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Yamareco

記録ID: 122399
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

尾瀬・燧ケ岳 〜 見晴にテント2泊でのんびり

2011年07月15日(金) ~ 2011年07月17日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
54:41
距離
29.5km
登り
1,391m
下り
1,580m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

15日:沼山峠4:50 - 6:50長蔵小屋 - 8:30沼尻 - 9:50見晴
16日:見晴4:45 - 7:25燧ケ岳(柴安)8:20 - 10:40見晴
17日:見晴7:55 - 8:25赤田代 - 10:10天神田代 - 10:55上田代 - 11:30御池
天候 15日: 晴れ
16日: 晴れ
17日: 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
御池駐車場(1,000円/回)から沼山峠までシャトルバス(500円)
コース状況/
危険箇所等
■道の状況:
(沼山峠〜大江湿原〜沼尻〜見晴)きれいに整備された木道を歩く。特に危険箇所はなし。
(見晴〜燧ケ岳)登山道の整備は北アルプス等ほどに丁寧ではないが、特に危険箇所はなし。後半は岩の多いやや急な登りになる。
(見晴〜裏燧林道〜御池)特に危険箇所はないが、痛んだ木道も多く足元に注意。

■入浴:
桧枝岐村の352号沿いに、「燧の湯」「駒の湯」「アルザ尾瀬の郷」とある。
「燧の湯」に入浴。大人500円。開放的な露天風呂もあり、燧ケ岳の一角を望める。
 
【1日目】御池駐車場から4時半の始発シャトルバスで沼山峠へ
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
【1日目】御池駐車場から4時半の始発シャトルバスで沼山峠へ
この日は朝靄があまりできず
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
この日は朝靄があまりできず
大江湿原に近づくと木道沿いにもニッコウキスゲが現れる
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
大江湿原に近づくと木道沿いにもニッコウキスゲが現れる
まだ花は開いていないが沢山!
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
まだ花は開いていないが沢山!
影が段々退き、花に日が当たり始める
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/19 12:50
影が段々退き、花に日が当たり始める
ニッコウキスゲと他の色の花々が綾を成す場所
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ニッコウキスゲと他の色の花々が綾を成す場所
燧ヶ岳の山頂はまだ雲に隠れている:長蔵小屋付近から
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
燧ヶ岳の山頂はまだ雲に隠れている:長蔵小屋付近から
再び大江湿原に戻り、少しずつ開き始めたキスゲを見る
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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7/19 12:50
再び大江湿原に戻り、少しずつ開き始めたキスゲを見る
やや遠くの沼岸に見えるカキツバタと芦草
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
やや遠くの沼岸に見えるカキツバタと芦草
ワタスゲの向こうの燧ヶ岳の頂きも見えてきた
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
ワタスゲの向こうの燧ヶ岳の頂きも見えてきた
見晴の野営場の木々に囲まれた場所にテントを設営する この日は他に4-5張りだけ
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
見晴の野営場の木々に囲まれた場所にテントを設営する この日は他に4-5張りだけ
弥四郎小屋のテラスで生ビールを飲みながら涼む
2011年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:50
弥四郎小屋のテラスで生ビールを飲みながら涼む
燧ヶ岳を背にした弥四郎小屋
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
燧ヶ岳を背にした弥四郎小屋
尾瀬ヶ原と青い空+白い雲
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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尾瀬ヶ原と青い空+白い雲
第二長蔵小屋の前の大きな木
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
第二長蔵小屋の前の大きな木
そろそろ日も傾いてきた
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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そろそろ日も傾いてきた
夕方の空はそれほど焼けてくれなかった
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
夕方の空はそれほど焼けてくれなかった
【2日目】見晴新道は展望のない林の中の道
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
【2日目】見晴新道は展望のない林の中の道
樹林帯を抜ける頃、ハクサンシャクナゲの花が目につき始める
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
樹林帯を抜ける頃、ハクサンシャクナゲの花が目につき始める
だいぶん登って来た 眼下の尾瀬ヶ原は霞んで見える
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
だいぶん登って来た 眼下の尾瀬ヶ原は霞んで見える
柴安瑤謀着
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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柴安瑤謀着
ガスで霞む俎瑤某佑留討見えている
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ガスで霞む俎瑤某佑留討見えている
少し晴れてくると、尾瀬沼の向こうに日光白根山、男体山などが望める
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
少し晴れてくると、尾瀬沼の向こうに日光白根山、男体山などが望める
8時頃には頂上には20名前後が休憩中
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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8時頃には頂上には20名前後が休憩中
ガスが晴れて尾瀬ヶ原方面も次第に見張らせるようになってきた 正面は至仏山
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ガスが晴れて尾瀬ヶ原方面も次第に見張らせるようになってきた 正面は至仏山
この日は3連休初日とあって、テント場は人でいっぱい
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
この日は3連休初日とあって、テント場は人でいっぱい
【3日目】朝靄の中、朝早くから人が行き交う
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
【3日目】朝靄の中、朝早くから人が行き交う
朝露に濡れるカキツバタ
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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朝露に濡れるカキツバタ
気持ち良さそうなハンモック
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
気持ち良さそうなハンモック
日が射しても靄が濃く残っていた
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
日が射しても靄が濃く残っていた
下山のため赤田代方面へ
2011年07月19日 12:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/19 12:51
下山のため赤田代方面へ
赤田代の茶屋のベンチにいた蝶
2011年07月19日 12:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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赤田代の茶屋のベンチにいた蝶
白いワタスゲの苑
2011年07月19日 12:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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白いワタスゲの苑
池塘の周りにも
2011年07月19日 12:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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池塘の周りにも
上田代の傾斜湿原 奥の山は会津駒ヶ岳に連なる大杉岳
2011年07月19日 12:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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上田代の傾斜湿原 奥の山は会津駒ヶ岳に連なる大杉岳
やっと御池の駐車場に戻って来た
2011年07月19日 12:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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やっと御池の駐車場に戻って来た
そのほかの尾瀬の花
2011年07月19日 15:20撮影
7/19 15:20
そのほかの尾瀬の花
撮影機器:

