磐梯山 裏から登って表へ下りる
- GPS
- 07:35
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 961m
- 下り
- 1,333m
コースタイム
7:50中ノ湯跡-8:55お花畑分岐-9:15弘法清水
9:20弘法清水-9:50磐梯山頂
10:10磐梯山頂-10:40弘法清水(昼食)
11:00弘法清水-11:10黄金清水-11:20天狗岩(川上登山道分岐)-11:30渋谷登山道分岐-11:50鏡が池
12:00鏡が池-12:01赤埴山分岐(北側)-12:10赤埴山分岐(南側)-12:30天の庭-12:40猪苗代スキー場最上部
12:40猪苗代スキー場最上部-13:00青年の家コース分岐-13:25猪苗代スキー場前(登山口)-13:55バスセンター(バス停)
14:02バスセンター(バス停)-【桧原行きバス】-14:26裏磐梯ロイヤルホテル(バス停)
14:30裏磐梯ロイヤルホテル(バス停)-【喜多方行きバス】-14:40裏磐梯高原ホテル(バス停)
14:40裏磐梯高原ホテル-15:10裏磐梯登山口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後:猪苗代スキー場の登山口に下山。 そこから猪苗代町にある『バスセンター』というバス停まで歩く。 磐梯東都バスで裏磐梯高原ホテルへ。(途中、裏磐梯ロイヤルホテルで乗り換え) そこから裏磐梯スキー場の駐車場まで徒歩30分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
私が通ったルートは全体的によく整備されています。 天狗岩から猪苗代スキー場へ下りる猪苗代登山口コースは、盛夏ということもあってか若干道脇の草が邪魔になっていました。 また、裏磐梯スキー場、猪苗代スキー場どちらにも言えることですが、スキー場を歩く際は日差しを避ける場所が少ないです。日差し対策は必須です。 |
写真
感想
真夏の磐梯山に登って来ました。
前日に裏磐梯に入り、一泊して早朝に出発。
裏磐梯登山口から登り、表磐梯の猪苗代スキー場に下山しました。
このルートをとった理由は、銅沼(あかぬま)と鏡が池を通りたかったためです。レンタカーで来ていたため、猪苗代に下山後、バスで裏磐梯に戻り車を回収しました。
当日は幸運にも朝から晴天に恵まれ、常時素晴らしい景色を堪能できました。
6時半に裏磐梯スキー場の駐車場に車を停め、出発。
この時点で駐車場には私の車のほかには、他の方の車が1台置いてあるだけでした。こちらのコースにはあまり人がいないということでしょうか。
しばらくは夏草の生い茂るスキー場を登り、スキー場の最上部に到達する手前の分岐で右折。銅沼方面を目指します。
登り始めてから30分ほどで銅沼に到着。
銅沼はその名の通り銅のような赤い色が印象的でした。
正面にはこれから登る磐梯山がそびえ、こんな所に本当に登れるのか?とちょっと不安に。
ここから中ノ湯跡に向けての登り。これまでハイペースで来ていましたが、ここで急に息が苦しくなります。先はまだまだ長いのに・・・。
しかたなくペースを落とし、どうにか中ノ湯跡に到着。ここまで人には全く会いませんでしたが、八方台からの登山道と合流した途端に多くの人に出会いました。
裏磐梯からのルートはやはりマイナーなのでしょうか。
ここからは多くの人が行きかう賑やかな中を、少しづつ登っていきます。
さきほどの息苦しさもどうにか収まり、中ノ湯跡から1時間ほどでお花畑への分岐点に到着。
すれ違った方に『迷わずお花畑に行くべし!』とアドバイスされたので、左折してお花畑へ。
左側には噴火口の断崖、その向こうには裏磐梯三湖が見渡せます。そして右側には磐梯山頂。なるほど絶景です。
お花畑を過ぎて、弘法清水に到着。ここには売店が2つあり、さらには水も補給できるので大変ありがたいです。
弘法清水をゲットし、山頂へアタック。
急な山道を登る事30分、9:50 ついに磐梯山頂に到着です!
360°のパノラマが広がる絶景は感動的。晴れて本当によかったです。
さて、今度は下山しなくてはなりません。急坂を下って弘法清水に戻ります。
ここでスポーツドリンクを1本購入。売店の店員さんにお話を伺う事ができました。
何でも、こんな山頂のすく傍にいるのに、今年はまだ1回も山頂に登っていないのだとか・・・。
『いやー、ここにいるから山頂に行けないんですよ。』
確かにその通りですね。
いや、本当にここにいていただけるのは非常にありがたいのです。
こうして登山者を支えてくださる皆様に、改めて感謝したいと思います。
さて、下りはお花畑の手前から沼ノ平方面へ。
沼ノ平への道に入った瞬間、人がほとんどいなくなりました。こちらもわりとマイナーなルートなんですね。
途中の黄金清水でお水をいただき、猪苗代方面へむけてどんどん下山。
鏡が池に着いたのが、ちょうど正午ごろでした。
鏡が池のほとりへの道はちょっと草が生い茂っていました。
池が鏡となって磐梯山が映るのだそうですが、この日は風があり水面が波打っていたので映りませんでした。
さて、ここからはひたすら樹林帯の中を下ります。
事前の調査では、猪苗代のバスセンターから出るバスの時刻は14:02。あと2時間というのはギリギリです。
ちょっと急ぎ目で下っていき、森を抜けると岩がたくさん転がっている場所に出ました。
ここからの猪苗代湖の眺めは見事です。本当に猪苗代湖がすべて見えるんですよ。
さらに下って一合目の天の庭に到着。ほどなくして猪苗代スキー場に着きました。
ここからはスキー場の中を下りていきます。
行きの裏磐梯スキー場でも思ったんですが、どちらも冬になると眼下に湖を見ながら滑るんですよね。
もしスキーができるなら楽しいだろうなと思いました。(私は滑れないんですが・・・)
とはいえ、夏は容赦なく日光の直撃をうけるので、大変です。
延々とスキー場を下り続け、ようやく登山口に到着。
そこから猪苗代の町を下り、なんとか13:55にバス停に到着できました。
いや〜、ギリギリです。
登り始めから7時間強。長い道のりでした。
最後に裏磐梯高原ホテルから、朝車を停めた駐車場まで+30分歩く羽目になったわけですが(汗)。
最後に、前日宿泊した宿で裏磐梯高原ホテルの日帰り入浴割引券をいただいたので、これを使わせていただきました。ありがとうございます。
やっぱり登山後は温泉に限りますね。
最初から最後まで快晴で、直射日光に悩まされはしましたが、素晴らしい山行でした。
スキー場を通る場合はもう少し涼しい時期のほうが、より楽に登れそうかな?とも思います。
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