小楢山
- GPS
- 06:50
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,102m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鼓川温泉〜窪平(山梨市営バス) 100円 窪平〜JR山梨市駅(山梨市営バス) 200円 |
感想
私は今週が夏休みだが、悲しいことに天気予報が良くない。毎日雨マークで、晴れの日が一日もないし、この一週間は雷雨、ゲリラ豪雨に注意という警告まで出ている。
本当はテントで4日程縦走する予定だったのだが、4日間降られ通しで、雨の中、ドロドロになったテントを回収するのを想像したら、気持ちが萎えてしまった。
今日も降水確率60%の予報で、午後から雷雨となっているが、日帰り山行ならば、雨も気にならないということで、小楢山に行くことにする。
山梨市駅から歩き出す。塩山駅からの方が登山口に近いのに、わざわざ山梨市駅から歩くのは、他の山行ルートとつなげたいというだけの理由からだ。
駅に着いた時点で、すでに空は分厚い雲に覆われていて、午前中から雨が降りそうな感じになっている。急いで登山口に向かうと、早速、市街地で道を間違える。どうも、町中で道に迷うことが多い。
しかし、お陰で、ぶどうと桃畑の間を進む静かな小道を歩くことができた。
車道歩きを延々と続け、オーチャード・ビレッジ・フフの分岐に到着。ここで、ビレッジ・フフに向かう道に入らなければならないのだが、またしても馬鹿をやってしまい、道を直進してしまう。早く登山口に着きたいという気持ちで、地図の確認を怠ったせいで、50分ほどの時間をロスしてしまう。
ビレッジ・フフに戻った時点で、かなり体力が奪われてしまった。小楢山の方面は、雲に覆われ、今にも雨が降り出しそうで、なんだかもう帰りたい気分だ。しかし、ここまで来て帰る訳に行かないので、重たい足取りで林道を登っていく。
母恋し道の手前まで、ずっと道路が続く。歩き出して3時間40分かかって、ようやく山道に入ることができた。
ここまでで相当疲れたが、ここから山頂までは、2.5km程なので、やる気がでてきた。やはり山道を歩く方が気分がいい。広葉樹と針葉樹の混ざった森のなかを進む。小楢山という位だから、楢の木が多いのかもしれない。
枯れた沢の横を登っていく。くねくねと九十九折って登っていくため、地形図で見る程、傾斜はキツくない。
稜線に辿り着くと、後少しで山頂だ。なだらかになった道を登っていくと、山頂に到着した。降られずに山頂まで来られて良かった。
東側に開けているが、ガスと雲で何も見えない。
草地に覆われて、少し広くなった山頂は、誰もいない。
山頂で、いつものようにゆで卵とおにぎりを食べながら、下山ルートを確認する。予定では、焼山峠に下りるはずだったが、そちらに下りると、長い車道歩きが待っている。
今日は、もう道路は歩きたくない、ということで、差山経由で鼓川温泉に下りることにする。こちらならずっと樹林帯なので、雨に降られた場合も都合がいい。
一杯水で、冷たい水でも飲んでから下りようかと、寄り道をしてみたが、枯れていて水が出てなかった。
巻き道で、小楢峠に戻り、大沢ノ頭に向かう。途中、幕岩という岩峰があり、鎖で登ることができるようになっている。何の期待もせずに岩に登ると、ちょうどガスが晴れて、北側の眺望があって、金峰山の五丈石がよく見えた。
今日は眺望を全く期待していなかったので、予期せぬ幸運に気を良くして、差山に向かう。この先も、展望台となっている箇所が何カ所かあり、富士の胴体部分も少し見ることが出来た。
ここは、登山地図では破線になっているコースだが、踏み跡はしっかりしていて、道標も完備されていて、普通の登山道と変わりはない。
地形図で、ピークとコルを確認しながら、坂を下りていく。差山への登り返しの手前で、地形図にない林道に一度下りる。
差山山頂は、樹林帯で展望はない。三角点に腰掛けてしばらく休憩を取る。
後は、500mほど下れば、温泉に着くが、急坂でなかなか大変。足裏が痛くなってきた所で、ようやく道路に飛び出した。運良く、雨に降られずに下山することができた。
鼓川温泉までは、そこから200mほどだ。バスの時間まで、2時間以上ある。
ぬるめの源泉に長時間浸かって疲れを癒してから、バスに乗った。
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