感想

東北地方も梅雨明けし、ニッコウキスゲが週末にピークという情報を聞きつけて尾瀬へ。
見晴にテント泊して燧ケ岳にも登る計画。

深夜に御池の駐車場に入って仮眠し、4時半のシャトルバスで沼山峠へ。
乗り合わせた数名でニッコウキスゲの情報交換。
毎日通っているという地元の人から大江湿原付近が今日はピークだろうという話を聞く。

大江湿原に着いてみると、なるほど一面に黄色の花が広がっている。
これほど密集して群生しているのは見たことがない。
以前は尾瀬ヶ原でもっと大規模にキスゲが見られたが、鹿の害で著しく減っているとのこと。

まだ朝早くて花は開ききっておらず、背景になる燧ケ岳の天辺も雲に隠れている。
10時くらいまで待てば撮影には良い条件になるかも知れない。
ところが、長蔵小屋で会った地元のガイドさんから「早く行かないと見晴のキャンプ場は満杯になるかも知れない」というアドバイスを貰う。
これに従って、少し残念に思いながら先を急ぐ。(これは実際には全く杞憂だった)

沼尻を過ぎ、段小屋坂を見晴へ下る。
快晴で気温が高いので、下りなのに汗が止まらない。
長い木道歩きは登山とは違う形で足首や足底が疲れる。

10時前には見晴に着いてしまい、手続きをしてテントを設営する。
スペースはたっぷりあるのだが、日差しをうまく避けられる場所は既に占められている。
仕方なく午後になれば少し日陰になりそうな所を選ぶ。

お昼前になるとカンカン照りで茹だるような暑さ。
とても尾瀬ヶ原へ出て長時間歩きたいとは思わない。
とは言え、テントの中にはなおさらいられない。
弥四郎小屋で生ビールを飲みながら木道を行き来する人々を眺めた後は、テント場横の休憩所の日陰のベンチで昼寝をして過ごす。


二日目の朝は少し寝過して5時近くにテント場を出発。見晴新道を燧ケ岳へ向かう。
前半は沢筋に付けられた割と緩やかな登山道をだらだらと登る。
樹林帯の中で展望はなく、風も通らないのですぐに汗でびっしょりになってくる。
顔から流れ落ちる汗が首から懸けたカメラにポタポタと落ち、頂上に着いてみたらレンズの前玉が結露していた。

後半はゴロゴロした岩の多い急登になり、やがて樹林帯を抜けて背後に尾瀬ヶ原の展望が得られるようになる。
さらに1時間ほどで柴安瑤猟詐紊謀着。
ガスで霞む中には先着者が2名だけ。
しかし続々と後続の登山者が各方面からやって来て、ガスが晴れてくる頃には20名ほどにもなる。

眼下の尾瀬沼や尾瀬ヶ原、日光白根山や男体山などの眺めをひとしきり楽しんだ後、俎瑤呂泙榛E戮箸いΔ海箸砲靴堂嫉崖始。
蒸し暑さのためか登りと大差ない時間かかってテントに戻る。

前日と同じく弥四郎小屋の生ビールで一息ついた後は、午後から平滑の滝まで足を延ばしてみる。
が、やはり暑くてそれ以上長く歩きたくなくなり、すぐにテント場へ戻る。
前日は5張りほどしかなかったテントは、この日50張りくらいにも増えた。


最終日は朝靄の風景を撮った後にゆっくり撤収を行い、赤田代〜裏燧林道を通って御池へ下山する。
8時を過ぎるとやはり気温が上がり、赤田代までは強い日差しに灼かれる。
林道の細かなアップダウンを何度か繰り返し、蒸れる林の中をできるだけ発汗しないようにゆっくり歩く。

展望のなさに少しイライラしてきた頃、上田代付近の広く開けた美しい湿原に出会う。
白いワタスゲが一面に広がって、絵に描いたような風景にやっと幸福感を味わった。
 

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コメント

ゲスト
天気の良い日でしたね!
Tadさん、はじめまして!

ほんとに天気が良い日でしたね〜!
山頂は涼しくて気持ちよかったのですが、下山すると、とても暑い日でした。
でも、ワタスゲやニッコウキスゲが辺り一面に咲いていて大満足の山行でした!
多分山頂でお会いしているか、すれ違っていると思います!

こちらこそ、また、どこかでお会いしましたら、よろしくです!
2011/7/20 22:20
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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