燕岳〜大天井岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,206m
- 下り
- 2,204m
コースタイム
中房登山口4:53-第一ベンチ5:18-第二ベンチ-5:39-第三ベンチ6:05-富士見ベンチ6:40合戦小屋7:07-燕山荘8:09
燕山荘8:20-燕岳山頂8:45-燕山荘9:16
燕山荘9:33-蛙岩10:08-大下りの頭10:26-切通分岐-12:11大天井ヒュッテ12:59
8/6
大天井ヒュッテ5:22-大天荘6:05-大天井岳山頂6:17-大天荘6:27
大天荘6:34-切通分岐6:52-大下りの頭8:06-蛙岩-8:25-燕山荘8:58
燕山荘9:30-合戦小屋10:08-富士見ベンチ10:32-第三ベンチ10:53-第二ベンチ11:11-第一ベンチ11:24-中房登山口11:52
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回通ったルートの中では、切通し分岐から大天井ヒュッテへ向かう道が狭いガケの連続で、高所恐怖症の私には結構つらかった(T_T) 切通しにある唯一のクサリ場、ハシゴは問題ありませんでした。 帰りの中房周辺は、さすがに土曜日で路上駐車が一杯。金曜日入りで本当に良かった。 |
写真
感想
7/10の谷川岳日帰りから、マラソンのオフトレとして始めた登山。先週は爺ヶ岳/鹿島槍を目指したが、雨にたたられピークハントもならず、修行のような登山を経験。
8/5(金)は会社が特定休日なので、高所恐怖症な自分の登山力?を確かめるため、単独での小屋泊登山に行こうと思いたつ。登山会の仲間に行き先を相談したところ、燕岳が良いだろうとのこと。
燕岳だけだと日帰りもできるので、縦走気分を味わうために近隣を確認したところ、候補は餓鬼岳か大天井岳。餓鬼岳は比較的マイナーで天邪鬼な私にはピッタリだが、調べたところコースはクサリ・ハシゴの連続みたいなので、あきらめて大天井岳を選択。
前日8/4(木) 出勤時に登山用具一式を車に積んで出社し、20時頃出発。中央道を経由し梓川SAに23時過ぎに到着。高速料金が半額になる0時を待って豊科ICを出て、中房登山口には8/5(金) 1:30頃に到着。空を見ると満天の星!!!明日の好天を期待し、ひとしきり仮眠。
翌8/5(金) 4時に起きて準備し、5時少し前に中房登山口を出発。日が高くなり、木々の間から見える空は快晴の様子。第1から第3ベンチ、富士見ベンチを過ぎたころ、空にはガスがかかってきた。合戦小屋に7時過ぎに到着。まだほとんど人はおらず、合戦小屋も開店前の様子。まあスイカは帰りでもいいだろうということで、先へ進むことに。燕山荘には8時過ぎ、ここまで3時間16分、標準時間(4:10)より早めの到着。
燕山荘から燕岳山頂を往復。山頂から、東、南はガスですっかり覆われているが、西には裏銀座、野口五郎岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・双六岳あたりと思われる山並みがきれいに見える。
一息ついた後、燕山荘を9時半ごろ出発、表銀座縦走コースへ、ひとしきり縦走気分を味わう。途中危険個所もなく、順調に進む。唯一の難所と思われた切通のクサリ場、ハシゴを乗り越え、切通分岐へ12時過ぎ、ここまで2時間38分、標準時間(2:20)よりちょっと遅めの到着。
大天井岳へは常念岳方面だが、今日の宿泊地である槍ヶ岳方面へ。ここが今回の最大の難所となった。大天井岳を左に見て回るルートだが、右にガケを見ての岩場、ガレ場の連続!!! 気になって後でチェックしてみたが、どこにもそのようなことを書いていない。うーん、高所恐怖症だとやっぱり基準が違うのか? そうしてかなり精神的にも疲れたころ、ようやく大天井ヒュッテに到着が13時。まだ十分日も高く、大天井岳に登る時間は十分あったが、直前ルートに打ちひしがれ、結局ビールをかっくらってそのまま滞在。
大天井ヒュッテは収容人数100人ほどの小規模の山小屋。この日はほぼ満員で、夕食は3回に分かれていた。夕食時、支配人から明日の天気予想は芳しくないとの話があったが、まあ雨さえ降らなければ。宿泊者の大半はこの後槍ヶ岳方面へ向かう人か、槍ヶ岳から帰ってきた人。山小屋ならでは、ひとしきり楽しい話を交わした後で、8時ごろには就寝。
