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Yamareco

記録ID: 129492
全員に公開
沢登り
支笏・洞爺

漁川から漁岳

2011年08月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:24
距離
12.3km
登り
1,067m
下り
1,066m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:40 駐車場
9:00 入渓
9:40 二股分岐
10:50 右岸林道分岐
12:40 漁岳(30分休憩)
16:00 右岸林道分岐
17:10 駐車場

天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
広い駐車場があります
コース状況/
危険箇所等
大滝は、巻き道やフィックスロープがあり、とても親切なコースです。

懸垂下降の支点は、残置ハーケンや立ち木を利用します。
フィックスロープや、残置ハーケン等の安全確認は自己責任で。
はい、ファッションチェックです(笑)
2011年08月22日 08:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 8:37
はい、ファッションチェックです(笑)
入渓ポイント
2011年08月22日 08:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 8:51
入渓ポイント
はじめは、のーんびり歩き
2011年08月22日 09:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 9:13
はじめは、のーんびり歩き
おっ、キレイだ、癒される〜。
2011年08月22日 09:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 9:26
おっ、キレイだ、癒される〜。
セルフでパチリ
2011年08月22日 09:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 9:31
セルフでパチリ
ナメ好き
2011年08月22日 09:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 9:36
ナメ好き
いい感じ
2011年08月22日 09:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 9:38
いい感じ
やっぱり、沢はきれいだなー
2011年08月22日 09:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 9:57
やっぱり、沢はきれいだなー
大木の滝
2011年08月22日 09:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 9:59
大木の滝
直登?巻き??うーん?・・・
2011年08月22日 10:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 10:00
直登?巻き??うーん?・・・
で、巻きの鎖場を登ります。
2011年08月22日 10:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 10:01
で、巻きの鎖場を登ります。
ようやく、沢登りっぽくなってきた
2011年08月22日 10:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 10:07
ようやく、沢登りっぽくなってきた
いいね、キレイな釜。へつるか??いえいえ、無理せず左から巻きました。
2011年08月22日 10:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 10:10
いいね、キレイな釜。へつるか??いえいえ、無理せず左から巻きました。
ナメ滝好き
2011年08月22日 10:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 10:19
ナメ滝好き
二股分岐、左を進みます。
2011年08月22日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 10:20
二股分岐、左を進みます。
右岸林道分岐のピンクテープ達
2011年08月22日 10:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 10:51
右岸林道分岐のピンクテープ達
ここからは、滝のオンパレード、めちゃくちゃ面白いです。
2011年08月22日 11:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 11:03
ここからは、滝のオンパレード、めちゃくちゃ面白いです。
ここを登ります。
2011年08月22日 11:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:11
ここを登ります。
これも、軽く登る
2011年08月22日 11:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:12
これも、軽く登る
ここも、ホールドあり楽に登れます。
2011年08月22日 11:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:19
ここも、ホールドあり楽に登れます。
結構濡れるけれど、ホールド、スタンスはあるので落ち着いて。
2011年08月22日 11:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:24
結構濡れるけれど、ホールド、スタンスはあるので落ち着いて。
ふぅ〜、振返る。
2011年08月22日 11:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:27
ふぅ〜、振返る。
沢も細くなってきた
2011年08月22日 11:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:28
沢も細くなってきた
ここも、直登。-級くらいかな?
2011年08月22日 11:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:30
