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Yamareco

記録ID: 1234548
全員に公開
沢登り
奥秩父

多摩川水系一ノ瀬川 水干沢・笠取山

2017年08月23日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:37
距離
9.0km
登り
828m
下り
815m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
0:37
合計
4:52
9:11
148
11:39
11:51
17
12:08
12:23
14
12:37
12:37
5
12:42
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9
12:51
13:01
41
13:42
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21
入渓点でログが止まりました。20分ほどして再開したのでその間の軌跡は直線になってます。ログは山旅ロガーゴールド。
天候 晴れのち曇り 登山口9時で20度。山頂で20度くらい、ほぼ無風。登山口14時20分で23度。
勝沼12時 33.7度、小河内12時 28.7度。
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往復とも高速を使わずに行きました。交通費はガソリン代1300円(10L)だけですみました。

自宅5:45→8:50作場平橋 距離105km。休憩無し、運転時間3時間。
作場平橋14:20→19:10自宅 距離107km。道の駅とコンビニで休憩計1時間、運転時間約4時間。
ルートは自宅→所沢→青梅→奥多摩→作場平橋です。
自宅から青梅の市街地を抜けるまでが50kmで、この間、信号が多く時間がかかる。往路で1時間30分、復路では渋滞もあり2時間30分以上かかる。

作場平橋駐車場、20台位駐車可。バイオトイレ有り。
コース状況/
危険箇所等
東京都水道局はヘタな自治体より、よほどお金があるみたいで、登山道は歩きやすく整備されてました。道標も新しくなってました。水道局にとって水源の森は大切な資源・財産なので当然かも知れませんね。

