刈田岳・五色岳(お釜一周探訪)

2011年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 02:43
• 距離: 5.9km
• 登り: 443m
• 下り: 441m

コースタイム

集合場所及び登山ルート
集合場所　　AM9:00　刈田峠大駐車場(トイレ有り)　
ルート 　　刈田峠大駐車場〜刈田〜お釜淵〜五色岳〜湧水〜お釜淵〜刈田峠大駐車場
登山途中で蔵王(遠刈田温泉施設のパンフ配布活動)PM14:00着予定
登山レベル:初級・中級向け:　歩行距離　5.2km

　今回の目的は二つ。一つは蔵王のシンボルお釜を一周すること、そして1600mの標高から湧水しお釜の水源となる五色川を形成するポイントに案内すること。次に夏休みに入ると爆発的に増加する観光客を消費地遠刈田温泉に誘客するための宣伝活動を行う二点です。今その活動の戦略を練っているところです。何せ、夏休みの期間の蔵王の賑わいはパラダイス、麓に足を止め交流人口の増加推進を目論んでいます。

天候

午前中は、快晴でお釜も綺麗に見えた、昼食時にお釜湖畔で雨に当たる。
帰り足は晴れてきていた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

刈田駐車場から、お釜を目指す。

コース状況／危険箇所等

防護策をくぐって、下りはガレ場で転落に注意。
お釜を登る箇所についても、溶岩とガレ場が入り交じり注意が必要。
特に、霧が出てくると方向が定まらないので要注意。隊列を崩さないように歩きたいところです。
蔵王湧水は、湿地帯となっているので足元注意が必要。

写真

刈田の駐車場奧に、御田ノ神園地が見える。
その左に、又湿原があり一度訪ねてみたい者である。

お釜に向かって。

お釜に向かって。

お釜に向かって。

お釜に向かって。

刈田岳山頂の刈田峰神社とレストハウスが一度に入る。

集合写真。この頃はまだ天気が良かった。

柵を越えて、お釜に向かって進んでゆく。

を越えて、お釜に向かって進んでゆく

を越えて、お釜に向かって進んでゆく

この辺が、足場が悪いところです。

このコースは、登山道としては公認されていません。

でも、私の好きなコースでもあります。

植生限界付近でしょうか、あまり大きな樹木や植物がありません。

イギリスのゴルフ場な様な雰囲気を持っています。

ミヤマコウゾリナ

足も注意。

ようやく、お釜の縁に

逆さ五色岳

集合写真

溶岩の塊と、ガレ場の道

写真撮影の高橋さん

五色岳山頂にて

集合写真

集合写真

お目当ての、蔵王湧水。
標高1600mから湧き出る、冷水は美味でした。

こんな感じ。

集まって、五色川になる。

数多くの湿性植物が見られました。

キンコウカ

イワオトギリ

五色川が注いでいる。

先に来ていた、親子ずれ。
湖畔で楽しい水遊び。

この頃から、ガスがかかってきた。

親子で、お釜探訪はうらやましい。

私は、PRパンフをレストハウスに運ぶのに先に戻っていく途中。パーティーのメンバーがお昼を食べているのがわかりますか。

雨の中、昼食中。

振り返っての最後の、お釜。
楽しませていただきました、こにあとに17名全員で1500枚のパンフ類を手渡し、配布して蔵王のPRをさせてもらいました。
さて、何人の人が遠刈田温泉に足を止めたかは、わかりませんでしたが、やってみてわかることは対面の説明が効果があるか、また遠刈田のことを全然知られていないということでした。
9月4日同じコースで、蔵王山のトイレdayを開催し、ゴミ拾いトレッキングとマナー袋配布を行います。興味のある方は、ご参加下さい。

感想

zao-ota

東日本大震災後、復興は進んでいるようですが原発事故後我々の想定を遙かに超えた問題が次々と発生し7月28日には宮城県産の肉牛の出荷が規制されました。
いつに解決できるのか、不明です。農業と観光の町にとっては大変に辛い状況だと思っています。現に観光で蔵王山頂を訪れる通過人口は、7月24日(日)のパンフPR大作戦時に例年の5分の1程度の人の出と感じられました。昨年この企画を思いついたきっかけはこの時期に山頂のレストハウスを訪れた際に超満員で、特にトイレ待ちは20分かかったのを記憶しています。それだけ関東方面からの観光が激減しているのか、原発事故が影響しているのかと思っています。

早い原発の収束から復興を願っています。