深い深い原始の森の中へ 池口岳、加加森山、光岳

- GPS
- 08:00
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 3,006m
- 下り
- 2,996m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:50
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 11:23
下山時は液体がかなり減ったので16〜17kgってとこかな。
体重は3kgぐらい減でしたが飯食って水飲めばすぐに元通りでしょう。
| 天候 | 晴れ。 8日は少し雲が多目 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペース5〜6台程。 登山口の標識、ポストのあるところからダートの林道を進んだ先が登山口です。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
<登山口〜池口岳> 多少踏み跡の薄いところもありますが一般的な登山道です。 ,ら順番に標識があるので現在位置がどの程度も出来ているのか参考になります。(確認不足ですがジャンクション?山頂?がたぶん30ぐらいなんじゃないかな) 樹林帯なので危険箇所はほぼ無いと思って良いと思います。 アップダウンが多く、後半非常に急な登りなので体力的にはなかなかキツイと思います。ジャンクション手前の急登の途中にロープの掛かった岩場が2箇所あります。 <ジャンクション〜加加森山> 最新の山と高原地図では破線ルートになっていますがそれまでは基本的に地図載っていなかったようなルートです。 こういう道を普段から歩く人にとってはそれ程難しくは無いと思いますが繰り返すアップダウン、薄い踏み跡、少ない目印。 一応それなりに道っぽく踏み跡はありますが途切れ途切れです。ルートファインディングがしっかり出来ない人、体力や日程に余裕のない方は入らないほうがよいでしょう。ただし尾根沿いなので危険箇所は殆どありません。 常に尾根のトップを意識する事。広い尾根から細くなるところなどは注意。 加加森〜光間もそうですがちょっとでもトラバース気味に歩いてると思ったらたぶんルート外してます。 <加加森山〜光岳> ジャンクション〜加加森同様薄い踏み跡、獣道など多数。 2381から下降する所、地形図の2286付近加加森〜光のコルあたりがややわかりにくかったです。若干ルート外して尾根に登り返しました。 コルのところまでは尾根のトップをきちんと通りましょう。 コルから光までは激登りです。後半で体力的にもキツく、光側から下る時は取り付きが分りにくいのと急なので滑らないよう慎重に歩きました。 |
| その他周辺情報 | 遠山郷のかぐらの湯。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
水2L
お酒 1L
スポーツドリンク1L
|
|---|
感想
今までは平日の登山が多かったですが今回は連休中の登山なので混雑の少ないところを選ぶ事にしました。
って言っても元々こういうトコが好きなんだけど。
<DAY 1>
今回はいつもと違ってちゃんと時間に余裕があるので前日の夜に出発して早目から水窪で仮眠。朝起きてから登山口へ向かいます。
池口岳の登山口は登山ポストや登山口の看板があるところだと思っちゃいますが、そこから更に先、ダートの林道を進んで簡易トイレがあるところが登山口。
車を停めるスペースは5〜6台ぐらい。一台だけ停まってました。
準備をして出発。
池口岳の登山道は踏み跡の薄いところもありますが基本しっかりと整備されていて歩きやすい道です。,ら順番に標識もあるのでどのぐらい登ってきたのか分ります。
序盤は緩めの登り。軽いアップダウンを繰り返して面切平、黒薙、バラナギと進んで行きます。徐々に森が濃くなって行くのですが、この辺りは本州では唯一の原生林保護地域。原始の森がとっても綺麗。
ザラナギを過ぎた辺りからは急登になります。前半戦なのでまだ体力に余裕がありますが結構きついです。
ロープの掛かった岩場を2ヶ所越えたらジャンクション。
荷物をデポしてサブザックで山頂を往復。
ジャンクションに戻って昼食を摂り、軽く休憩し再出発。
ジャンクションからは急な下り。
ここで事前にここにいる事をお互い知っていたSNSでの知り合いにお会いしました。ご挨拶をして先の情報を少し聞いて先に進みます。
加加森岳まではこれまでに比べると踏み跡も薄く、倒木地帯、鹿の平などの草地を歩いて行きます。基本は尾根通しなので進行方向ははっきりと分りますが、広い尾根から細い尾根に絞られて行くところや倒木を避けたりしている間にルート外して獣道を歩いたりしてしまうので油断は禁物。
再度深い森の中に入り分岐から少し逸れて加加森山山頂。
眺望の無い地味な山頂ですが奥深い山の中にいるなぁ〜としみじみと感じる山頂です
さて、先に進みます。ここからも小さなアップダウンがあって2381のピークへ。
