岳沢から天狗のコル、西穂高へ
- GPS
- 03:28
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,716m
- 下り
- 1,719m
コースタイム
岳沢登山道入口__ 05:40
7号標識(風穴)_ 06:15
岳沢小屋_____ 07:40 〜 07:50
2570m (ガレ場開始)09:05 〜 09:10
天狗のコル____ 09:55 〜 10:05
天狗岳______ 10:25
間・天のコル___ 10:40
間ノ岳______ 11:05
赤岩岳______ 11:30 〜 11:35
P1________ 11:55
西穂高岳_____ 12:05 〜 12:30
チャンピオン(4P)_ 12:45
ピラミッド(8P)__ 13:05
独標_______ 13:25 〜 13:40
丸山_______ 14:10
西穂山荘_____ 14:20 〜 14:35
焼岳分岐_____ 14:35
宝水_______ 15:10
西穂高登山口___ 16:05
河童橋______ 16:25
上高地バス停___ 16:30
【お断り】
ルート図は、スマホGPSアプリ=山旅ロガーのログで書かれていますが、
その時間は編集していますので全く出鱈目です。
上記コースタイムを参照下さい。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・岳沢小屋−天狗のコル 後半(標高2570m以上)はガレ場です ・天狗のコル−西穂高 大小幾つものピークがあり、鎖場も沢山出てくる岩尾根です ルートは稜線上、蒲田側、岳沢側と変化に富んでいます 逆層スラブと言われるところはあまり傾斜がないので鎖を頼りに登下降出来ます ・西穂高−独標 蒲田側を巻いてばっかりって感じで、ピークを踏めるのは3〜4つ? 人多いです ・西穂高山荘−上高地(西穂高登山口) 岳沢と違って尾根上の径なので傾斜が急だったり軽い登り返しがあったりします 径は良く整備されています |
写真
感想
8月に歩いた明神岳をずっと眺めながら岩尾根を歩いていたいと天狗のコルから西穂高へ歩いてきました。
岳沢から天狗のコルに登り切った時には明神岳にガスがかかり、その後もスッキリとは晴れてくれませんでした。
今回は、最終バスまでには余裕で降りてこられるだろうと、坂巻温泉さんにはお世話にならず、沢渡・岩見平に車を停めて入山しました。
天狗のコルから西穂高、30年程前に行きました。今回が2回目です。
単独行で天狗のコルから西穂高経由で上高地へという2点が同じだけで30年前と今回は何もかもが余りに違いました。
30年程前は厳冬期、天狗のコルの雪洞をでるとホワイトアウトで岳沢へ吹き飛ばされそうな猛吹雪。
トレースも何もない稜線をたった一人、雪山縦走の重いザックでよく歩き通せたと思います。
それが今回は、蒲田から吹く風はむしろ心地よく稜線上のどこででも休憩したくなる気持ちよさ。
行く人来る人も多く、鎖場では順番待ちになっても景色が楽しめるのでむしろありがたい程の余裕。
ただ、明神岳のガスが取れなかったのが残念です。
上高地からは観光の方に混じってシャトルバスで沢渡に降りてきました。
そこからはいつものように竜神の湯(←間違い「竜島温泉 せせらぎの湯」が正しい)でサッパリし、下を走って横浜まで戻ってきました。
往復ガソリン代 \2,800._
また行こう(笑)
【 ガレ場はダブルストックで 】
およそ1ヶ月前に奥又白池の上のガレ場を登りました。
足場不安定でいつも厄介なところなんですが、そのときはダブルストックのお陰か不安定さが気にならず楽に登れました。
これがストックの効果か気になっていたので、今回、天狗沢のガレ登りが楽しみでした。
不安定な足場を足のみで支えるのではなく、上半身はダブルストックで支えて振られないので実に楽に登って行けました。
間違いなくダブルストックはガレ場で効果があります。
ただ私の場合、安定感があって楽に登れますが、登行速度には影響していない感じです。
