。稜線に出るのは正午を過ぎそうなので、この日は、初めから眺望はあきらめている。とにかく登るだけ。
2017年08月05日 06:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 6:46
天気は良いが予報では午後曇り。稜線に出るのは正午を過ぎそうなので、この日は、初めから眺望はあきらめている。とにかく登るだけ。
登山口に着く前の林道にある風穴。ほんとうに涼しい。
2017年08月05日 06:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 6:57
登山口に着く前の林道にある風穴。ほんとうに涼しい。
「急登」で有名な笠新道登山口。
2017年08月05日 07:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 7:22
「急登」で有名な笠新道登山口。
登山口の水場で、水を2リットル確保。
2017年08月05日 07:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 7:22
登山口の水場で、水を2リットル確保。
単調な登りなので、こんな注意書きでもうれしい。それにしても暑い!全身から汗が噴き出す。
2017年08月05日 08:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:47
単調な登りなので、こんな注意書きでもうれしい。それにしても暑い!全身から汗が噴き出す。
振り返ると、槍穂高の全貌が。
2017年08月05日 09:01撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:01
振り返ると、槍穂高の全貌が。
10時半を過ぎるとガスが。いつもの登山ならガスは大嫌いだが、この日は別。ガスの冷気が心地よい。眺望なんかいらないからずっとガスってくれと、本気で思って登っていた。
2017年08月05日 10:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:39
10時半を過ぎるとガスが。いつもの登山ならガスは大嫌いだが、この日は別。ガスの冷気が心地よい。眺望なんかいらないからずっとガスってくれと、本気で思って登っていた。
眺望はなくても、花が慰めてくれる。
2017年08月05日 10:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:40
眺望はなくても、花が慰めてくれる。
どーんと笠ヶ岳が見えるはずの杓子平。眺望はほぼなし。ここで昼食。
2017年08月05日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:51
どーんと笠ヶ岳が見えるはずの杓子平。眺望はほぼなし。ここで昼食。
時折、ガスが薄まっても、笠ヶ岳は姿を現さない。
2017年08月05日 11:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 11:23
時折、ガスが薄まっても、笠ヶ岳は姿を現さない。
ガスと言えば雷鳥ということで、これが第1回目の遭遇。
2017年08月05日 11:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/5 11:37
ガスと言えば雷鳥ということで、これが第1回目の遭遇。
12時16分。ついに稜線に出た。
2017年08月05日 12:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:16
12時16分。ついに稜線に出た。
登ってきた道を振り返る。
2017年08月05日 12:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:16
登ってきた道を振り返る。
稜線をやや下って、笠ヶ岳に向かうルートに乗る。
2017年08月05日 12:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:21
稜線をやや下って、笠ヶ岳に向かうルートに乗る。
眺望はないが、明日朝の天気がよい予報なので、楽しみは取っておく。
2017年08月05日 12:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:32
眺望はないが、明日朝の天気がよい予報なので、楽しみは取っておく。
岩の間を通り抜ける。
2017年08月05日 12:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:52
岩の間を通り抜ける。
ガスの間から笠ヶ岳山荘が見え始めた。
2017年08月05日 12:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:59
ガスの間から笠ヶ岳山荘が見え始めた。
着きました。
2017年08月05日 13:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:24
着きました。
眺望がない山頂に登ってもしかたないので、山荘で受付をすませてまずは、乾杯。この後、もう1本500ミリリットル缶を飲み、バーボンに移る。夕食までたっぷり時間はある。
2017年08月05日 13:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:57
眺望がない山頂に登ってもしかたないので、山荘で受付をすませてまずは、乾杯。この後、もう1本500ミリリットル缶を飲み、バーボンに移る。夕食までたっぷり時間はある。
笠ヶ岳山荘のテン場は、山荘よりかなり下。水場はテン場近くの雪渓水があるが、トイレは山荘まで登山しなければならず、大変そう。今回は小屋泊にして正解。
2017年08月05日 15:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 15:36
笠ヶ岳山荘のテン場は、山荘よりかなり下。水場はテン場近くの雪渓水があるが、トイレは山荘まで登山しなければならず、大変そう。今回は小屋泊にして正解。
快晴とはいかないが、予報どおり晴れた!さあ、登るゾ。
2017年08月06日 05:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 5:42
快晴とはいかないが、予報どおり晴れた!さあ、登るゾ。
薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳といった黒部の百名山を一望にする。
2017年08月06日 05:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 5:57
薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳といった黒部の百名山を一望にする。
祠のある場所から、山頂を望む。
2017年08月06日 05:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 5:58
祠のある場所から、山頂を望む。
やったー!山頂だ。向こう側に槍穂高!最高!
2017年08月06日 06:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 6:02
やったー!山頂だ。向こう側に槍穂高!最高!
山頂を後にし、リュックが置いてある山荘へ向かう。
2017年08月06日 06:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 6:13
山頂を後にし、リュックが置いてある山荘へ向かう。
サヨナラ、笠ヶ岳。きつい登りだったけど、楽しかった。
2017年08月06日 06:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 6:36
サヨナラ、笠ヶ岳。きつい登りだったけど、楽しかった。
黒部の山々を見ながら歩く。楽しい。
2017年08月06日 06:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 6:38
黒部の山々を見ながら歩く。楽しい。
笠ヶ岳を振り返る。遠くからみてもいい山だが、近くからみた姿もよい。
2017年08月06日 07:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 7:24
笠ヶ岳を振り返る。遠くからみてもいい山だが、近くからみた姿もよい。
槍穂高のシルエット。穂高側から雪渓を登って吹いてくる風が心地よい。
2017年08月06日 07:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/6 7:32
槍穂高のシルエット。穂高側から雪渓を登って吹いてくる風が心地よい。
最高の景色、最高の山歩き。
2017年08月06日 07:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:52
最高の景色、最高の山歩き。
午前8時、まだ天気は持っている。
2017年08月06日 08:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:00
午前8時、まだ天気は持っている。
ガスった後は、雷鳥が楽しませてくれる。2度目の遭遇。日が差すと昨日より暑く、ガスが本当にありがたい。眺望は堪能したのでもういいや。
2017年08月06日 08:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:54
ガスった後は、雷鳥が楽しませてくれる。2度目の遭遇。日が差すと昨日より暑く、ガスが本当にありがたい。眺望は堪能したのでもういいや。
弓折岳には雷鳥親子が先導してくれた。3度目の遭遇。
2017年08月06日 09:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:41
弓折岳には雷鳥親子が先導してくれた。3度目の遭遇。
コースからはちょっとだけ離れているが、山頂を踏まないわけにはいかない。
2017年08月06日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:44
コースからはちょっとだけ離れているが、山頂を踏まないわけにはいかない。
相変わらず眺望ゼロ。
2017年08月06日 09:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:55
相変わらず眺望ゼロ。
ひたすら下山する。
2017年08月06日 10:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:09
ひたすら下山する。
着きました。午後2時。暑さでヘロヘロになったが、本当に楽しかった。
2017年08月06日 14:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 14:00
着きました。午後2時。暑さでヘロヘロになったが、本当に楽しかった。
撮影機器:

