新雪ラッセル!甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)
- GPS
- 08:06
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,515m
- 下り
- 2,518m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:06
天候 | 晴れ(黒戸尾根は無風) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
⚠️七丈小屋のテン場上から山頂までラッセル(10~15cm) 💧七丈小屋給水可能(100円) |
その他周辺情報 | ♨️尾白の湯@830円 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
|
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感想
初めて黒戸尾根ワンデイしたのは10年前。毎年恒例で新緑時期に体力測定として登っていた。いつしか黒戸尾根から白峰三山に心移りし足が遠のいていた。高山帯の季節は初冬入ったが、今年は雪の足音が遅い。11/19に室堂ライブカメラで黒々した立山連峰を見て計画していた秋立BCはキャンセル。体力作りと割り切って黒戸尾根を登りに行く。前日(11/20)は関東地方でも今季一番の冷え込み(さいたま最高気温8℃)で、南アルプスでも降雪予報がでていた。南アだし対して積もってないだろうと決め込んでチェンスパだけ持っていく。
埼玉~東京は雨降りだったが、尾白川渓谷駐車場は星空でていて予報通り。路面&笹藪濡れてウェットな登山道。黒戸尾根サブ3の記録をタイムラインで見た気がして3.5Hくらいで登れるかななんて思ったが、1時間近く登ってようやく1合目の標識出て絶望。悪くないペースで登っているはずだがタイムは縮まらない。標高1600m過ぎるとウェットな落ち葉がフリーズドライな落ち葉に変わり、2000m過ぎると積雪後に雨が降ったようで、雪が凍ってバリバリな登山道。七丈小屋から積雪増え始めテント場上からラッセル開始でチェンスパ装着。ノートレースなもふもふラッセルの久しぶりの感触、10~15cmの新雪なのでそう苦労は無い。想定以上の雪の多さにチェンスパ装備だけで不安がよぎるが特段困る場面はなかった。スキーラッセルは楽しいがツボ足ラッセルは好きになれない。岩場の取っ掛かりが雪で消えて、雪掻いてSTEP探りながら登る必要あり一苦労。八合目御来迎場までくると展望開け、雪を纏った黒戸尾根の岩々に見惚れながら歩を進める。鎖場は全て露出しており問題なし、9合目手前の斜面(花崗岩)が雪に埋まってSTEPが見つけられずピッケル欲しかった。山頂直下のトラバース斜面も緊張感あり、ピッケル無いので腕を雪面に刺してバランスとって通過すれば甲斐駒ヶ岳山頂の祠に到着。空気が澄んでいて展望抜群。山頂微風のため休憩がてらおにぎり頬張る。
日向八丁尾根を周回する予定だったが、もちろんキャンセルしてピストンで下山。下山する頃には日射で霧氷落ちて白かった山肌が黒々してきていた。新雪無垢な黒戸尾根を独り占めできて大満足な山行となった。
12月上旬まで気温高めな長期予報、初滑りは年末くらいかなぁ…
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