秋の涸沢おでん登山(穂高の峰を肴に)
- GPS
- 31:33
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 960m
- 下り
- 958m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:57
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 5:49
天候 | 歩き出しは曇り・ガス→涸沢到着以後は時間を追うにつれて快晴に |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バスターミナル(始発バス停)に併設されている市営第三駐車場がお勧めです。 [料金] 駐車場:600円/日(24:00をもって1日とカウントされますので23:50に入庫した場合、わずか10分の利用でも1日分取られますので注意) バス:片道1,250円(往復割引2,050円) 乗合タクシー:片道4,200円(4人で乗れば1人1,050円) 乗合タクシーの方が係員さんが早くから動いてくれるので早く出発できます。 1人、2人で動く場合も「シェアする人〜、あと2人」などと声掛けをしてくれるので心配ありません。 バスの方は券売機のシャッターが中々上がらず・・始発4:40の15分前くらいにやっと販売開始、その間にかなりの行列ができていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:上高地インフォメーションセンター(上高地登山相談所) |
その他周辺情報 | 釜トンネルの近くの坂巻温泉に寄りました。 トンネル内にも案内板がありますが、沢渡から上高地に向かって白なぎトンネルを 抜けたらすぐ左折です。 日帰り入浴(16時まで):600円 1階が露天(洗い場無し)、2階が内湯(洗い場有り)となっています。 飲食の提供は無し、但し自販機あり。 |
写真
感想
天気に振り回された今年の夏山シーズン、結局ずるずると秋山シーズンにまで
ずれこみ、秋雨前線の影響を受けない週末を何とかものにして涸沢をゴールと
したおでん登山に行くことができました。
立山と涸沢、最後まで悩んだけれど目的地を涸沢にしたのは、2年前の夏、
友人Yと登るはずだった奥穂に1人で登ることになったので、今回は彼の宿題を
やっつけよう、奥穂は登らずとも涸沢で穂高の峰々を眺めながら美味い酒を飲もう
という理由からでした。
金曜の夜松本駅で友人Yを拾い食事をして沢渡へ。市営第三駐車場はそこそこの
入り、天気予報は金曜夜から土曜の朝方まで雨、そこからは晴れ。
恒例の缶ビールでお疲れさんして車中仮眠に入るときには雨は降っておらず。
が、雨の音で目が覚める、深夜かなり降りました。
4時前くらいから行動開始、乗合タクシーとバスと迷うところでしたが時間が
経つにつれ天気が良くなるという予報を信じて、慌てず騒がずバスで上高地入り
しました。
出発時は雨こそ降っていないけれどどんより曇り、でも明神岳が左に見えるころ
には青空も見えてきて期待が高まります。
横尾までの3時間弱の道のりも2人でなら「それほど」退屈しませんね。
横尾を過ぎるとようやく登山らしくなってきますが、本谷橋まではアプローチ
みたいなもの。本谷橋に着くと気が引き締まります。
2年前、ここから涸沢まできつかった思い出しかないので・・
本谷橋を過ぎるといきなり急登が続きます。今回この急登、前後に登山者が多く
いて、また皆さん速いんだよ。周りの勢いに釣られて一番大変なところを乗り
切ってしまえた。
そこからはYの靴にトラブルが発生したため二人とも靴のことばかり気になっ
ちゃって、あまり疲れを感じなかったという・・
そんなこんなで本谷橋から涸沢まで1:42(休憩含む)で到着。
2年前は暑い暑い8月初旬に登ったとはいえ、本谷橋から涸沢まで2:19(休憩
含む)かかっています。ちょっと自信ついた(^_^)
9月下旬っていいな、気温が高くないので水の消費は少なく済むし、体力的にも楽。
空気が澄んでいるので景色もいいし、運が良ければ紅葉も見ごろ。
8月に登る理由は無いぞ・・
テントをささっと張ったらもう飲むより他にすることは無し。
ヒュッテのテラスで穂高の峰々を肴に、生ビールとおでんで至福のひと時。
※ここで飲んでいるとき、Yに声をかけて下さりビニールテープを差し出して
くれた方に心より感謝申し上げます。おかげ様で翌日怪我もストレスもなく
無事下山できました。
河岸を変えて涸沢小屋へ上り今度は前穂のギザギザを眺めながらモツ煮。
明日は下山、穂高へ登る前の緊張感が今回は無いので芯からリラックス。
ここで隣りの席に大阪のおばちゃんが現れ、さらに北穂でナンパしたという
兄ちゃんも到着し予定外に飲んでしまった。
カラスミと楽しい時間をありがとう。こういう出会いも山の醍醐味です。
Yが寝た後一人で三脚をかかえて再び涸沢小屋に上がってみたり、星景を
撮ったりしてから眠る。
翌朝、モルゲンロートを期待してテントの外でずっと待っていたけれど
残念ながら焼けなかった。
しかし太陽を浴び輝く穂高にフォトジェニックな雲が花を添えてくれて
それはそれは絶景でした。
ずっとここに滞在していたい、後ろ髪を引かれる思いで下山。
下山時はときどき渋滞も生じましたがスムーズに進み、徳澤のみちくさ
ショップに寄ったら嘉門次小屋へ。
岩魚の塩焼き定食で締めた(登山の電源切れました、プチッ)・・・後の
上高地バスターミナルまでの木道歩きが辛かったこと。
バスは待ち時間無しで乗れたのでラッキーでした。温泉は坂巻温泉へ。
内湯と露天が離れてるので体を洗える内湯にしか浸かれなかったのが心残り
ではあります。
穂高は今回見るだけでしたが、こういうピークを踏むことを目的としない
登山もいいですね。
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