高塚山へ 山犬段より


- GPS
- 05:07
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 805m
- 下り
- 798m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
川根本町上 長尾そこから「山犬段」などの標識に従い左折(ガソリンスタンドがある) 林道南赤石線をひたすら進む 途中から水たまりもあるダートになる 現在行き止まりが山犬段(登山口)、広い駐車場・避難小屋がある |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全く問題ない 赤石林道のダートが厳しい |
その他周辺情報 | 川根温泉道の駅 日帰り温泉あり |
写真
感想
2017年(平成29年)10月1日(日)
高塚山へ 山犬段より
「笹の峰 巨木芸術 高塚に」
黒法師山への林道でタイヤがパンクしたので
高塚山への登山口、山犬段への長い林道のダートは慎重になった。
ここで再びパンクしたらスペアもなく、JAFへの依頼となる。
携帯がつながるか、つながっても山の中まで来てくれるも心配だった。
山に登る前の不安が大きく、
車をゆっくり走らせ山犬段に着くまでにかなり疲れてしまった。
無事山犬段に着くと何台もの車が止まり避難小屋もしっかりしていたので少し安心感が生まれた。
普段ならば全く心配しないのだが……。
山犬段から高塚山へスタート。
8時近くにはなっていたが気持ちよいハイキングができるはずの山だ。
登山道に入ると整備された歩きやすい道が続いた。
何台も車が止まっていたので高塚山へハイキングが多いかと思いきや、
沢登りの方、釣りの方それに小屋付近で散策される方がいて、
高塚山方面に向かって歩いていたのは当初私だけだった。
静かな登山道を歩むことになり
30分ほどで最初のピーク、蕎麦粒山へと難なく到着した。
蕎麦粒山は広くて明るい山頂だった。
もう少し晴れていれば富士の絶景も楽しめたのだが雲が厚くかかり
遠くの山並みは見られなかった。
明日登る予定の山伏も見えるようだが、全体の山並みが見えないので
どれが何という山なのかが分からずじまいだった。
蕎麦粒山からは一端下り、尾根伝いに再び緩やかに高度を上げていった。
樹間からは目的の高塚山へつながる稜線が眺められた。
足元を見ると小さな葉の笹が密集していた。
美しい緑の笹絨毯が敷き詰められ気持ちよく歩くことができた。
秋風が心地よくもあり爽やかそのものだった。
笹原の中には大木が倒れ見事な造形美を見せていた。
想像すると様々な形が思い起こされ楽しむことができた。
巨大生物、苔むした大きな館、人の形にまで見えてくる。
なぜ笹原の中にこの大木があったのかという自然の移り変わりも感じた。
途中には三合山というピークもあり
緩やかな起伏が何度か繰り返された。
そして蕎麦粒山よりも標高は低いが、高塚山へ登ることができた。
展望はないが、広くて気持ちのいい山頂だった。
高塚山自体は2時間30分ほどで気楽に歩ける山だ。
下山途中には子供を連れた家族ともすれ違った。
しかし長いダートの林道さえなければ
真に気楽な山を楽しめる高塚山だと思う今日だった。
ふるちゃん
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