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Yamareco

記録ID: 1225932
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

鈴ヶ沢東股遡行〜中股下降(御嶽山周辺王滝川)

2017年08月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:48
距離
18.3km
登り
1,555m
下り
1,553m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:49
休憩
0:00
合計
10:49
距離 18.3km 登り 1,555m 下り 1,556m
5:59
649
スタート地点
16:48
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鈴ヶ沢林道入口のゲート前に駐車
5台ぐらいのスペース有り
コース状況/
危険箇所等
30m大滝の巻きは泥んこ斜面で滑落に注意
ロープを3ピッチほど使用
他の滝のロープでの確保は2回ほど
東股から中股への乗越はバリエーションなので、ルートの読みが重要
笹藪漕ぎは大量の倒木と相まって難儀としか言いようがない
その他周辺情報 下山後は大滝の湯
大人500円
(基本は土日祝しか営業していないが、8月はお盆まで毎日営業していました)
アプローチの道が長く砂利道で秘境の感覚
ゲートから約1時間の林道歩き
1
ゲートから約1時間の林道歩き
2っ目の橋に辿りついたところで入渓
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2っ目の橋に辿りついたところで入渓
すぐにナメの連続
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すぐにナメの連続
ワイドな簾状
活火山である感じの沢
活火山である感じの沢
30mの大滝
圧倒的な存在感
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30mの大滝
圧倒的な存在感
一番下の釜
30m滝の巻道、草付泥の巻きの急斜面(J)
2017年08月14日 07:31撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 7:31
30m滝の巻道、草付泥の巻きの急斜面(J)
中間から
ようやく釜の落ち口に着いた
ようやく釜の落ち口に着いた
澄んだ水
ナメの共演
30m滝の大高巻の次は・・・(J)
2017年08月14日 08:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 8:37
30m滝の大高巻の次は・・・(J)
3級のクライミング。ktn92さんはボルダリングムーヴでサクッとリード、お助けロープを垂らしてもらう(J)
2017年08月14日 08:37撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 8:37
3級のクライミング。ktn92さんはボルダリングムーヴでサクッとリード、お助けロープを垂らしてもらう(J)
日差しがあって厚い日ならばドボンですね
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日差しがあって厚い日ならばドボンですね
上部は平らなナメ
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上部は平らなナメ
樋状も多い
慎重にへつる
この距離なら・・・(J)
2017年08月14日 09:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:40
この距離なら・・・(J)
鳶のように飛んじゃうktn92さん(J)
2017年08月14日 09:40撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 9:40
鳶のように飛んじゃうktn92さん(J)
このCSは巻く
ナメもいろいろ
シャワー
ここはロープで補助
ここはロープで補助
この淵が見たかった
この淵が見たかった
流入がない不思議な光景
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流入がない不思議な光景
上部の樋状から流れ込む
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上部の樋状から流れ込む
水中で繋がる
ここはフリーで
大きな簾状
しかも2条
大きな簾状
しかも2条
ここもロープ出す
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ここもロープ出す
最後の見どころ溶岩の大伽藍に向かう(J)
2017年08月14日 10:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 10:15
最後の見どころ溶岩の大伽藍に向かう(J)
崖に大きな口を開けている
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崖に大きな口を開けている
左から巻く
飽きないいろいろな滝
飽きないいろいろな滝
シャワーを浴びながら
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シャワーを浴びながら
どの釜も深い
溶岩のような感じ
溶岩のような感じ
険しい稜線が見えてきた
険しい稜線が見えてきた
土に見えますが、岩です
土に見えますが、岩です
中股へ乗越ために涸れ沢を進む
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中股へ乗越ために涸れ沢を進む
花もあります
ヤマハハコ
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花もあります
ヤマハハコ
ホタルブクロ
伝上川源頭崩壊点
伝上川源頭崩壊点
三笠山
おんたけスキー場のある三笠山。あっちは天国こっちは地獄(J)
三笠山
おんたけスキー場のある三笠山。あっちは天国こっちは地獄(J)
三笠山〜小三笠山鞍部。ここからがRFを試される。植生の一番薄い場所を探し下降の中俣の谷芯目指すが、やや左側に振ってしまい倒木と笹薮地獄・・もう少し右寄りに振れば苦労半減だった(J)
2017年08月14日 11:58撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 11:58
三笠山〜小三笠山鞍部。ここからがRFを試される。植生の一番薄い場所を探し下降の中俣の谷芯目指すが、やや左側に振ってしまい倒木と笹薮地獄・・もう少し右寄りに振れば苦労半減だった(J)
激藪〜激倒木踏み抜き斜面があり難儀(J)
藪を突破し、中股源頭へ
激藪〜激倒木踏み抜き斜面があり難儀(J)
藪を突破し、中股源頭へ
藪がないだけで本当に助かる
藪がないだけで本当に助かる
後はここを下るだけ
水がちょろちょろ見えてきたもう大丈夫!(J)
後はここを下るだけ
水がちょろちょろ見えてきたもう大丈夫!(J)
中股は分厚い苔が多い
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中股は分厚い苔が多い
ナメばかり
中股で唯一滝と言える流れ
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中股で唯一滝と言える流れ
中俣は最後に小堰堤が2つ。折角ロープも持ってきたし、懸垂の練習でも・・(J)
2017年08月14日 15:14撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 15:14
中俣は最後に小堰堤が2つ。折角ロープも持ってきたし、懸垂の練習でも・・(J)
乗り出してするすると(J)
2017年08月14日 15:15撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/14 15:15
乗り出してするすると(J)
最初に出てきた堰堤は懸垂下降
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最初に出てきた堰堤は懸垂下降
林道に到着
入渓地点まで戻った
入渓地点まで戻った
ゲートに到着
おつかれちゃん
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ゲートに到着
おつかれちゃん
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ カラビナ スリング 渓流シューズ ルート図

