オオクワガタと遭逢「荒島岳」（日本百名山）［中出コース］

2017年09月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,320m
• 下り: 1,303m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:16

6:28 中出コース駐車場
6:31 6:31 中出コース登山口
7:49 7:49 小荒島岳
8:05 8:05 しゃくなげ平
8:19 8:19 もちが壁
8:33 8:34 前荒島
8:42 8:54 荒島岳
9:01 9:01 前荒島
9:11 9:11 もちが壁
9:23 9:23 しゃくなげ平
9:38 9:40 小荒島岳
10:40 10:41 中出コース登山口
10:44 中出コース駐車場

天候

曇り（ガスガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口手前の中出コース駐車場を利用
・駐車場までの車道は全線舗装されている
・駐車場には、奇麗なトイレ、水場もある
※駐車場から400m登った中出コース登山口前にも5台程度駐車できそうなスペース有り

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2.5（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2?（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4?（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：20人程度】


◆全区間で危険性のある箇所は少なく、比較的歩きやすい登山道となっている。唯一、標高1200〜1400m付近は岩場が多いので、濡れている場合の下山時は、慎重に歩いた方が良いだろう。

◆全体的に木製階段等の歩行設備はイマイチに感じたが、案内標識は多いので、道迷いの心配はない。

◆ほぼ全線、樹林帯の登山道となるため、眺望はイマイチだが、小荒島岳や山頂付近は、視界が開けているので、周囲の山々が見渡せる（はず）。

写真

9/23 6:27

中出コース駐車場は、非常によく整備されていた。

9/23 6:28

駐車場に設置された案内標識。
本日のルートを確認しよう。

9/23 6:28

標識には、登山バッチの販売所まで記載されていた。
こんなの初めてだな〜

9/23 10:46

トイレ横には、水場もある。

9/23 6:32

まずは、駐車場からコンクリート舗装を400mほど歩き、登山口の分岐を左折する。

9/23 6:40

砂利道の森林作業道を標識に従い歩く。

9/23 6:47

駐車場から車道を20分ほど歩き、ようやく林内へ。

9/23 6:56

序盤はスギ林が多い。

9/23 7:06

久しぶりに低標高からのスタート。
日差しは無いが、かなり蒸し暑い。

9/23 7:19

展望台？？
周囲は、樹林帯なんですけど。（別の道があったのかな？）

9/23 7:20

おおこば展望台周辺は、良い所でこんな感じ。

9/23 7:38

標高1000mを越えるとブナ林に変わってきた。

9/23 7:40

「ひえ畑」を通過。
昔は、この標高まで畑として利用されていたんだね〜

9/23 7:45

「とやのおとし」の急登を登る。

9/23 7:51

小荒島岳分岐。
ガスで視界不良のため、下山時に立ち寄ることとして、登りはスルー。

9/23 7:58

霧に包まれたブナ林は幻想的。
でも、二次林なので直径が細いね〜

9/23 8:05

しゃくなげ平の分岐。
ここで勝原コースと合流して山頂に向かう。

9/23 8:11

標高が高くなると大き目なブナもちらほら。
あと2週間もすれば、紅葉になるかな〜

9/23 8:12

この先は険しくなるようだ。

9/23 8:16

「モチガ壁」の急登。
濡れた岩場は滑りやすいが、足場はあるので危険性は少ない。

9/23 8:19

視界は20mほど。
ガスガスの登山道をひたすら登る。

9/23 8:27

再び岩場。
整備度はイマイチな印象。
下りは慎重に歩こう！

9/23 8:31

標高1415mの前荒島に到着。

9/23 8:34

おっ、お〜！！
こ、これは、オオクワガタ（ヒメオオクワガタ）では、ありませんか。
子供が喜びそうだが、採取しないで自然界に再びリリースした。

9/23 8:35

山頂まで412m。
この標識が見えたら、山頂まで約10分。

9/23 8:41

最後の上りを進むと、

9/23 8:44

山頂に到着。

9/23 8:45

新しい立派な標柱が設置されていた。

9/23 8:45

一等三角点にタッチ！

9/23 8:46

5年前に設置された新しい同定盤。

9/23 8:45

山頂からの眺望はゼロなので、山頂の写真で気分だけを味わう。

9/23 8:46

山頂の神社に登山の安全を祈願して下山した。

9/23 9:01

下山は、小さいな秋を探して歩く。

9/23 9:39

上りでスルーした小荒島岳（標高1186m）に立ち寄る。
上りよりガスが濃くなったようで、ここも視界ゼロだった。

9/23 9:50

15センチほどのデカイ蛙。

9/23 10:45

駐車場に到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

本日は、当初、穂高のジャンダルムを検討していましたが、天候が微妙だったので、久しぶりに飯豊でも行くか〜と思ったり出発まで行先を悩みました。
ギリギリまで雲の動きを確認し、結局、福井県の百名山である「荒島岳」に行くことにしました。

私の読みでは、もう少し雲が取れると思っていましたが、駐車場に到着すると、どんよりした雲に覆われイマイチ。
長距離運転をして、この天気では気が滅入るな〜とテンションダウンのまま出発しました。

序盤は樹林帯、後半は雲の中に入り、本日は、眺望ゼロということで、私的には修業的な山歩き。
でも、山頂直下を登っている際、足元を見ると、「えっ、え〜、もしや。」
こんな時期に、こんな場所にと思いましたが、私自身、自然界で初。
子供のころに憧れたオオクワガタ（ヒメオオクワガタ）がいるではありませんか〜
「これは、息子が喜ぶな〜」と思い、持ち帰ろうとも思いましたが、弱り気味な感じだったので、再び自然界にリリースしました。
ま、天気が悪くてもオオクワに会えたから、「今日はこれで良し」と端的に思っちゃった山行でした。

さて、本日の荒島山は、視界不良で眺望が無かったので正しい評価はできませんが、正直、「本当に日本百名山なの？」と思うような印象を受けました。
故深田久弥氏は、百名山選定において最後まで能郷白山と迷ったとされていますが、「深田氏の故郷の山であること、学生時代に眺めた印象深い山だったこと」、これらの主観を考慮して選ばれたのではないかと感じました。

ということで、本日の2座目は、前述の能郷白山にも登ることにしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1264884.html