記録ID: 128167
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北アルプス 満喫な7泊8日
2011年08月09日(火) ~
2011年08月16日(火)


- GPS
- 176:00
- 距離
- 86.0km
- 登り
- 6,565m
- 下り
- 7,929m
コースタイム
1日目(8/9)
『8:00 室堂』-『9:00 一ノ越』-『11:50 獅子岳』-『13:00 ザラ峠』
『13:45 五色ヶ原キャンプ場』
2日目 (8/10)
『6:00 五色ヶ原キャンプ場』-『7:10 鳶山』-『9:15 越中沢岳』
『10:45 スゴの頭』-『13:00 スゴ乗越小屋』
3日目(8/11)
『6:00 スゴ乗越小屋』-『9:30 北薬師岳』-『10:30 薬師岳』
『11:30〜12:00 薬師岳山荘』-『13:00 薬師峠キャンプ場』
4日目(8/12)
『5:00 薬師峠キャンプ場』-『7:30 北ノ俣岳』-『11:10 黒部五郎岳』
『13:20 黒部五郎小屋』
5日目(8/13)
『6:00 黒部五郎小屋』-『20:00 三俣蓮華岳』-『10:30 鷲羽岳』
『12:30 祖父岳』-『14:00 雲の平』
6日目(8/14)
『4:00 雲ノ平』-『6:20 水晶岳』-『9:00 赤牛岳』-『12:30 高天原温泉』『16:00 祖母岳』-『16:40 雲ノ平キャンプ場』
7日目(8/15)
『6:30 雲ノ平キャンプ場』-『9:30 三俣山荘』-『10:45 三俣蓮華岳』
『12:45 双六岳』-『13:50 双六小屋』
8日目(8/16)
『6:00 双六小屋』-『7:30 鏡平小屋』-『11:30 新穂高温泉』
『8:00 室堂』-『9:00 一ノ越』-『11:50 獅子岳』-『13:00 ザラ峠』
『13:45 五色ヶ原キャンプ場』
2日目 (8/10)
『6:00 五色ヶ原キャンプ場』-『7:10 鳶山』-『9:15 越中沢岳』
『10:45 スゴの頭』-『13:00 スゴ乗越小屋』
3日目(8/11)
『6:00 スゴ乗越小屋』-『9:30 北薬師岳』-『10:30 薬師岳』
『11:30〜12:00 薬師岳山荘』-『13:00 薬師峠キャンプ場』
4日目(8/12)
『5:00 薬師峠キャンプ場』-『7:30 北ノ俣岳』-『11:10 黒部五郎岳』
『13:20 黒部五郎小屋』
5日目(8/13)
『6:00 黒部五郎小屋』-『20:00 三俣蓮華岳』-『10:30 鷲羽岳』
『12:30 祖父岳』-『14:00 雲の平』
6日目(8/14)
『4:00 雲ノ平』-『6:20 水晶岳』-『9:00 赤牛岳』-『12:30 高天原温泉』『16:00 祖母岳』-『16:40 雲ノ平キャンプ場』
7日目(8/15)
『6:30 雲ノ平キャンプ場』-『9:30 三俣山荘』-『10:45 三俣蓮華岳』
『12:45 双六岳』-『13:50 双六小屋』
8日目(8/16)
『6:00 双六小屋』-『7:30 鏡平小屋』-『11:30 新穂高温泉』
天候 | 晴れのち曇り 一部霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.kakuyasubus.jp/kanto_hokuriku/dream_nagoya/index.html 富山地方鉄道 http://www.chitetsu.co.jp/train/index.html ケーブルカー http://www.alpen-route.com/access/index.html 濃飛バス http://www.nouhibus.co.jp/index.html 名古屋方面からのアクセスですと高速バスがお得 8/8の23:55の一宮駅出発の夜行バスを利用。富山駅到着5:15着 立山駅行きの始発に乗れます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは室堂 階段踊り場に有 新穂高温泉バスターミナル隣に中崎山荘 日帰り温泉800円有 【1日目】 始発のケーブルカーに乗り室堂に8:00に入り一ノ越を目指します。 