編笠山から富士山と八ヶ岳全景とちょっと紅葉

2017年10月08日(日) [日帰り]

• GPS: 05:52
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,000m
• 下り: 988m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:06
• 休憩: 1:57
• 合計: 7:03

距離 8.9km 登り 1,001m 下り 999m

6:56 観音平
7:40 7:46 雲海
8:19 8:22 押手川
9:31 10:55 編笠山
11:21 11:39 青年小屋
12:46 12:52 押手川
13:18 雲海
13:56 観音平
13:59 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

青年小屋から観音平への巻道の下山路はぬかるみがかなり強いです。

その他周辺情報

下山後温泉は甲斐大泉温泉パノラマの湯

写真

観音平からスタート。7:00の到着時には駐車場は既に満タン。路肩に駐車の車が20台以上いました。

はじめはとっても歩きやすい

雲海に到着。雲海見えるの〜？と疑うと…。

あ、雲海だ。雲海でした。
富士山が雲海に浮かぶ。文字通り海のような景色。

今回iPhone8のデビュー戦なので、一応カメラ機能を使ってみた。ズームにするとちょっと粗さが出るのか？

あおい！

次第に大岩が登場します

木の葉の色味はそれぞれな時季でしたね

押手川に到着。小渕沢方面を指示しているのか朽ちかけた標識が。休憩に丁度良いです。

水が動いているという程度に流れている

押手側を過ぎると足元に岩が増え、勾配が次第にきつくなってくる。ゆっくり歩けば大丈夫。後ろから追い抜かされそうになると本能的にペースが速まる（馬？）のですが気にしてはダメ、を心がけます。

苔だって踏まないように歩きたい

結構汗かいてるな〜、もう少しで頂上が近いか？と思う頃に景色が開けます。

遠い飲み屋の看板に応援される

頂上〜！

三角点！

木に囲まれたところから山頂の岩だらけな広い場所にいきなり放り出されると、空がでっかく見えて爽快です。

富士さんが頭だけ見えている

南アルプスの山々。仙丈ケ岳、甲斐駒、北岳。鳳凰三山は雲の中。

中央アルプス

木曽御嶽山

北アルプスの皆様もくっきり。周りから「キレットすごいね」という声が聞こえる。確かに。遠くから見てこれだけはっきりした地形的特徴。主張が強く見えますよね。

権現岳。横にはギボシ。権現小屋が見える。

阿弥陀岳

赤岳がやや雲に隠れたが、主峰周り、南八つの山々。横岳、中岳も居る。

阿弥陀岳から東天狗・西天狗、峰の松目、北横岳、蓼科山まで。北八つ方面も一度に見渡せる。あ〜山に囲まれてる〜。

お昼ごはんはシーフードヌードルと、蛋白源としていなばのとりたまご大根缶。缶詰は全然期待してなかったけど（安かったし）、温めて食べたら意外といける！常備しておくことにしよう。

今日は夏の空みたいだ

ちょっと雲が切れたら諏訪湖が見えた

青年小屋方面に下ります。

大きな岩がごろごろ。隙間が多いのでうっかりレンズフィルターでも落としたら絶対に救出できない自信がある。

下から編笠山を見上げる。

青年小屋。「Mt.GONGEN」「Mt.AMIGASA」と書いた山バッジ購入。イラストの権現岳山頂が凸凹しているのがちょっとかわいい。昼ごはんはここでカレーでもよかったかも。

青年小屋から権現の凸凹が見える

下山の巻き道は水が流れていて少し歩きにくい。傾斜はいくらか緩めかも。

紅葉はところどころ。色づいた葉が視野に入ると視界が明るくなります。

ほんのサラっとでも紅葉は紅葉。

遠くを見るとちらちら黄色や赤の色が見える

本格的な秋はこれからですね

赤岳っぽい岩

ちっさい秋

ゴール間近。平坦になるとホッとする。

駐車場到着。ありがとう編笠山。

下山後はパノラマの湯へ行きました。規模は巨大じゃないですが、比較的きれいでした。連休中とあって人は多め。

中村農場で親子丼の夕飯。適度な弾力の鶏肉も濃い味の卵もむちゃくちゃ旨い。これから中央道30kmの渋滞に突入なのだからしっかり栄養を摂るのだ！

感想

yashihiro

部屋の壁に貼ってある「八ヶ岳連峰」の手拭いを見ていて、ふと「南八ヶ岳には行ったことがなかった」ということに気が付いた。
赤岳をはじめ南の山々は険しいというイメージしかなくて、敬遠していたことが原因でありました。意外と登れたりしないだろうかという考えで調べを入れたのが編笠山。標高差はほどほどにあるが、技術的な難易度はそこまで高くないだろうと行ってみたら登れました。頂上近くの登りでは焦らずゆっくり登るのにやや辛抱が必要でしたが。
八ヶ岳の一部に立っているのに八ヶ岳がこれほど見渡せたのは初めてのことでした。
ありがとう晴天！という気持ちで一時間半も休憩してしまった。
登り切った後の展望のすごさに、なかなか降りる気持ちが起きませんでした。
頂上で休憩する人たちも（周回風の人も権現岳に進む風の人も）、何だかみんな楽しそうだったなあ。

今度は権現岳や赤岳を目標に鍛錬できたらと思います。