ここも、直登。-級くらいかな?
ここは、ちょっとドキドキ
2011年08月22日 11:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:36
ここは、ちょっとドキドキ
右のフィックスを使わないで、フリーソロで登りきりました。けれど、ボルの7級くらいかな?
2011年08月22日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:37
右のフィックスを使わないで、フリーソロで登りきりました。けれど、ボルの7級くらいかな?
まさにシャワークライミング!なんかイイ!
2011年08月22日 11:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 11:37
まさにシャワークライミング!なんかイイ!
ここも直登。とホールド、スタンスあります。
2011年08月22日 11:52撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:52
ここも直登。とホールド、スタンスあります。
ずいぶん、登ってきたなー
2011年08月22日 11:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:54
ずいぶん、登ってきたなー
沢はさらに細くなる。そろそろ源頭近いかな。
2011年08月22日 11:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 11:58
沢はさらに細くなる。そろそろ源頭近いかな。
源頭発見!!この1滴から川になるんだよねー。嬉しい!!
2011年08月22日 12:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 12:04
源頭発見!!この1滴から川になるんだよねー。嬉しい!!
はい、ここからは薮漕ぎです。嬉しくないです!(笑)
2011年08月22日 12:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 12:12
はい、ここからは薮漕ぎです。嬉しくないです!(笑)
薮漕ぎ30分くらいかな?ようやく尾根に出る。
2011年08月22日 12:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 12:34
薮漕ぎ30分くらいかな?ようやく尾根に出る。
山頂にある、小さな神社。
2011年08月22日 12:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 12:36
山頂にある、小さな神社。
はい、到着!!
2011年08月22日 12:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 12:37
はい、到着!!
山頂からの眺め
2011年08月22日 13:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 13:06
山頂からの眺め
山頂からの眺め
2011年08月22日 13:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 13:06
山頂からの眺め
やっぱ、いいな、山は。
2011年08月22日 13:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 13:07
やっぱ、いいな、山は。
また、薮漕ぎで降りていきます。
2011年08月22日 13:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 13:30
また、薮漕ぎで降りていきます。
今回の懸垂下降のシステムです。ソロなので安全の為に、シャントでバックアップを取っています。
2011年08月22日 14:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 14:06
今回の懸垂下降のシステムです。ソロなので安全の為に、シャントでバックアップを取っています。
こんなところを懸垂下降。
2011年08月22日 14:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 14:06
こんなところを懸垂下降。
真新しい残置ハーケン、タイオフで立ち木にタイオフでバックアップ。キレイな支点、勉強になります。
2011年08月22日 14:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 14:31
真新しい残置ハーケン、タイオフで立ち木にタイオフでバックアップ。キレイな支点、勉強になります。
懸垂下降中にセルフで、パチリ。
2011年08月22日 14:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 14:35
懸垂下降中にセルフで、パチリ。
こんな感じで、降りてきます。
2011年08月22日 14:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 14:37
こんな感じで、降りてきます。
この木で、滑って「ひとりバックドロップ」で釜にドボン!でした・・・。
2011年08月22日 15:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 15:12
この木で、滑って「ひとりバックドロップ」で釜にドボン!でした・・・。
右岸林道へは、笹刈りされていて、非常に歩きやすい。
2011年08月22日 15:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 15:59
右岸林道へは、笹刈りされていて、非常に歩きやすい。
右岸林道を、お気軽モードで歩く
2011年08月22日 16:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/22 16:23
右岸林道を、お気軽モードで歩く
駐車場からの眺め、この川の源頭まで行ってきたんだよなー。
2011年08月22日 17:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
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8/22 17:00
駐車場からの眺め、この川の源頭まで行ってきたんだよなー。
撮影機器:

