甲斐駒ヶ岳から早川尾根縦走(備忘録)〜粟沢の頭からの山座同定付〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,892m
- 下り
- 2,390m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:50
天候 | 1日目:晴れのち霧、2日目:曇り時々晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは、広河原ロッジ(当時)15時35分発の山交バスで甲府駅(17時25分着)へ。甲府駅からは高速バス(18時30分発)に乗って、新宿駅に戻った(21時25分)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
明瞭だが、上り下りが激しい。特に、広河原峠からは激下り。 |
その他周辺情報 | 仙水小屋に宿泊(当時、1泊1食(夕飯)付きで4,000円、安っ!) |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
昭和63年7月(今から29年前)の山行記録。
今はなき、夜行急行「アルプス」に乗り込み、長野県側から北沢峠にアプローチした。当時住んでいた会社の独身寮の最寄り駅、本厚木駅から電車、バスを5回も乗り継ぎ、約12時間もかかった。
北沢峠を9時40分と遅い出発。明るいうちに、今宵の宿、仙水小屋に到着したいので、速足で登る。ところが、駒津峰に直接登る山道は、傾斜が厳しく、すぐに息が上がってしまった。結局、休み休みの登高になり、返って効率が悪くなった。午前中は晴れていたが、駒津峰に到着したころには、ガスで一面白色の世界になった。
甲斐駒頂上の到着は、14時ちょっと前になってしまった。白い砂が敷き詰められた綺麗な頂上であった。ガスで何も見えないが、昼食を作ったりして、1時間もの幸福な時間を過ごした。
少し長居をしてしまった。下山は急ぎ足。仙水峠を経て、仙水小屋に到着。17時30分。すっかり遅くなってしまった。予約もしていないし、管理人に小言を言われるかと思い、覚悟して小屋の中に入った。すると、感じの良い好青年が現れ、「すぐにお食事にされますか」と言った。拍子抜けした。
夕食は、ご飯、みそ汁、刺身、野菜炒め、ハム、山菜、イカの煮物、マーボー豆腐、漬物といった豪華版だった。食事後はすぐに布団に入り、19時前には眠ってしまう。
翌朝は、4時に出発。梅雨の合間の上天気。仙水峠でド迫力の摩利支天峰を目前にして、朝食の鍋焼きうどんを作った。
急登を1時間我慢して、栗沢の頭。展望が素晴らしい。特に、鋭い北岳と優雅な仙丈岳、迫力ある甲斐駒が素晴らしい。展望写真を撮る。
アサヨ峰で初めてお富士とご対面。1時間も大休止を取った後、早川尾根を辿って行った。展望絶佳、気持ちの良い稜線漫歩。
樹林帯に入ると、何回となく登り下りを繰り返す。何回か倒木に頭をぶつける。アサヨ峰から約2時間、疲労が溜まってきたころ、早川尾根小屋に到着。おいしい水場でたらふく水を飲んだ。
広河原峠で昼食。ラーメンを食べた後、冷ご飯を入れて雑炊を作った。時間もあるので、ゆっくりと昼食を楽しんだ。
広河原峠からは、激下り。所々道も不明瞭になるが、赤いテープなどの目印があるから、迷うことはない。曇り空になり、ジリジリと太陽に照らされることもなく、比較的快調に足を進めることができた。
南アルプススーパー林道をポクポクと30分。心地よい疲労を感じながらのフィナーレ。広河原より、バスに揺られて甲府駅へ。駅前食堂でほうとうを食べて、高速バスで帰京した。
Mipapaさん、こんにちは!
ノコギリ岳の写真を見せてもらいに来ました♪
#18,19ですね。
本当に、反対側の安曇野から見る山にそっくり。
ところで、29年も前なんですから、顔出したっていいじゃないですか。
詳細な記録の上に、顔まで手を加えるとは!
(あ、でも、鋸岳は今は2685mになってます。)
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