8/6(土)は4時過ぎ起床、4:45に朝食を済ませ表に出ると、ちょうど日の出の時間だが、残念ながら太陽は雲の中でご来光は見えず。ただ穂高連峰はようやく厚い雲から顔をだし、今後の天気に期待。
5時半前に出発し、まずは大天井岳山頂へ。登り始めると、穂高連峰の右、南西の方角に、今回初めて槍ヶ岳が姿を現す。常念山脈最高峰の大天井岳(2,922m)山頂は、天気は良いが相も変わらずガス気味で、登頂瞬間はガスまみれ、降りた瞬間にガスが晴れるという悲劇(T_T)も。時折の晴れ間の向こうに、穂高・槍の壮大な姿が見える。壮観(^o^)
さあ、あとは帰るだけだ。昨日通った切通分岐まで一気に下り、表銀座縦走ルートを戻っていく。天気は今日もガスだらけだが、さすがに土曜日となると、燕山荘方面からたくさんの人がやってくる。そんな中、高山植物が群生する場所へ。昨日も通ったはずなんだけど、、、隣にいた人がいろいろ説明してくれるんだけど、今日まで名前を憶えているわけもなく、とりあえず写真をパチパチ。あとで誰か教えて<(_ _)> しばらくして、今度は雷鳥のつがいを発見!赤いトサカのオスは初めて見た(^o^) ここでも写真をパチパチ。そうこうしているうちに燕山荘に9時頃到着、大天荘から2時間24分、標準時間(2:50)より早め。
燕山荘で生ビールを飲みひといき。まだ昼食には早いので、宿で作ってもらった弁当は合戦小屋あたりで食べようと思い、下山の途へ。
9時半に燕山荘を出発。土曜日の午前中でもあり、すれ違いで登ってくる人の多いこと多いこと。で、当たり前だが休憩場所がすべていっぱい!!! 当然合戦小屋も。スイカや弁当を食べてくつろぐ場所が見当たらないため、やむを得ず先へ行くが、富士見ベンチ、第3ベンチ、第2ベンチ見事に一杯。第1ベンチは空いていたが、もう登山口まであと少しなので、一息だけついて先へ進むと、今度は雨が! 突然の雨だったらしく、登ってくる人もあわてて雨具を着始める。こっちはあと少しなので、たまたま持っていた傘でしのぐことに。そして12時前に登山口着、燕山荘から2時間22分、標準時間(2時間50分)より早め。
中房登山口周辺は、降りてきた人よりはこれから登る人でいっぱい。仕方なく車まで戻り、着替えることに。たまたま隣の車に帰ってきたおじさん(70歳ぐらい?)は、今朝から燕岳まで行って帰ってきたとのこと。すごい。そのおじさんにGW頃の新緑が最高だから来なと勧められた。え、その時期登れるの?と聞いたら、12本アイゼンはいて、だって。おれにはまだまだ時期尚早だ。
着替えた後、そのおじさんに教えてもらった有明荘で、温泉に入って弁当を食べて一息。約300劼竜∀に就いたのでした。
今回の山行はソロだったこともあり、行き帰りも含めて自分のペースでできたので、気楽な部分が多かった。危険個所などがなければ、地図にある標準時間よりちょっと早めで行けることもわかった。もしかしたら今回、常念小屋ぐらいまで行けたかもしれないが、何事も経験が重要ということで。
次は、9/3 磐梯高原ウルトラマラソンがあるので、ソロ山行はしばらく封印しておきます。
ciao066さん、こんばんは。
同じ日程で燕〜大天井岳でした。
私はciaoさんよりほぼ2、3時間遅れてました。
稜線の見晴らしはどうでしたでしょうか?
2、3時間違うとかなり違うでしょうね。
hasytter さん、コメントありがとうございます。
見晴らしですが、往路は裏銀座方面のみ、復路は朝方の穂高連峰〜槍ヶ岳だけでした。
基本的に縦走ルートの進行方向はほとんど見えませんでしたね。
ciao066さん こんにちは
私も土曜日に日帰りで登りました。
燕山荘の写真ですが、入り口の左側、私のザックが写ってるじゃないですかぁ
小さくて判りませんがヤマレコ缶バッジが付いたグリーンのザックです
ちょうど私がザックをデポして燕岳に行っていた時だったんですね。
今度は天気の良い日に登りたいですね
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