一ノ越手前の登山道の岩場にはオコジョも顔を出してました。 一ノ越に到着してザックをデポして雄山に登る予定でしたが小学生が団体で登られており渋滞しており今回は見送りました。 雄山で滑落事故があったようでヘリで救助に来ておりました。 この先お世話にならないように気を引き締められる思いで先へ進みました。 今日は五色ヶ原までにてゆっくりと楽しみました。途中に雷鳥にも遭遇して 心がなごみました。五色ヶ原に到着して山荘からテン場まで距離があります。 テントは25張程度でした。 【2日目】 五色ヶ原を出発してスゴ乗越まで目指します。アップダウンが多くて2日目から思いやられる。ザックが重く足に堪えました。 ここでもスゴノ頭の手前の山の下りにて滑り落ちる音と『大丈夫か!動くな!』との声が聞こえて団体の1人の方が滑落された模様でした。鼻を負傷された模様ですが 服に血を浴びた状態でとりあえず歩いて来られていました。 スゴノ頭からまた下りでそれから登ればスゴ乗越小屋になります。 テン場が15張程度で少なく早く行かないと張る場所が無くなると気にしながら向かいました。いい場所も取れてゆっくりしました。 【3日目】 スゴ乗越小屋から薬師峠までの道のりとなります。 この日はガスが出ており景色はほとんどありませんでした。 ガスが無いと薬師岳を見ながらの稜線歩きが楽しめるのに残念でした。 間山の手前では雷鳥の親子がお出迎えしてくれ心和みました。 間山〜北薬師、薬師岳までは岩場を越えながらの歩きにくい道となります。 時折ガスが抜け展望が開けますがすぐにガスで隠れてしまいました。 結局、薬師岳山頂についてもガスは抜けず終いでした。 薬師様にお祈りをして薬師峠に向かいました。 昨年新築されて薬師小屋にてラーメンを食べて薬師峠へ向かいました。 薬師峠キャンプ場には沢山のテントが張られておりますがテン場が広いので 余裕で張れました。夜には月が綺麗な反面、星の輝きが薄れましたが翌朝の星は最高でした。 【4日目】 薬師峠から黒部五郎小屋までの道のりとなります。 三俣山荘までも考えましたがベースを雲の平にする為に先を急がずゆっくりと 黒部五郎小屋にしました。 太郎平から北ノ俣へ登り北ノ俣から黒部五郎岳の稜線は格別な光景となります。 しかしながら黒部五郎岳の登りは傾斜がキツくさすがにペースが落ちました。 シャリバテもあり何度も足を止めて山頂に向かいました。 稜線についてザックをデポして山頂へ向かいましたがこれほど体が軽快で飛び跳ねるように山頂に向かいました。 五郎カールを見たいので稜線ルートでなくカールルートでおりました。 残雪期のカール程ではありませんが楽しめました。 ここから小屋まではゴロゴロした河原の歩きにて足にきました。 小屋に着いてテントを張り小屋前で他の登山者との談義で盛り上がりました。 【5日目】 黒部五郎小屋から雲ノ平への道のりとなります。 三俣蓮華岳まで向かうルートは他の登山者も多くなりました。 途中のお花畑では沢山の方が写真撮影をされておりました。 三俣蓮華岳に着いた時は素晴らしい景色で槍ヶ岳も良く見えて最高な展望でした! 三俣山荘におりこれから登る鷲羽岳に備え腹ごしらえをして鷲羽岳に向かいました。 山頂についた時はガスガスにて残念ながらの展望でした。 このまま水晶岳に向かいたいと思いましたが雲ノ平で2泊する為に本日は祖父岳経由で雲の平に向かいました。 14:00に到着しましたが既にテン場はテントであふれておりかなり上の場所しかなく またいい場所がなく何度もテントの位置を調整しながら張りました。 その後に来られた方もかなり岩ゴロな場所しかなく苦戦されておりました。 さすがに人気があります。 テン場付近からは雷鳥も生息しており時折鳴き声も聞こえました。 【6日目】 今日は雲の平2日目にてサブザックで遠足気分です。 軽快な足取りでワクワクです。4:00に出発して水晶岳へ向かいました。 御来光を見終えた谷間で山頂には2名の方しかいなくのんびりとした山頂を楽しみました! 展望も良く360度の景色を楽しみました。この先の赤牛岳へ向かいました。 目の前に見えておりますが、意外と遠く感じました。