尾瀬・燧ケ岳 〜 見晴にテント2泊でのんびり
- GPS
- 54:41
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,580m
コースタイム
16日:見晴4:45 - 7:25燧ケ岳(柴安)8:20 - 10:40見晴
17日:見晴7:55 - 8:25赤田代 - 10:10天神田代 - 10:55上田代 - 11:30御池
天候 | 15日: 晴れ 16日: 晴れ 17日: 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況: (沼山峠〜大江湿原〜沼尻〜見晴)きれいに整備された木道を歩く。特に危険箇所はなし。 (見晴〜燧ケ岳)登山道の整備は北アルプス等ほどに丁寧ではないが、特に危険箇所はなし。後半は岩の多いやや急な登りになる。 (見晴〜裏燧林道〜御池)特に危険箇所はないが、痛んだ木道も多く足元に注意。 ■入浴: 桧枝岐村の352号沿いに、「燧の湯」「駒の湯」「アルザ尾瀬の郷」とある。 「燧の湯」に入浴。大人500円。開放的な露天風呂もあり、燧ケ岳の一角を望める。 |
写真
感想
東北地方も梅雨明けし、ニッコウキスゲが週末にピークという情報を聞きつけて尾瀬へ。
見晴にテント泊して燧ケ岳にも登る計画。
深夜に御池の駐車場に入って仮眠し、4時半のシャトルバスで沼山峠へ。
乗り合わせた数名でニッコウキスゲの情報交換。
毎日通っているという地元の人から大江湿原付近が今日はピークだろうという話を聞く。
大江湿原に着いてみると、なるほど一面に黄色の花が広がっている。
これほど密集して群生しているのは見たことがない。
以前は尾瀬ヶ原でもっと大規模にキスゲが見られたが、鹿の害で著しく減っているとのこと。
まだ朝早くて花は開ききっておらず、背景になる燧ケ岳の天辺も雲に隠れている。
10時くらいまで待てば撮影には良い条件になるかも知れない。
ところが、長蔵小屋で会った地元のガイドさんから「早く行かないと見晴のキャンプ場は満杯になるかも知れない」というアドバイスを貰う。
これに従って、少し残念に思いながら先を急ぐ。(これは実際には全く杞憂だった)
沼尻を過ぎ、段小屋坂を見晴へ下る。
快晴で気温が高いので、下りなのに汗が止まらない。
長い木道歩きは登山とは違う形で足首や足底が疲れる。
10時前には見晴に着いてしまい、手続きをしてテントを設営する。
スペースはたっぷりあるのだが、日差しをうまく避けられる場所は既に占められている。
仕方なく午後になれば少し日陰になりそうな所を選ぶ。
お昼前になるとカンカン照りで茹だるような暑さ。
とても尾瀬ヶ原へ出て長時間歩きたいとは思わない。
とは言え、テントの中にはなおさらいられない。
弥四郎小屋で生ビールを飲みながら木道を行き来する人々を眺めた後は、テント場横の休憩所の日陰のベンチで昼寝をして過ごす。
二日目の朝は少し寝過して5時近くにテント場を出発。見晴新道を燧ケ岳へ向かう。
前半は沢筋に付けられた割と緩やかな登山道をだらだらと登る。
樹林帯の中で展望はなく、風も通らないのですぐに汗でびっしょりになってくる。
顔から流れ落ちる汗が首から懸けたカメラにポタポタと落ち、頂上に着いてみたらレンズの前玉が結露していた。
後半はゴロゴロした岩の多い急登になり、やがて樹林帯を抜けて背後に尾瀬ヶ原の展望が得られるようになる。
さらに1時間ほどで柴安瑤猟詐紊謀着。
ガスで霞む中には先着者が2名だけ。
しかし続々と後続の登山者が各方面からやって来て、ガスが晴れてくる頃には20名ほどにもなる。
眼下の尾瀬沼や尾瀬ヶ原、日光白根山や男体山などの眺めをひとしきり楽しんだ後、俎瑤呂泙榛E戮箸いΔ海箸砲靴堂嫉崖始。
蒸し暑さのためか登りと大差ない時間かかってテントに戻る。
前日と同じく弥四郎小屋の生ビールで一息ついた後は、午後から平滑の滝まで足を延ばしてみる。
が、やはり暑くてそれ以上長く歩きたくなくなり、すぐにテント場へ戻る。
前日は5張りほどしかなかったテントは、この日50張りくらいにも増えた。
最終日は朝靄の風景を撮った後にゆっくり撤収を行い、赤田代〜裏燧林道を通って御池へ下山する。
8時を過ぎるとやはり気温が上がり、赤田代までは強い日差しに灼かれる。
林道の細かなアップダウンを何度か繰り返し、蒸れる林の中をできるだけ発汗しないようにゆっくり歩く。
展望のなさに少しイライラしてきた頃、上田代付近の広く開けた美しい湿原に出会う。
白いワタスゲが一面に広がって、絵に描いたような風景にやっと幸福感を味わった。
Tadさん、はじめまして!
ほんとに天気が良い日でしたね〜!
山頂は涼しくて気持ちよかったのですが、下山すると、とても暑い日でした。
でも、ワタスゲやニッコウキスゲが辺り一面に咲いていて大満足の山行でした!
多分山頂でお会いしているか、すれ違っていると思います!
こちらこそ、また、どこかでお会いしましたら、よろしくです!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する