草戸山、高尾山
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- GPS
- 16:00
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 432m
- 下り
- 694m
天候 | はれ→くもり時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
およそ一年ぶりの山登り。下界にうつつを抜かしすぎたせいかどうも最近調子が悪く、これは一回山に登らないと治らないと考え、旧友のWを誘い高尾山へ。当初は南高尾山稜から高尾山を目指すも、二人とも(特に僕!)草戸山あたりでへとへとになり、結局そこから高尾山口へ一旦下山し、ケーブルカー利用で高尾山に登頂し帰りは6号路経由で再度高尾山口へ下山することとする。一年のブランクの厳しさを真正面から受け止める結果となったが、なんだかんだで楽しかった。
高尾山口駅で現地集合し、準備をして出発。南高尾山稜の登山口は民家の横の小路で、事前情報がないとこれはちょっととまどいそうだった。そこから四辻まで、久しぶりの登りに二人とも少し疲れる。この時点で南高尾山稜経由の高尾山はきびしそうかと思うも、まあどこからでも下山できるコースではあるのでWといろいろ雑談しながら進む。高校の同期のこと、このあいだの秋田の大雨のこと、今日の大曲花火大会はやるんだろうかということ、LINEの使い勝手のこと・・・。草戸峠で一本取ることにし、ベンチに座って高尾山を眺める。このまま高尾山の方向へまっすぐ進むとあっという間だけど、南高尾山稜経由だとぐるっと回るから結構遠いよな・・・と思いつつザックを木の幹に立てると、その木から出ていたのか樹液がベッタリ付いてしまった。樹液の香りは大学時代、ハイマツを掴んで手に松やにが付いた時のことを彷彿とさせる。しかし全然懐かしさもうれしさも湧かなかったのでWからウェットティッシュをもらい必死に拭き落とす。そこから草戸山にたどり着き、東屋に入って座りこむうちに「この行程はキツイんじゃないか」と考え始めWと相談の結果、高尾山口へ一旦下山してケーブルカー利用で高尾山を目指すという方針に決定する。平たく言えば南高尾山稜敗退である。
その後来た道を戻り、草戸峠を下った先のコルから沢沿いに梅ノ木平方面へ降りる道を進み、あとは車道をテクテク歩いて高尾山口駅に到着。駅近くのそば屋さん(琵琶屋・清流亭)でそばをいただく。とろろそばにワサビを入れたところ、とろろでワサビがよく見えなくてうまく混ぜられず、ワサビの塊をそのまま口に運んでしまいしばし悶絶することとなる・・・
あとはケーブルカーを利用して高尾山へ登る。ここのケーブルカーが通る路線の傾斜は日本一らしく、「お荷物が倒れないようにご注意ください」というアナウンスを聴いて「いや大丈夫だろう」と思っていたら、進行方向逆向きの席に座っていた僕は脇のザックもろとも向かいの席のWに倒れ込みそうになる。昔乗った箱根のケーブルカーも傾斜はあったが確かにこれは日本一かもしれない。高尾山駅に到着後、あとは山頂へ向けてひたすら歩く。山頂手前のあたりでちょうどやや強めのにわか雨が降り出し、あまり濡れたくなかった僕はゲンナリ、涼しさと水の音を求めていたWは大喜びという一幕あり。山頂に着くころにはその雨も上がる。富士山は見えなかったが都心の方はよく見えた。都心はやっぱり暑そうだ。
下りはWのリクエストで沢沿いの6号路を行く。ここでWの足が少しつり出したらしく、前半は休み休み、後半はWをはげましながらの行程となる。高尾山口駅到着後は京王高尾山温泉(日帰り入浴大人1000円)で汗を流し、その後高尾駅前のたかお食堂で打ち上げとする。ここの食堂は居心地がとてもよく、注文したハムカツ定食(580円)も絶品だった。うちの近所にあったら間違いなく週一で通うだろうなあ。
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