カヤト薮を漕いで「鷲が倉山」へ(奥会津)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 584m
- 下り
- 336m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
(アプローチ)林道は山腹迄コンクリート舗装されているが、急峻で幅員狭くスイッチバックもあって車両交叉不能。近時の車輌通行痕跡はなく両サイドから猛烈な雑草が覆う。 (登 山 路)稜線に乗れば踏み跡明瞭。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS
|
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感想
1.腰痛リハビリ空け、奥会津半年振りの訪問は只見町の鋭峰「鷲が倉山 918.4m」。国道252号線を西進すると、蒲生岳手前で只見川の南に聳える鋭峰だ。
2.その名の如く鷲が翼を広げて見下ろす様な迫力ある山容である。会津百名山に名を連ねている。
3.狭く急峻な舗装林道と薮道を辿り山腹の行き止まり地点に着くと、周囲は熊も出そうな一面のカヤト原。
4.稜線に乗る左手の尾根末端までは背丈程の猛烈なカヤト薮が覆い、朝露に濡れながら重いカヤトを漕ぎ分けながら林縁に辿り着いた。
5.灌木薮を這い上がると突如地図には無い林道が出現。林道を辿って690m付近で尾根に取り付いた。
6.尾根上にはしっかりとした踏み跡があり、標高を上げるに従いブナの巨木が現れた。
7.810m付近で山頂東稜に乗り、馬の背を経て登り返せば山頂(918.4m)である。
8.山頂は北から東に展望があり、会越国境線や金山方面の懐かしい山々が一望出来た。
9.下山は若干リスキーらしいが、未知の北西稜を下ることとした。山頂直下でいきなりGPS設定ルートを南側に外し、急斜面の断崖下をトラバースする破廉恥に。その後680m付近で猛烈な蔓薮に行く手を遮られ踏み跡を喪失(消失)した。
10.蔓薮を泳ぎながら迷走し涸れ沢で一時現在地不明に陥って薮中を彷徨。止むなく山頂方向から駐車地点の方向を推測して東進を図ったところ林道(自分の地図にはない林道。上述5に繋がる林道か?)に出くわして事なきを得た。(蔓藪″遊泳中″ポールロックの弛みからバランスを崩し頭から転倒、立ち上がりに数十秒/笑。移動後山ラジオ紛失に気付くも手遅れ/痛。)
11.車に戻り進路ミスの原因を再考したところ、680m付近から下部のGPSルートの設定ミスと判明した。(信頼性担保のないネット情報を準用したもの。また往路駐車地点までの軌跡ログを取っていなかったことも重なる要因だった。)
12.今更ながら見通しの利かない薮中歩行の難しさを痛感。反省と教訓を得ながら、それでも“鷲の両翼下”を高揚気分で踏破出来て幸せを感じた一日だった。今回も終日クロスなく一人旅。
コメント
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鷲が倉山は、西側の尾根をスノーシューで歩きたいです
この周辺は、柴倉山、苧巻岳、戸屋山とか、尾根が楽しそうなので、春先にスノーシューで歩いてみたいです
NYAAさん、こんにちは
相変わらずお元気に山旅を続けておられますね。
奥会津は雪も多いので、スノーシュウも遅くまで楽しめますね。小生敗退の苧巻岳南東稜などは取り付き点が近く、終始展望が良いので楽しいと思います。時期により山頂部の傾斜に注意が必要でしょうが、、、。
郷里北海道(ニセコ)には数年来帰省いていません。
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