私にストックを薦め、使い方まで指導して下さった方々に感謝です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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楽しそうな周回コースですね。参考にさせていただきます(^^)
僕は9日に千丈沢で野営して10日に新穂高温泉へ降りてきましたが両日ともガスもなく快晴でした。千丈乗越からは晴れ渡った穂高の稜線、ジャンも綺麗に見えていました(^^)
登山届けは硫黄岳だったのですが時間切れで早目に野営に切り替えました(~_~;)
穂高の裏表で天候違うのですね。
こんにちは
千丈沢から硫黄って、さすがに 渋い ところを狙われますね
今も昔も北鎌尾根は人気なので、昔、私も5月連休に北鎌に入りました。
でも、稜線に出て見えた隣の硫黄尾根の方がカッコイーと思って翌年の5月連休に湯俣から登りました。
硫黄のピークにでるのにラッセルでバテバテになってお昼にテント張って、今度は寝ながら北鎌尾根を眺めていたのを思い出します。
北鎌の派手さはないですが、登るのだったら硫黄の方がカッコイイ
WakasugiNaoto さんがいつかレコを報告されるのを楽しみにしています
WakasugiNaoto さん、コメントありがとうございます。
山から戻って3日経ちましたけれど、なんか満足感がありません。
明神岳を眺めに行ってガスで余り見えなかったからだと思っていましたが、どうも違う感じです。
天狗のコルから西穂高までは大小のピークが幾つもあってどれも急傾斜だったり痩せていたりで何ヶ所も鎖場があります。
私は、登山道にある木道、階段、ハシゴは利用しますが鎖、ワイヤー、ロープはさわりません。なので今回の多くの鎖場の登下降は結構楽しいものでした。
にもかかわらず、松高ルンゼだけの敗退よりもまだ満足感のない山でした。
多分、その理由は「登山道」だったからでは?と思うようになりました。
ふつう岩場が出てきたら「さてどこからが行きやすいだろう」と「ルートファインディング」をします。それもまた楽しいです。けれどここは白ペンキだらけでルートを読むのではなく、正解の白ペンキに従うだけの「道ファインディイング」にすぎません。
どこを登ろう?と考える楽しみが100%奪われてしまっていました。
それが「行ってきたぁ〜」という満足感のない、山行だったのではないかと感じます。
ネットで情報を得てどの山にするかを決められても、現地では、どこを進むかは自分の眼と技術と経験で判断される山行に強い WakasugiNaoto さんには、やっぱりこの白ペンキの「道ファインディイング」は面白くないのではと思います。
なので「楽しそうな周回コース」にはならないのでは
と言いつつ、実際に、 WakasugiNaoto さんに歩いてもらって、今イチ面白くなかったというレコが上がるのを期待する自分が居ます
atosukoshi さん、こんにちは。
道ファインディングですか、なるほど。実は、同じこと感じています。指導標があって、登山道があって、やたら整備されているとなると、体力と時間があればすむことで、ただ行っただけみたいな感じになります。景色も頂上もほとんど興味がなくなり、普通の登山道を歩くだけは、どこに行っても大差が無いので面倒になってきました。
西上州の人の気配を感じない訳のわからないルートを行けた時は、とても行った感があります。特に事前情報が無いルートの場合は、違いますね(不安との戦いになりますが)。
ところで、竜神の湯ってどこにあるのでしょうか? 沢渡の湯によりますが、もっと良いところなら、次回はそちらに立ち寄りたいと思います。よろしくお願いいたします。
ストックは、使わない方がおそらく速く行けると思います(実験済み)。ですが、膝のことを考えると使った方が楽です。私は、岩場の登りでもWで使っています。
misuzu さん、コメントありがとうございます。
色々と期待して山に入る中で、今回は、明神岳の眺望と岩尾根の楽しみを求めたのに白ペンキばっかりで満足出来なかった気がします。