この稜線も展望が良く気持ちがいい稜線歩きとなりました。 赤牛岳から薬師岳や剣岳の展望がよく満喫! 次は温泉沢を経由して高天原温泉へ向かいます。 温泉沢については行かれた人や今、登って来た人から大変と聞いてどんなとこか 不安ながらにおりましたが特別危険でなくザレており滑りやすいですが問題ありませんでした。温泉沢樹林帯をおり河原歩きの方が飛び石を跳び渡っていく方が苦戦しました。 思いザックではここを登るのは遠慮したいと思いました。 そうこう歩いているうちに念願の高天温泉に到着! まずは囲いがある温泉に入りその後に川にある囲いのない露天風呂にタオル一枚で 歩いて入りました。ここまできたら恥も何もない。最後にはタオルなしで裸でシャッターを切りあいました!もちろん湯船に浸かっている写真ですが・・ ゆっくり浸かりたいと思いましたが数日お風呂に入ってないのでふやけて垢がボロボロと出ることが分っておりましたので長湯しずに出ました。 これから雲の平まで帰らねばならないので高天小屋に立ち寄り水分と栄養補給をして備えました。地形図からみてもかなり登りあげなければならないので覚悟して 向かいました。さすがに斜面がきつくなりハシゴを登る際は息が切れました。 雲の平についてまだ祖母岳に行ってなかったのでその足で向かい最後に小屋で水分 補給をして休憩しました。さすがにサブザックですが12時間の歩行はキツかった。 【7日目】 残りあと2日となりましたが頭から異臭がし始めて頭を洗いたくなりました。 今日は双六小屋までの行程となります。 双六岳へ向かいますがガスが出てきて稜線での展望は悪くすぐに晴れそうでしたので急がず途中に休憩を入れてのんびり向かいました。山頂手前では雷鳥親子に遭遇しました。 山頂に着くもやはりガスで何も見えなくあきらめて下山しました。 山頂からの下山道は広く晴れていると最高な景色ですが残念。 さっさと双六小屋に向かいました。 双六小屋のテント場は凸凹もなく広く快適な場所となりフライをかけ始めた途端に 雨が降り始めてセーフでした。しばらく雨が落ち着くまでテントでゴロゴロして 雨が止んだので小屋にて牛丼を食べました。ベンチがベタベタなので立ち食いでしたが久々に美味しかった! 【最終日】 本日最終日にてあとは下山のみとなります。 あと1日あれば笠ヶ岳に行けるのにと後ろ髪を引かれながら下山しました。 あとは鏡平にて池に映る槍ヶ岳を楽しみに向かいましたが天候が悪くガスでした。 こうなると後はお風呂に入りたい〜!と思い新穂高に向かいました! 何故かこの下山近くになると今までゆっくり歩いていた方がものすごく速く歩くようになり僕はのんびり亀さんで休憩を入れずに歩いて抜いては抜かれ抜いては抜かれでした。 新穂高に着いた時はホッとした反面、この暑さにまた悩まされるのかと思いました。 |
写真
感想
今回はロングで休みが取れる事になり家族の了解も得られて7泊8日に北アルプスへ
の山行を計画いたしました。
出発前の1週間前に風邪をひいて前日まで不安を残した出発となりましたが
山に行くとサッパリ風邪が治りました!
出発まえには入念に持ち物チェックをした為にあれば良かったな〜何ていつも
思うものが何もなく快適な山行が出来ました。
単独でロングという事もあり、いつもより慎重に行動しました。
テントを担いでいる為に軽快とは行きませんでしたが1日の行動時間が短いので
それほど疲れが残りませんでした。
天候にも恵まれてレインウエアを着用したのが2日目の霧雨で半日のみという
恵まれた山行でもありました。
今回は欲張ったルートで雲ノ平で2泊したお陰でゆっくりと回れました。
状況によっては槍ヶ岳から上高地、もしくは燕へとも考えましたが今回は
普段足を踏み入れにくいこの地域をゆっくり廻れました。
どこに何を入れてあるかも固定してザックをひっくり返して物を探すこともなく
過ごせました。今回は体力的にも自信が出来てマイペースであれば疲れも少なく
縦走が出来る事を改めて感じました。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
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