山陰のマッターホルン・烏ヶ山(からすがせん)
- GPS
- 03:59
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 597m
- 下り
- 578m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここで登山届も提出できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■鏡ヶ成キャンプ場ルートは通行止め(2017/8/17現在) ■新小屋峠ルート 登山口から山頂まで1時間半ほどなので、それほどきつくはありません。 しかし、長い間通止めになっていたこともあって、登山道の状態はよくありません。また、頂上直下は足場の悪い岩場が続き、急登も多いです。 初心者だけでの入山は控えたほうがよいと思います。 |
写真
感想
今年の夏は全国的にお天気が悪いです。
東京は8月に入って16日連続で雨が降るという状況。
その中で休暇予定にしている8月17日は西日本では晴れ間が期待できる一日でした。
このチャンスに、以前から登りたかった鳥取県の烏ヶ山(からすがせん)へ。
伯耆大山の南側にそびえる烏ヶ山(からすがせん)
標高は1448mとそれほど高くはないのですが、三角錐の切り立った頂上の山容が美しく、山陰のマッターホルンと呼ばれています。
山頂から眺める大山南壁の景色も素晴らしい、という話を聞いていました。
ところが、この山は2000年に発生した鳥取県西部地震で登山道の多くが崩落し、入山禁止に。昭文社の山と高原地図でも長期にわたり登山道は廃道扱いとなっていましたが、2016年7月に入山規制が解かれました。
しかし、2016年10月に鳥取県中部地震で烏ヶ山南稜の登山道が崩落し、登山道は付け替わっているものの、頂上に至る道のりはなかなかハードです。
ちなみに、2017年の6月頃に流れたサントリーの「奥大山の天然水」のCMで宇多田ヒカルが登っている山がこの烏ヶ山です。
神戸から登山口となる休暇村奥大山までは3時間ほど。
朝のうちが天気の良い予報だったので、早朝スタート。
計画では鏡ヶ成(かがみがなる)キャンプ場の登山口から登り、新小屋峠の登山口に下山する予定だったのですが、鏡ヶ成キャンプ場からのルートは通行止めとなっていました。
ということで、新小屋峠ルートのピストンで。
腰までの高さの熊笹をかき分けながら進みます。
前夜降った雨で熊笹の葉が濡れておりズボンがすぐにびしょしょに。また地面はぬかるんでおり、靴はドロドロに。
最初はブナ林を緩やかに登っていくのですが、標高を上げてくると急登も現れます。
新小屋分れから烏ヶ山頂上までは距離的には短いのですが、足場の悪い岩場を進んでいくため、慎重さが要求されます。
なかなかハードな登りで山頂に着いたのですが、あいにく小雨模様でガスがかかっており、大山南壁の雄大な姿を見ることができませんでした。残念。
登山口から山頂まで1時間半ほどなので、それほどきつくはありません。
しかし、長い間通止めになっていたこともあって、登山道の状態はよくありません。また、頂上直下は足場の悪い岩場が続き、急登も多いです。
初心者だけでの入山は控えたほうがよいと思います。
また天気が良いときにリベンジしたい。
ブナ林あるので、紅葉の時期もきれいでしょう。
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