> 普通の登山道を歩くだけは、どこに行っても大差が無い
多分この感覚は私も同じなんだろうと思います。
なので、百名山とか二百名山とかに登られる方をスゴイな〜とは思いますが、自分もと言う気にはならないです。
それより他に行きたい無名の山や尾根は一杯あります。
だから裏妙義・西大星北西稜のレコなど、まだこんなところが残って居るんだとただただ羨ましいかったです。
そして"現役"の素晴らしい山仲間をお持ちなのも羨ましいです。
また裏妙義・西大星北西稜のレコでは、どんな強靱な精神力の人なんだろうと思って読んでいたのですが、
> (不安との戦いになりますが)
を見て、エッ、 misuzu さんもプレッシャーと闘って居られるんだと知りなんかちょっとホッとしました。
最後に、
「竜神の湯」済みません、「竜島温泉 せせらぎの湯」の間違いでした。
ここ数年、月一のペースでお世話になっているのに「竜神の湯」と思い込んでいましたし、山仲間の間では「竜神の湯」で通じてました
申し訳ありません。
新島々に出る直前の梓川右岸です。
早速、HP みて来ました。入浴料も高くなくて、PM10:00 までやっていて、これなら、平日とかゆっくり楽しめそうです。湯質も良さそうです。ご紹介、有り難う御座います。いつも前を通っているのに、全然気が付きませんでした。
名山系に興味なく、長距離も挑戦するのではなく、行けたら行く程度になりました。
未知のルートも挑戦ではなく、面白そうだから登らさせて頂くみたいな感じです。
大概の尾根も沢も何らかの情報があり、無い場合はどうでもいいところだと思いますが、妙義あたりはそうでもないです。
未知の岩稜ルートのプレッシャーは、かなりきついです。谷川とかを初登した人達は本当に凄いと思います。情報無しは恐怖ですが、達成感はあります。抜けた時の安堵感が嬉しくてクセになりそうです。何とかなるとは思っていますが、あの状況で何とも思わなかったら、かなり危ない精神構造でしょう。臆病でないとお亡くなりになってしまいます。
是非是非とは、言いにくいですが、西大星北西稜は、RF を失敗しなければソロ可能です。ただ、ある程度踏み込むと引き返すのも困難です。ソロだと非常にメンタルを消耗すると思いますが、○、赤布、踏み跡も何もない岩稜を堪能できます。
表妙義見晴稜は、登攀要素が強いのでソロはお勧めできません。
一般ルートでない明神岳は、良いですね。奥穂南稜も静かです。先日の劔で、人気一般ルートの岩場は、もうこりごりでした。
竜島温泉は、私のように遅く上高地から出てくる人間には PM10:00 までの営業がありがたいです。反面、土日で日没前は少し混んでいます。
> 西大星北西稜は、RF を失敗しなければソロ可能
と言われて今一度レコを見させてもらいましたが、やっぱり無茶苦茶怖そうです。 一応止めておきます。
同じ記録のないところでも一つ二つランクを下げた身の丈にあったところを狙ってみます。
こんにちは。ええっ、冬場のココを単独で\(◎o◎)/!
すみません。天狗沢途中からジャンダルに登る「畳岩」は、爽快なスラブが続き、静かでとても良い所だと聞きました。しかし今では登攀的に魅力に欠けるのかネットでも情報がありません。単独でフリーで運動靴でも行ける話と4級のチムニー越えでロープ確保が居る話など、よく判りません。もし、行かれたことが御有りなら、教えてくださると幸いです。
こんにちは。
昔、5月連休に何回か岳沢に入って遊んでいました。
なので畳岩尾根も登っていますが、「畳岩」は登っていません。
5月連休時は畳岩には雪が残っていて結構大きな固まりが滑り落ちてくるのでまず取り付く人は無いです
夏、畳岩自体はお花畑の上ぐらいから取り付く様な記憶があります。
それとチムニーというのは記憶無いですが、それは多分中央ルンゼかな?と思います。それは、写真5/36の中央にある三角岩(ピナクルと言われていた)の右下を登っていくルートです。
こんな記憶はありますが、私は登っていないので何があっても知りませ〜〜ん
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