戸隠西岳〜本院岳〜戸隠山

2017年10月09日(月) [日帰り]

• GPS: 10:10
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,444m
• 下り: 1,444m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:03
• 休憩: 0:50
• 合計: 9:53

5:20 スタート地点
7:00 7:00 望岳台
8:34 8:34 無念の峰
9:12 9:13 第一峰
9:45 9:51 西岳
10:27 10:28 本院岳
12:25 12:25 八方睨
12:36 12:39 戸隠山
12:53 13:10 八方睨
13:21 13:23 蟻の塔渡・剣の刃渡
13:46 13:47 百間長屋
14:22 14:32 戸隠神社奥社
14:46 14:55 随神門
15:13 天命稲荷神社

鏡池駐車場521―527西岳登山道入口（登山ポスト記帳）530―552渡渉�　�558渡渉�◆�600渡渉��―619牧草地―700望岳台―726最初の岩場（ストックをしまいヘルメットをかぶる）733―802熊の遊び場―834無念の峰―843蟻の塔渡り―905第1峰（P1：弁慶岳）913―946西岳954―1026本院岳1037―1224八方睨（1252⇔1233戸隠山（南峰：山頂標識）1241⇔1238北峰（1904m標高点））1304―1320剣の刃渡・蟻の塔渡1323―1327胸突岩（下）―1342西窟―1347百間長屋―1351五十間長屋―1422戸隠神社奥社（ヘルメットを脱ぐ）1429―1446随神門1455―1513天命稲荷神社―1522鏡池―1528鏡池駐車場（⇔鏡池どんぐりハウス（テラスで「信州りんごのガレット」￥930で打ち上げ））1632≒1646戸隠神社中社

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鏡池に駐車場がありますが、10月（紅葉シーズン）の土日祝は9:00〜16:30は通行止めになります。

コース状況／危険箇所等

鎖場など、良く手入れの行き届いた破線ルート。2年に1回という草刈が終わった直後でしたので、足元が良く視認できて、大変ありがたかったです。

写真

10/9 6:00

登山口からP1尾根へのアプローチでは、3回沢を渡渉します。これは3回目。

10/9 6:20

牧草地に上がれば、P1尾根。ここで後から来た3人連れ（m1, f2）が抜いていきました。

10/9 7:00

望岳台では、残念ながら、まだ雲の中。

10/9 7:17

秋の色づきの中を普通の登山道が続きます。

10/9 7:26

最初の岩場。ここでストックをしまって、ヘルメットを着用しました。

10/9 7:43

まだまだ先は長そうです。

10/9 7:48

紅葉。

10/9 8:02

熊除け鈴を鳴らしながら進みます。

10/9 8:34

この先が進めずに「無念」だった時があったのでしょうか？

10/9 8:35

「無念の峰」から一旦下るところが、本日の核心部の一つ。懸垂下降ならわけないところでしょうが、左手に見える梯子に乗り移ります。

10/9 8:37

下って振り返ったところ。梯子の最上部に移るのではなく、一旦少し下に降りてから、トラバース気味に梯子に移動するようなコース取りの方がスタンスがしっかり得られる印象です。