水干沢はテクニカル的に難しいところはありません。滝は1〜3m位でどれも簡単に越せます。当然難しい高巻きなども皆無です。ただフエルト靴でないと滑るかも知れません。二俣を間違えないように。最後の詰めは滑落に注意、そして落石を起こさないように。笹の急斜面では木の幹・笹などをホールドに使い、四つん這いで登りました。
その他周辺情報 道の駅「たばやま」で軽食可。立ち寄りの湯「のめこい湯」もあります、ただし吊り橋を歩いて渡るので道の駅から数分かかります。
作場平駐車場。自宅から高速使わずに奥多摩経由で105km、3時間かかりました。
2017年08月23日 09:10撮影
8/23 9:10
作場平駐車場。自宅から高速使わずに奥多摩経由で105km、3時間かかりました。
作場平駐車場から14分。ベンチのある三つ目の木橋で入渓。駐車場のすぐ上から一ノ瀬川に入渓できますが、今回、靴下とタイツを忘れたのでここまで登山道利用。
2017年08月23日 09:24撮影
8/23 9:24
作場平駐車場から14分。ベンチのある三つ目の木橋で入渓。駐車場のすぐ上から一ノ瀬川に入渓できますが、今回、靴下とタイツを忘れたのでここまで登山道利用。
2017年08月23日 09:25撮影
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8/23 9:25
水中撮影。左は泡。岩の下に花崗岩の砂が堆積しているのが分かります。
2017年08月23日 09:26撮影
8/23 9:26
水中撮影。左は泡。岩の下に花崗岩の砂が堆積しているのが分かります。
2017年08月23日 09:29撮影
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8/23 9:29
2017年08月23日 09:33撮影
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8/23 9:33
苔がきれいです。
2017年08月23日 09:59撮影
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8/23 9:59
苔がきれいです。
ナメ床
2017年08月23日 10:04撮影
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8/23 10:04
ナメ床
登山道交差1回目。
2017年08月23日 10:13撮影
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8/23 10:13
登山道交差1回目。
滝はせいぜいこのくらい。
2017年08月23日 10:17撮影
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8/23 10:17
滝はせいぜいこのくらい。
2017年08月23日 10:31撮影
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意外に水が冷たい。30秒も手を沢水につけているとキンキンに冷えてきます。
2017年08月23日 10:32撮影
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8/23 10:32
意外に水が冷たい。30秒も手を沢水につけているとキンキンに冷えてきます。
前の画像の左の滝。防水カメラなので暗いと一気に画質が悪くなります。
2017年08月23日 10:32撮影
8/23 10:32
前の画像の左の滝。防水カメラなので暗いと一気に画質が悪くなります。
ネオプレーンの靴下とタイツの入った袋、家に忘れてきました(;。;)
2017年08月23日 10:34撮影
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8/23 10:34
ネオプレーンの靴下とタイツの入った袋、家に忘れてきました(;。;)
ナメ。紅葉の頃はきっと素晴らしい景色になるでしょう。
2017年08月23日 10:35撮影
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8/23 10:35
ナメ。紅葉の頃はきっと素晴らしい景色になるでしょう。
人工物の無い沢は、人の手が入ったトレイルとは違う。何が違うのか言葉で表すのは難しい。景色とかだけでは無く、雰囲気というか空気というか...。時折、鹿の警戒した鳴き声が聞こえる。
『もののけ姫』に登場する「シシ神」がふっと現れても驚かない、そんな雰囲気だ。
2017年08月23日 10:39撮影
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8/23 10:39
人工物の無い沢は、人の手が入ったトレイルとは違う。何が違うのか言葉で表すのは難しい。景色とかだけでは無く、雰囲気というか空気というか...。時折、鹿の警戒した鳴き声が聞こえる。
『もののけ姫』に登場する「シシ神」がふっと現れても驚かない、そんな雰囲気だ。
癒やされますネ。
2017年08月23日 10:52撮影
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8/23 10:52
癒やされますネ。
二俣、1620m付近。左は水干沢3m滝、右は黒エンジュ沢。今回は左の水干沢に行きます。
2017年08月23日 10:53撮影
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8/23 10:53
二俣、1620m付近。左は水干沢3m滝、右は黒エンジュ沢。今回は左の水干沢に行きます。
二俣からき先、ナメが続きます。
2017年08月23日 10:54撮影
8/23 10:54
二俣からき先、ナメが続きます。
3m滝
2017年08月23日 10:57撮影
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8/23 10:57
3m滝
これは確か左の滝から超したと思った。
2017年08月23日 10:58撮影
8/23 10:58
これは確か左の滝から超したと思った。
苔がとてもきれいでした。
2017年08月23日 11:13撮影
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8/23 11:13
苔がとてもきれいでした。
ケルン
2017年08月23日 11:15撮影
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8/23 11:15
ケルン
たぶん鹿の骨。
2017年08月23日 11:18撮影
8/23 11:18
たぶん鹿の骨。
登山道交差2回目。
2017年08月23日 11:19撮影
8/23 11:19
登山道交差2回目。
6m滝、易しい黄色のラインで登りました。難しいラインで登り万が一滑落したら大怪我するので、ムリはしません。
2017年08月23日 11:23撮影
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8/23 11:23
6m滝、易しい黄色のラインで登りました。難しいラインで登り万が一滑落したら大怪我するので、ムリはしません。
2017年08月23日 11:23撮影
8/23 11:23
6m滝、落口。これ以上前に出て滑ったらタダでは済まないので、ここから落口を撮影。
2017年08月23日 11:25撮影
8/23 11:25
6m滝、落口。これ以上前に出て滑ったらタダでは済まないので、ここから落口を撮影。
源頭が近いです。
2017年08月23日 11:30撮影
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8/23 11:30
源頭が近いです。
覆水しました。上に水干の登山道と人が見えました。
2017年08月23日 11:34撮影
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8/23 11:34
覆水しました。上に水干の登山道と人が見えました。
登山道に出ました。振り返ると富士山。
2017年08月23日 11:36撮影
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8/23 11:36
登山道に出ました。振り返ると富士山。
多摩川の源頭、水干。ここで沢装備解除。
2017年08月23日 11:38撮影
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8/23 11:38
多摩川の源頭、水干。ここで沢装備解除。
水干標識の後ろ。時々ポタポタと水滴が落ち、下の石の受け皿には水が貯まってました。
2017年08月23日 11:40撮影
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8/23 11:40
水干標識の後ろ。時々ポタポタと水滴が落ち、下の石の受け皿には水が貯まってました。
マルバタケブキ
2017年08月23日 11:41撮影
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マルバタケブキ
シモツケかな?
2017年08月23日 11:50撮影
8/23 11:50
シモツケかな?
イナカギクかな?
山野の花図鑑
http://sanyanoflowers.sakuraweb.com/inakagiku1179.html
2017年08月23日 11:50撮影
8/23 11:50
イナカギクかな?
山野の花図鑑
http://sanyanoflowers.sakuraweb.com/inakagiku1179.html
水干標識の後ろから詰めました。最初はグズグズの脆い土と岩のガレの急斜面。下が登山道なので落石を誘発しないように慎重に登る。
コンタ30mほど登り、左の笹の尾根にルートを取る。
2017年08月23日 11:59撮影
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8/23 11:59
水干標識の後ろから詰めました。最初はグズグズの脆い土と岩のガレの急斜面。下が登山道なので落石を誘発しないように慎重に登る。
コンタ30mほど登り、左の笹の尾根にルートを取る。
笹藪の急斜面を四つん這いで登る。笹はまとめと掴むと良いホールドになるので急だが登りやすい。
2017年08月23日 12:03撮影
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8/23 12:03
笹藪の急斜面を四つん這いで登る。笹はまとめと掴むと良いホールドになるので急だが登りやすい。
水干標識から15分ほどで登山道に合流し、数分で山梨県側の笠取山に着く。
笠取山は1月と2月に登頂(三角点のある埼玉県側山頂も)してるので、今回が3回目になります。ただし今回は埼玉県側山頂には行ってません。

西御殿岩・唐松尾山・笠取山 今年1月の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1052799.html
2017年08月23日 12:09撮影
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8/23 12:09
水干標識から15分ほどで登山道に合流し、数分で山梨県側の笠取山に着く。
笠取山は1月と2月に登頂(三角点のある埼玉県側山頂も)してるので、今回が3回目になります。ただし今回は埼玉県側山頂には行ってません。

