記録ID: 123386
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
間ノ岳
2011年07月23日(土) [日帰り]
- GPS
- 10:29
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,085m
- 下り
- 2,073m
コースタイム
06:02広河原〜07:30二俣07:33〜09:10八本歯のコル09:14〜09:37トラバース道分岐09:37〜10:07北岳山荘10:07〜10:46中白根山10:46〜11:45間ノ岳12:14〜12:50中白根山12:50〜13:08北岳山荘13:08〜13:47トラバース道分岐13:47〜14:00八本歯のコル14:03〜15:08二俣15:08〜16:31広河原
天候 | 晴後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
5:00の乗合タクシー(1100円 ※運転手さんに確認するとやはり今年から100円値下げしたとのこと) 夜叉神峠で5:25分のゲートの開門を待つ。6時前に広河原着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●広河原〜二俣 台風が過ぎた直後だったためか、登山道に流れ込んでいるが水量がいつもより多い。 ブーンという音が聞こえてきたら二俣はもうすぐ。バイオトイレの音。 危険箇所なし。 ●二俣〜八本歯のコル 支流を渡り、しばらく急登が続く。 1箇所だけ雪渓を渡る箇所あるがアイゼンは必要なし。ガレザレに浮き石で下りは要注意。 左俣を登り詰める直前に標識があり、これを過ぎると登山道は尾根道になり梯子地帯となる。 梯子を2つ程過ぎたところからのバッドレスの眺めは大樺沢ルートの中で一番良く見える。 梯子を10個以上過ぎうんざりしてきたころに八本歯のコルに到着。 ●八本歯のコル〜北岳山荘 八本歯を過ぎてから登山道は岩場に。 トラバース道は、切り立っていてちょっとした梯子と鎖がある箇所もあるが、高度感や恐怖感はあまり感じない。トラバース道からの稜線と北岳山荘、そして間ノ岳の景色が大好き。 トラバース道は北岳からの稜線と合流。ここから快適な稜線歩きが楽しめる。雷鳥にも出会う。 ●北岳山荘〜中白峰山 北岳山荘を過ぎるとまずは緩やかな登りとなるので、稜線遊戯を楽しめるが、次第にキツくなる。 帰途、ガスの中から変な叫び声が聞こえると思ったらサルがこちらに向かって吠えていた。 3000m以上の稜線にサルがいるなんてびっくり。 危険箇所なし。 ●中白根山〜間ノ岳 基本稜線の西側の切り立った登山道を歩くことになる。 小ピークを巻きながらアップダウンを繰り返し、徐々に高度をあげていく。 2回くらいニセピークに騙されがっくりするも頂上へ。 このルートを往復する間、雷鳥の姿を3〜4匹見ることができた。 |
写真
感想
●昨年、11月に目指したがちょうど初冠雪の時期に当たり、トラバース道の途中で撤退した間ノ岳にリベンジ。
この撤退がずっと心の片隅でしこりのように残っていたので、自分の中で間ノ岳に対する思い入れがどんどん膨らんでいて、いつしか憧れの山に。
●前週の3連休の芦安は超激混みだったが、今週は通常通りの状況に戻っていた。
●午前中は晴れたが、晴れた分、先週の台風でたっぷり水分を含んだ地面から蒸気が沸き立ち始める。
●何とかガスで何も見えなくなる前に稜線に乗っかることができ、快適な稜線遊戯を楽しむことができた。
●しかし、北岳山荘を過ぎてから、徐々に傾斜がキツくなり中白根山までがシンドイ。
●中白根山から間ノ岳の雰囲気は小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳までの雰囲気とよく似ている。
いくつかの偽ピークがあり、これに騙されガックリ。疲れたカラダに堪える。
●歩くことおよそ5時間40分。いつも遠くから見ていた間ノ岳の大らかな山容のその頂点に。うれしい。
●帰りはガスの道中だったが、水もギリギリだったためかえって助かった。
●16:30広河原到着。17:00まで待たなきゃと思っていたら、ちょうど車庫に引き返そうとしていた乗合タクシーに貸切で乗せてもらうことに。
●久しぶりのガッツリ&時間制限のある山行で、特に帰りは忙しなかったけれど、心地よい疲れと高い満足感を得ることができた。
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