(渡島)駒ヶ岳
- GPS
- 02:27
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 408m
- 下り
- 408m
コースタイム
8合目 0952
9合目 1008
馬の背 1031-1110
9合目 1122
8合目 1136
7合目 1148
赤井川登山口(6合目)1154-1203
天候 | 晴れ時々曇り。山頂部ガス。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山規制あり。馬の背まで、入山時間9時-15時、携帯電話必携、事前届出推奨等。 http://www.town.shikabe.lg.jp/bousai/index4.html http://www.town.hokkaido-mori.lg.jp/topics/docs/komanews.pdf 等を参照 |
写真
感想
北海道で駒ヶ岳といえば、この渡島の駒ヶ岳のことを指し、取り違える人はいない。
その存在感は弘前からの岩木山や盛岡からの岩手山並であるし、本州-北海道間の交通が
飛行機主体になる1980年代半ば以前、本州-北海道間の旅行者は、(函館近辺の人を除けば)
必ずこの山の麓を通った。
私にとっても子供のころから知っている最も身近な「駒ヶ岳」であったが、1998年より登山規制が
しかれていたこともあって、登る機会がなく、その間に駒ヶ岳と名の付く山は多分、6つ登った。
2010年、12年ぶりに登山解禁となった。7月末の豪雨で中下越方面の山が登りにくくなったことにも
触発され(ありていに言えば登れるうちに登っておこうということ)、行ってみることにした。
札幌を5時過ぎに出発して6合目登山口に9時過ぎに到着。借りた車でETCが付いていないので割引にならないのが痛い。
残念ながら山頂部は雲が掛かっている。
最後数百mのみフラットダートだが普通車で問題ない。届けが必須(事前を推奨)なので、
登山口の小屋で記載して、出発。
オフロード車なら通れそうな感じの広い道を進む。花は、オンタデ(上まである)、ヤマハハコ、
シラタマノキ(果実)、ネジバナ(以上7〜8合目)があるが、全体に貧弱。
しかし、振り返ると大沼、小沼が見え、景観は雄大になってくる。
8合目で銚子口からの登山道を合わせ、9合目からはイワギキョウが多くなるが、代わりに
ガスのため展望が閉ざされてしまった。
馬の背が現時点で行ける最高点で、ここから先は、西の丸山、東の隅田盛共、
亀裂等があって実際に危ないらしい。
浅間山等、いくつかの山では自己責任という呪文を唱えつつ、禁を犯したことがあるが、
同行者が森町に多少の縁ある人物である(登山規制前には丸山まで行ったらしい)こともあり、
進む気はなかった。
先に記したように、下界からは圧倒的存在感を示す山でもあるし、是非ともガスがはれて欲しく、
ガスに結構流れがあるので待ってみたが、40分ほど待ってもダメなのであきらめて下る。
(濁川温泉で一浴後、14時過ぎになっても雲がかかって見えたので、あきらめて正解だった模様)
現状では、登る山としてみれば、活火山、登山時間1時間程、最高点まで行けない、深田クラブ二百名山、
という点で、樽前山と似ている。植生の豊富さでは樽前山が、麓からの存在感では駒ヶ岳が勝っているというところか?
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