西御殿岩・唐松尾山・笠取山 今年1月の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1052799.html
中央に富士山、左の三角は大菩薩嶺。
2017年08月23日 12:13撮影
8/23 12:13
中央に富士山、左の三角は大菩薩嶺。
富士山アップ。防水カメラなのでズームは5倍まで。
2017年08月23日 12:13撮影
8/23 12:13
富士山アップ。防水カメラなのでズームは5倍まで。
西方面の国師ヶ岳方面。
2017年08月23日 12:13撮影
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8/23 12:13
西方面の国師ヶ岳方面。
だいぶ雲が湧いてきました。
2017年08月23日 12:13撮影
8/23 12:13
だいぶ雲が湧いてきました。
東方面。
2017年08月23日 12:14撮影
8/23 12:14
東方面。
甘酒を飲みました。
2017年08月23日 12:14撮影
8/23 12:14
甘酒を飲みました。
下ります。
2017年08月23日 12:24撮影
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8/23 12:24
下ります。
2017年08月23日 12:34撮影
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8/23 12:34
マルバタケブキの群生と真新しい標識。正面は今年の2月に行った燕山、古礼山方面。

雁坂峠・水晶山・古礼山・雁峠 今年2月の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1070643.html
2017年08月23日 12:43撮影
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8/23 12:43
マルバタケブキの群生と真新しい標識。正面は今年の2月に行った燕山、古礼山方面。

雁坂峠・水晶山・古礼山・雁峠 今年2月の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1070643.html
笠取小屋のテン場。笠取小屋は真後ろ。
2017年08月23日 12:52撮影
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8/23 12:52
笠取小屋のテン場。笠取小屋は真後ろ。
作場平橋のバイオトイレ。
2017年08月23日 14:01撮影
8/23 14:01
作場平橋のバイオトイレ。
朝より車が増えてます。
2017年08月23日 14:02撮影
8/23 14:02
朝より車が増えてます。
道の駅「たばやま」で鹿ソバを食べました。600円。鹿肉の食味は缶詰の牛肉の大和煮に近い感じでした。汁の色は群馬なんかと比べたら薄いんですが、こっちのほうが塩辛く感じました。
2017年08月23日 15:05撮影
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8/23 15:05
道の駅「たばやま」で鹿ソバを食べました。600円。鹿肉の食味は缶詰の牛肉の大和煮に近い感じでした。汁の色は群馬なんかと比べたら薄いんですが、こっちのほうが塩辛く感じました。

感想

癒やし系の沢、水干沢に行ってきました。次回は紅葉の頃、二俣で右を選び黒エンジュの沢に行ってみたい。

この沢は登攀するような滝は皆無で、ナメや苔がきれいな癒やし系の沢として知られてるようです。沢装備もフエルトの沢靴とヘルメットがあれば十分。ハーネスやロープも無しで、ハイキング気分で気楽に行けます。

と言っても、沢なので、水苔で滑り転倒すれば大けがする可能性があるので油断は禁物です!もちろん携帯は圏外。笠取山のトレイルと違い人はほとんどいないです。たぶん当日は私一人。

甲府では猛暑日(14時 35.8度)でしたが、水干沢は涼しく(20度以下)、苔やナメに癒やされながら楽しく沢歩きを楽しめました。丹沢と違い、標高が高いせいか(登山口ですでに塔の岳の山頂ほどの標高)その分、水も冷たく感じました。沢で立ち止まると虫がまとわりついてきましたが、血を吸うタイプが少なかったせいか、1カ所も刺されずに済みました。生脚だったのでボコボコに刺されるかと内心ヒヤヒヤものでした。

久々の朝からの晴れ予報だったせいか、平日にもかかわらず山頂から先で20人くらいとスライドしました。小学生も何人かいました。

今回の反省点:ネオプレーンの沢ソックスとタイツ忘れました!ソックスは下山用のウールのソックスで代用。タイツの代用はないので、生脚にハーフパンツで登りました。水干で、生脚にハーフパンツで最後の詰めの藪こぎはヤだな、登山道で山頂に行こうかと迷いましたが、山頂までコンタ100mで距離も短いので水干標識の後ろから詰めました。

沢用のスパッツ、あれはあった方が良いと言うより必需品だと思いました。防寒そして沢の中や詰めの藪こぎでスネをしっかり守ってくれそうなので、次回沢に行く前に購入しようと思います。

9月は南アルプス4日間(蝙蝠岳〜仙塩尾根)、10月は北アルプス3日間(扇沢からスバリ岳、針ノ木岳周回)で100高山が終わる。なので今年は白毛門沢には行けずに終わってしまいそうだ。

備忘録:水分補給はアクエリアス500ccと甘酒110cc。水温は測らなかったが10度位か?意外に冷たかった。沢の中はもちろん、曇ってきたせいか、山頂でも涼しかった。もっとも荷が軽かったからで、もし重荷だったら、汗が噴き出てきて1L以上の水分補給になったでしょう。


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笠取山(作場平から)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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