感想

前日の鈴鹿鎌ヶ岳中ノ谷に続く2連ちゃんの沢旅。
パートナーも同じくJUNDr先生。
前日の疲れもどこ吹く風と、中年にしてはちょっと過激にやりすぎ?なほどアグレッシブで頼りになります。
事前の天気予報では好天の予想であったが、早朝はどんよりと曇りでいつ雨が降ってもおかしくなさそうであったが、予定通り出発。
誰でも知る活火山であるが、その沢も溶岩でできたような滝やナメが連続する。
するとすぐに30mの大滝が圧倒的存在感で登場する。
下部に2段の滝を持ち素晴らしい。
しかし、この巻きが苦労した。
草着きであるが、泥濘で滑り易く、草も抜けそうな感じ。傾斜も強く結局ロープを出し、3ピッチほど練習です。
ここでちょっと時間を浪費してしまったが、その後はどれも独特な滝、ナメの連続で飽きません。何度かロープで確保したが、順調に歩みを進める。
すると一度見てみたかった水中で繋がる釜に出た。
不思議な光景ですが、こういった環境の山での稀な形状ですね。
その後も簾状の滝などを見ながら、小三笠山を左手に眺めながら涸れた支沢を進み中股への乗越を開始する。
ここからは慎重なルートファインディングが求められるが、JUNDr先生におんぶにだっこだった。
自分はとにかく『こっち』『あっち』と言われれば気合いで藪を漕ぐのみであった。
中股の源頭に出た時にはほっと安堵した。
鈴ヶ沢は東股と中股で全然違う渓相の沢。
不思議ですね〜。
中股は滝らしい滝が一つもなくナメばかり。
これでは遡行してもつまらないですね。
結構長い行程となりましたが、藪漕ぎが大変でも満足な沢歩きでした。
先生、またまたお誘い願いますね。どこでも付いていきます。

ktn92さんに今回も助けまくって貰いながらの遡行でした。ktn92さんの足回りの安定感・突破力・リードは見事で、とても沢1か月目とは思えませんでした。流石は海の男?私は奥美濃で藪山突破には比較的慣れているので2人の力でほぼ時間通りで周回出来ましたが、私は恥ずかしながら翌日腰痛勃発です。山行中は痛みは無かったのですが、右脚が上がらず、クライム困難でご迷惑をお掛けしました。お助けロープで何とかクリアでき、本当に頼もしかったです。これからもよろしくお願いします。私も明日からリハビリに努めて早い復帰を目指します。

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コメント

素晴らしい足回り!
ktn92さんに今回も助けまくって貰いながらの遡行でしたが、大変楽しい山行でした。ktn92さんの足回りの安定感・突破力・リードは見事でした。とても沢1か月目とは思えませんでした。流石は海の男?私は奥美濃で藪山突破には比較的慣れているので2人の力でほぼ時間通りで周回できましたね。私は恥ずかしながら翌日腰痛勃発です。山行中は痛みは無かったのですが、右脚が上がらず、クライム困難でご迷惑をお掛けしました。お助けロープで何とかクリアでき、本当に頼もしかったです。2人で経験を積んでより困難な雪山でのスキー山行が期待できますね。これからもよろしくお願いします。私も明日からリハビリに努めて早い復帰を目指します。
2017/8/15 23:38
Re: 素晴らしい足回り!
お疲れ様でした。
先生の経験と読図力には恐れ入ります。
今回のような遡行ができれば行動範囲が広がりますね。
但し、もう少しロープワークの経験が必要なのも事実です。
今回も一度確保を失敗しちゃいましたから。
ゴメンナサイです。
失敗を糧にレベルアップを目指すのみです。
2017/8/16 7:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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