表銀座・穂高連峰縦走
- GPS
- 128:00
- 距離
- 45.1km
- 登り
- 2,107m
- 下り
- 2,095m
コースタイム
8/22 曇り
1215上高地
1300 明神
1430 分岐
1435 徳元峠
8/23 雨 (コースタイム比78%)
0100 起床
0200 徳元峠出発
0250 明神見晴らし
0620 大滝山山荘
0635 大滝山山荘発
0735 蝶ヶ岳小屋
1100 常念岳
1150 常念小屋
8/24 雨 (コースタイム比77%)
0100 起床
0200 常念小屋出発
0440 大天井岳山岳
0515 大天井岳ヒュッテ山岳
0700 西岳ヒュッテ小屋
8/25 雨 (コースタイム比79%)
0430 起床
0530 西岳ヒュッテ小屋出発
0630 分岐
0810 槍ヶ岳山荘
1020 南岳小屋
8/26 雨後曇り (コースタイム比71%)
0830 起床
0930 南岳小屋出発
1110 A沢のコル
1210 北穂高小屋
1415 穂高岳小屋
1445 奥穂高
1710 岳沢小屋
8/27 晴れ
0430 起床
0530 岳沢小屋出発
0700 上高地
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
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アクセス |
新宿(バス)上高地 上高地(バス、電車)松本(バス)新宿 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
泉の生活技術・歩行技術の向上を今回の山行の目的にあげていたが、歩行技術に関しては山行中一度も転ぶことはなく、歩き通せたことは彼の自信になっただろうし、大きな糧になったと思う。キレット通過に関してはトップの指示を聞いて慎重に行動していた以外に、休憩中にはしっかり栄養補給をしたり、準備運動をして体調を整えていたりセルフマネジメントができていた。しかし生活技術では、まだ慣れているとは言い難く、更なる経験が必要であると感じた。パッキングの方法やテント内での過ごし方は指示していたが、頭では理解できていても、動作に移せない様子であった。またあまり必要ではない衣類も多かったため、今後多くの泊まりの山行をしていくなかで、生活技術は洗練されていくだろうと思う。
太田はトップとして隊の安全を保つよう目的にあげていたが、核心であった穂高連峰の通過では誰一人として危なっかしい歩行はせず、コースタイムよりも早い時間で通過できたことは太田がトップとして注意を払ってくれたおかげだと考える。夏Iで得た自信で岩稜歩行は問題なくこなしていたが、夜間の泥道など滑りやすいところで転んでしまっていたことは悔しいものと捉えるべきである。やはりトップとして隊を先導するものは絶対転んではいけないし、転んでしまったら緊急事態が起こってしまうくらいの緊張感を維持させる必要がある。生活技術に関しても基本的には問題なかったが、ヘッデンを水没させてしまったことからき濡らしてはいけない貴重品を防水袋に入れておくなどの対策が必要である。
連日の雨で体力が消耗していた中で、晴れ間を縫ってキレット通過に挑み、結果的に一年生の泉を転ばせることなく、トップである太田とコミュニケーションをとりながら歩けたことは一定の成果であると捉えている。泉には絶対に転ぶなと口酸っぱく言っていたためそれが功を成したが、やはり登山には常に「緊張感」をもって挑ませることが重要であると感じた。またその緊張感をもうひと段落ギアチェンジできるようにするために前調査での核心部分の通過方法を認知しておき、実際にその箇所になった場合に対処できるようしておく。当たり前のことではあるが、今回改めて緊張感と事前に対策することの重要性を強く感じることができた。
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