感想

 ゴールデンウイークの後、毎週末の天気が悪いこともあって山に登るチャンスがないまま3カ月。インドアクライミングでストレスを解消していたが、我慢しきれなくなった。いつも遠くから眺めていた笠ヶ岳へ行こうと金曜夕方の天気予報を待つ。
 完璧な天気ではないが、予定の2日間、それぞれ朝は晴れそうだ。うまく日程を組めば雨具を使う事もなさそう。1日目はできるだけ早く山荘に上がって酒を飲むことだけが目標、2日目午前中に山頂と稜線歩きを楽しむーという計画を立てて出発。
 結果、その通りの登山になり大満足だが、唯一の誤算はものすごい暑さ。1日目、笠新道に取り付いて2時間ほど登ったところで、つれ合いの太ももの筋肉がつって動けない。熱中症の初期症状なのだろう。直ってもすぐまた、つってしまい、太ももの表側、裏側、それも左右両足、さらに足首あたりの筋肉もつってしまった。すごく痛がる。
 一時は下山も考えたが、とにかく、ちょっと動くとつってしまうので、ままならない。水分補給しかないと考え、登山口で汲んだ水と経口補水液を、お腹がガボガボになるまで飲んでもらう。多分、これが効いたのだろう。しばらくすると、調子を取り戻し、抜いていったパーティーを抜き返すほどに。結果オーライではあったが、やばかった。
 2日目の下山では、今度は自分が暑さにやられた。鏡平から下で、ふらふらになりながら降り、途中の沢で頭に水をかけてやや回復し、なんとかわさび平までたどり着き、スイカに一口ごとに塩かけて食い、冷たい素麺を食い、やっと人心地がついた。
 暑さ対策、塩分補給が夏山の生存術と思い知る。
 

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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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新穂高を起点に奥飛騨を一回り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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笠ヶ岳(中尾温泉口〜笠新道〜クリア谷周回)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
ハイキング 甲信越 [2日]
双六岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
未入力 槍・穂高・乗鞍 [2日]
鏡平往復
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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