10/9 8:40

上に出るとガスが晴れるかな？

10/9 8:42

次の核心部が見えてきました。

10/9 8:43

ガスが舞っている分、なかなかの迫力。

10/9 8:43

「蟻の塔渡」。幅がありその上を道が通じているので、恐怖感はありません。

10/9 8:43

「蟻の塔渡」の先はこんな感じ。

10/9 8:45

鎖があるので、よじ登れということでしょう。スタンスもしっかりありました。

10/9 8:47

左手は、P2, P3方面でしょうか？

10/9 8:47

岩壁が青空に映えます。

10/9 8:47

雲の動きが早い。

10/9 9:02

間もなくP1かな？

10/9 9:05

その通り、P1（弁慶岳）でした。やれやれ。

10/9 9:21

西岳。稜線は刈り払いがされたばかり。とても歩きやすい。（それまでは半分藪漕ぎだったとか…）

10/9 9:23

出発点の鏡池が眼下に見えます。

10/9 9:35

快適な稜線歩き（振り返ったところ）。右手奥に北アルプス（蓮華岳〜針ノ木岳）。

10/9 9:39

間もなく西岳。

10/9 9:46

到着しました。この標識があるだけの派手さのない、のどかな山頂。

10/9 9:48

昨日登った乙妻山〜高妻山がばっちり見えます。

10/9 9:48

ズームで。昨日はあそこからこっちを見下ろしていたわけですね。

10/9 10:04

稜線歩き。

10/9 10:12

道がどこを通っているかが良く分かります。

10/9 10:14

道の下は断崖絶壁。

10/9 10:24

西岳を振り返ったところ。右奥には、東山〜中西山。

10/9 10:26

本院岳山頂。

10/9 10:26

左のピークが西岳。右奥に白馬岳。

10/9 10:26

乙妻山〜高妻山が見ごたえ満点。左奥には金山〜焼山。

10/9 11:05

本院岳から八方睨を目指し、最低鞍部まで300m下ります。

10/9 11:07

高妻山がさらに高くなります。

10/9 11:22

右手には鏡池がいつも見えています。

10/9 11:23

振り返ったところ。

10/9 11:23

八方睨まで、200m登り返します。

10/9 11:29

最低鞍部付近から振り返ったところ。左奥が本院岳かな？

10/9 11:32

目指す八方睨。

10/9 11:34

広くて安心して歩ける道もあります。

10/9 12:16

間もなく八方睨。

10/9 12:24

到着しました。

10/9 12:38

せっかくなので、戸隠山まで空身でピストン。山頂標識のある南峰ではなく、さらにちょっと先の北峰の方が、地形図上で1904mとなっていますので、この地点まで。

10/9 12:41

ちょっと戻って南峰。山頂標識があって見晴らしが良い方です。バックは高妻山。

10/9 12:44

鏡池や奥社が見えますね。奥に雲のかかった飯縄山。

10/9 12:47

「蟻の塔渡」をほぼ同じ高さから見たところ。

10/9 12:50

「蟻の塔渡」と鏡池（その1）。

10/9 12:52

「蟻の塔渡」と鏡池（その2）。

10/9 13:19

「蟻の塔渡」

10/9 13:23

「蟻の塔渡」を越えて、振り返ったところ。頭上に八方睨。

10/9 13:27

ここは長い鎖場。

10/9 13:42

西窟。

10/9 13:45

百�猟慌亜�

10/9 14:29

奥社脇の登山口に無事下山しました。

10/9 14:24

観光客が沢山。

10/9 14:24

奥社本殿。

10/9 14:42

参道の杉並木。

10/9 14:54

随神門。ここから鏡池に戻ります。

10/9 15:12

天命稲荷。

10/9 15:24

鏡池に戻りました。向こうからずっとこちらが見えていましたね。

10/9 15:23

この時間帯は、マイカー通行止めで、有料シャトルバスが運行されています。

10/9 16:05

通行止めが解除される時間まで、どんぐりハウスで過ごすことに。

10/9 16:09

戸隠西岳〜本院岳が正面に見える、テラス席。

10/9 16:14

なんと贅沢なひととき。

10/9 16:15

信州百名山完登＆無事下山のご褒美。

10/9 16:27

こちらを頂きました。

10/9 16:20

ワンちゃんを残してご主人は写真撮影中なんでしょうか？　ワイン付きでさらに贅沢なひととき！？

10/9 16:29

後ろ髪をひかれて、さらに一瞥。

10/9 16:46

【おまけ4枚】中社を見物。

10/9 16:53

大鳥居。

10/9 16:51

三本杉。

10/9 16:49

拝殿。

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

iPhone SE Apple

S301 SIMフリー 京セラ

感想

nomoshin

秋の三連休最終日は、懸案の一つだった戸隠西岳へ。鏡池をベースに右回り周回コースとし、八方睨からは戸隠山もピストンで立寄ります。このコースは、いわゆる「破線」で人も少ないようで、時期によっては藪気味になるとか。ヤマレコで確認してみると、2年に1回、コース整備（草刈り）がされるとのことで、しかもごく最近に行われた模様。ですので、この時期がねらい目と定めた塩梅です。岩場が多いとのことなので、一応ヘルメットも持参しました。

P1尾根の取付にあたる牧草地で後から来た若人3人連れに追い抜かれた後は、誰にも会うことなく、八方睨まで静かな秋の縦走路を楽しむことができました。昨日登った高妻山・乙妻山が大層立派に見えていたのも二重丸。紅葉に包まれながら楽しく歩けたのは、コース整備にご尽力下さっている地元の関係者のみなさまのおかげですね。八方睨コースの鎖場の鎖も大部分が新調されていました。この場をお借りして、深謝いたします。

今回の山行の結果、「信州百名山（付録を含めて112座）」を一通り登ったことになります。下山後に鏡池どんぐりハウスで愛でた「信州りんごのガレット」は忘れられない美味でした。

コメント

Junjapa

junjapaです。
信州100名山完登ですか！スゴい！ おめでとう御座います！ and お疲れさまでした。信州の場合は112もあるんですね〜。知らなかった。。。また、最後の一山が凄いところですね。一度行ってみたいと思います。参考にさせてもらいます。ザイルは要りませんか？

nomoshin

Re: junjapaです。
こんばんは。祝福のコメントありがとうございます。

しっかり整備されていて、鎖がありますので、通常はザイルは不要だと思います。どうしてもロープを使用したいとしたら、(1) P1尾根を登路とした時の無念の峰の下り（懸垂下降）、(2)八方睨コースを下山路としたときの蟻の塔渡りでの確保、(3)同じく胸突岩、あたりだと思います。但し、(1)と(3)には鎖（と鉄梯子）が設置されているので、それに触れたくないという意固地の表現手段かと…

行くならやはり下草が借り払われた後が良いでしょう。2年に1回。最新が2017年9月下旬のようです。

○○百名山は、人が選定したものなのでオリジナリティが無いという指摘もごもっともなのですが、次はどこに行こうかと迷ったときの助けになりますし、コレクション（蒐集癖）的な意味でのモチベーション効果もあり、最近では、それほど否定的には思っていません。舞台設定よりも、コース（ルート）取りとか時期（季節）とか、自分なりのテーマ設定（オリジナリティ）が重要な要素と考えれば良いのでは、なんちゃって、単なる言い訳ですかね（笑）