北八ツ 冷山と丸山 ルートを見失いヤブ漕ぎ
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 399m
- 下り
- 382m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
仕方なく白駒池有料駐車場(500円)に止めるも残りあと数台だった |
コース状況/ 危険箇所等 |
冷山歩道は細い道が続く 冷山のコルから冷山山頂へは道なし リボンはあるが複数方向から付けられているようで下山途中で違う方向に進んでいることに気が付き修正した コルと丸山の間は古い目印が時々現れる程度でかなり不明瞭 ルートを外し難易度の高いヤブ漕ぎを強いられる羽目に・・・ |
写真
感想
北八ツの麦草峠周辺は白駒池も含めてよく散策しているが、丸山の西側に「冷山」というピークがあり、その名前からちょっと気になっていた。
何かの本で読んだときに「つめたやま」と書いてあったが、今は「れいざん」と呼ぶらしい。また、ずいぶん前に丸山に登った時、「冷山へ」と古い案内があった記憶があり、地形図では丸山から西に尾根が延びて冷山に至っているので、この尾根を歩いてみようと思った。
朝7時に麦草峠に到着し駐車場に車を置こうとしたら満車。整理の係員がいて「6時には満車だよ」と言われた。仕方なく戻って白駒池駐車場に止める。ここも混雑し第一は満車、第二もあと数台だった。さすがお盆の連休だけある。
メルヘン街道を歩いて麦草峠に向かう。冷山に行く前に見ておきたい場所があり、それは「地獄谷」と呼ばれている噴気口あとのすり鉢状になっている場所。地形図にもちゃんと描かれている。
峠から茶水の池を渡って奥に進む。そのまま進めば雨池方面だが、途中で細道が分岐、案内はないがこれを進むと地獄谷。植生保護のため周囲をフェンスで囲まれており、開閉場所から中に入る。底に下るにしたがって寒くなり、底部では吐く息が白い。それもそのはず、ここの底には天然氷が夏でも溶けないで残っている、富士の風穴と似たような場所だ。
戻るため急斜面を登っていると何やら視線を感じ、その方を見ると、何とカモシカさんがいるではないか。しばらくにらめっこしたが、全く動じずこちらの負け。しかしフェンスの中にいるということはどこか壊れている場所でもあるのかと思いフェンス沿いに1周してみたが破損個所はなかった。そうかといって出入り口を開けたままにもできないのできちんと閉めて後にする。
ここから大石峠を経由して茶臼山冷山歩道に出る。開けた場所でも花は少なく、みんなシカさんに食べられちゃったんだろうな。
冷山歩道を歩いてメルヘン街道を渡り、冷山のコルへと向かう。この道はほとんど歩かれていないようで登山道上の石にもコケがたくさん付いている。大石がゴロゴロした歩きづらい場所も多いがだらだらと登ってコルに着いた。
冷山へは登山道はないが、コルから300mほどなのでとにかくコケや倒木の中を登る。所どころピンクリボンもある。
10分もかからず到着。石が積まれただけで標識もない地味な山頂だったが満足。
下りはリボンを辿ってみたが、どうもおかしい。現在地を確認すると、本来は東に向かわなくてはならないのに南東に下っている。地形的にも特徴がないので早めに気づいてよかった。軌道修正して無事コルに戻った。
さて、ここから丸山に向かうのだが、道がない。とりあえずケモノ道とも踏み跡ともつかない道らしきものがあったので進んでみる。もちろんヤブ漕ぎの世界。
しばらく進むと古いテープが現れ、先に進む。とにかく東に登って行けば丸山に着く。
しかし目印はすぐに無くなった、というか見失ったのでヤブの中をひたすら進む。倒木や密ヤブがあって進みづらいが何とか山頂近くまで来ると再び目印を発見。あとはこれを辿ると丸山山頂に飛び出した。コルから1時間半ほどかかりホントに疲れた。ここで昼食を摂って大休止。
あとは正規の登山道をひたすら下って駐車場に戻った。
そこは人もいっぱいで道路には駐車場待ちの長い車列ができていた。
こんな混雑をよそに、丸山までは誰にも会わない静かな山歩きが出来た。
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