ここから方向が変わりますがトラバース気味に進む踏み跡に進んでしまい、尾根のトップから外れてしまいました。怪しいなと思い地形図で確認し、かなり急なところでしたが尾根直登してルートに復帰。ここまでも草地付近で小さくルート外れて登り返したりしましたが、ここが一番大きく外したところでしょうかね。
ルートに復帰してからは順調にコルまで下り草地を歩きます。
そして最後に光までの300m近い激登り。
ココは結構バテてて足が止まりましたが何とか明るいうちに山頂へ。
この時間は光岳の上だけは良く晴れていて最後にご褒美かななんて思いながら疲れちゃったので展望台でコーヒー飲みながら休憩。
その後は薄暗い中小屋に到着してテント張ってようやく長い休憩。
小屋にも畑薙から登ってきた知り合いがいたので担いできたビールで乾杯。
テントに戻った後は疲れてすぐに寝ちゃいました。
<DAY 2>
すぐに寝ちゃったので夜中にお腹が空いて目が覚めました。
外は風が雲を飛ばしてくれたのか快晴。
月が明るくライト無しで歩けるぐらい。
2時半頃からテントから出て小屋脇のスペースで夜食を作って暖かいウイスキー飲みながらボケーっと景色を眺めてました。
小屋の周りを少しお散歩してテントに戻ります。
このまま行けば日の出は綺麗だろうな。
テントに戻ってゴロゴロしてたら外は小屋に泊まってた方達が行動し始めている様子。6時ぐらいに日の出かななんて思ってたら5時半頃には大半の人は出発していて、テント組とのんびり出発の方以外はいなくなってました。
うっすら明るくなっている中、日の出に間に合うよう急ぎ足でイザルガ岳へ。
風が少しあって肌寒い山頂でなんとか日の出には間に合いました。
ここからの日の出は遮るものがないのでとっても綺麗。
富士山の横からの御来光は美しく、寒さも忘れるほどでした。
雲海の上の聖や上河内も素敵。
誰もいなくなったイザルガ岳山頂からのんびりと小屋まで戻ります。
テント場で軽食を摂りのんびりと片付けしながら隣のテントの方とおしゃべりしてたら8時近くなっちゃいました。
遅い出発ですが登ってきた昨日に比べれば下山の方が多少は短い時間で歩けるだろうからまぁこの時間からで充分でしょ。
光岳山頂を通過し、光石でモーニングコーヒー。
で、ようやく下山開始。
最初から激下り。
昨日歩いたルートをそのまま戻るので怪しいところはだいたい分かっているし、こちらからの方が道が見つけやすい印象。
下山時はルート外しそうになることもなく快調。
ただしやっぱり地形図で見てる以上に地味なアップダウンがあり距離も長く感じました。
振り返ると光石が特徴的に見える光岳、こんもりとした加加森山が。
進む先には池口岳がど〜んと構えてます。
繰り返すアップダウンで楽ではないけど休憩入れながらもだいたいイメージしてた時間通りに池口岳のジャンクションまで戻ってきました。
結局二日間歩いて池口岳〜光岳間は知り合いに1名会ったのみで他は誰にも会わない静かな場所でした。
ここで一息ついてからは一気に下っちゃいます。
と、岩場を越えた辺りで若い登山者が。
お話してみると加加森や光を目指すと言うので
ルート状況なんかを話してあげたら安心してました。頑張ってください。
急登区間を終えたら後は地味なアップダウンを繰り返しながら登山口へ。
荷物も酒と水が減った分だいぶ軽くなったのでもうちょっと速くイケるかとおもったけど、やはり後半は疲れが出てきたのかな?頑張った割にはそれほど速くは歩けなかったです。
下山後はかぐらの湯で汚れと疲れを洗い流し、自宅へと戻りました。
ザックや着ていた物のポケットとかからコメツガの葉がボロボロ出てきました。
深南部やっぱりいいなぁ〜🎵
まめぴょん

















mamepyonさん、こんばんはー!(*´з`)
久々のお泊り山行ですね。
光岳に行くにはこういうマイナーなルートもあるのだねぇ。
ま、私には到底無理だけど。(^^;)易老からのルートが関の山。
にしてもイザルガ岳からの日の出素晴らしいです。
富士山があんなに美しく見えるなんて!!!
光岳に登った時はイザルガ岳は寄れなかったので、いつか私も泊まりで光岳にまた行ってみたいなーと思いました。
最近ウチは北アばかりですが、本当は深南部とまではいかなくても南アは行きたいのです。
けどどうしてもアプローチが大変なのでなかなか重い腰が上がらず。。。
テン泊も初心者ながらできるようになってきたので、颯爽と男前に南アを縦走できるようになりたいです。
ま、来年の話ですね。(*´з`)
mizutamariさんこんにちは👋
イザルガ岳は上河内と並ぶ南アルプス屈指の富士山の展望が素晴らしいやまです。登山道から五分もかからないから気軽に立ち寄れるのも魅力。
南アルプスはアクセスがなかなか難しい山が多いですが、関東からなら東北とか行く半分ぐらいの距離だし豊かな自然がいっぱい。人も少なく静かなのでとても良いですよ☺️
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