感想

「漁川本流から漁岳」

まだ2度目の沢登りなので、入門向きと言われてるこの沢に行って来ました。
入門者だけど、前回もそうだし、今回も1人だわ・・・。
やっぱりロープを使うルートは、ソロだと心細いですね。

「まっ、どーにかなるでしょっ!」
「いえ、どうにかしましょう!」と出発。

今回は右岸林道が閉鎖されてて、車とデポできない。
と、いう心配はいりません!!
なぜ?って・・・
どうせ1人なので、車をデポしに行けないしね。

8:40
はい、なので国道から普通にスタート。
とりあえず、左岸林道を歩き始める。
10分程で道が分かれるので、沢方面(左)に進んだら、
テント張ったら気持ち良さそうなスペースがあった。
たまには、のーんびりキャンプとかしたいなー。
で、ちょうどその先から、沢に踏み後があったので入渓する。

9:00 入渓
のんびりムードの川歩きといった感じ。
なんとなく、ダラダラと歩いてたら!!

9:30 エゾシカに至近距離で出会う!
大きな岩を「ヨイショッ」と乗り越えたら、10m位の距離に
立派な角の、大型の雄が凛と立っている。
思い切り目が合う。

自分より遥かに大きいエゾシカで、角もデカく迫力がある。
あの角で攻撃されたら、大怪我間違いなし!
「やばい、やばいよ!」
遠い距離なら、自然に逃げると思うけれど、
自分もそうだけれど、エゾシカも驚いてるわな。
なので、自己防衛的に攻撃に来るかも?・・・

マジで、怖くて動けない・・・。
目線を逸らさないで、少しずつ下がり距離を開ける。
2人の間にちょうど大きな岩を来るようにして、もう少し下がる。
すると、鹿がようやく去っていった。
ふぅ〜・・・。

自分よりも大きな野生動物に至近距離で会ったのって、人生で初めて。
マジで、熊じゃなくて良かった〜。
だって、クマの足跡あったしー・・・。
ふぅ〜・・・。
写真を撮ったつもりが、写ってなかった・・・、残念。

9:40 二股に分かれるので左に進む。

10:10 大滝に出る。
ここは、直登もできるみたいだけれど・・・。
無理をせずに、横の鎖場を登る。
15mくらいかな?巻きの割りに、地味に迫力ある。

10:50 右岸林道への分岐
ピンクテープだらけで、すごく分かりやすい。

で!!
ここからが、この漁川のメインです!!
滝が続き、非常に面白い登りになる。

難しめ滝は、横にロープがあり巻けるようになってる。
が、ようやくテンションも上がってきたので、全ての滝を男らしく直登!
「フリーソロでシャワークライミング」
なんか、カッコよくない??(笑)
難しいところでも、体感的には+級が15mくらいかな。

けれど、精神的にはしびれますね。
濡れた岩、沢靴、重いザック、滑るかも?のスタンス。
平日だし、他に入渓してる人は、ゼロ。
単独なので、怪我したら救助が呼べない。
携帯はもちろん、広範囲で圏外。
という感じで「死んでも落ちれない」という「ソロクライミングのプレッシャー」。
この感覚は、結構好きかも。
なんてねー、涙目の時の方が多いくせに・・・。

まっ、気合いを入れて、どんどん登る登る。
さすがに疲れた頃に、ようやく源頭に到着。
なんだか、すごく嬉しい!!

人生で初めて、川を登り、始めの1滴に辿り着いた!
いいね、なんか、こーいうの好きだわ。

と、嬉しいコトの後には、厳しい薮漕ぎですね。
ここから山頂までは、笹のトンネルを腰を曲げながらせっせと進む。
なんの景色も楽しめないで、ただただ汗を流しながら、進むだけ。
つまらない、飽きる・・・。
それでも、あとちょっとだと思い、夏の漁岳の山頂も見てみたい!

12:40 漁岳の山頂に到着
なんだか、日活ポルノを連想させるような、色が塗られてて面白い。
シャワークライミングと汗で、着てるものはベチャベチャなのでお着替え。
寒くなってきたし、カップそばを食べて温まる。

冬山と違うのは、山頂で休憩&ご飯が食べられるのは、やっぱり嬉しい。
けれど、ガスってて、あまり展望は楽しめなかった。

13:10 下山開始。ちょっと遅くなったなー。
また薮漕ぎで、下山する。
あれ??こんな所通ったっけ??自信がなくなるので、GPSで確認しながら、戻ったりしてみた。
うーん??っと悩みながらも、踏み後通り進んでみる。
良かった、あってた。

登り以上に下りは神経を使うし、難しい。
クライミングもそうだけれど、登るよりもクライムダウンの方が難しいし、危ない。

せっせと進み、滝に出る。
クライムダウンか、懸垂下降か。
せっかく、15mロープを2本持ってきたし、わざわざ沢用にハーネスまで買っちゃったし。
まっ、フリーのクライムダウンよりは、懸垂下降の方が安全だし。

滝に打たれながら、合計8回も懸垂下降をした。
実際は、3個くらいはクライムダウンの方が、早くて楽だったかも?
あと、フィックスロープで降りれるのも3箇所くらいあったな。

で、今回は「ドボン!」しちゃいました。
懸垂下降で、降りてきて、ちょうど大木の上に降りたと思ったら、
ツルン!と思い切り滑って、バックドロップの様に背中からドボン!
一瞬マジで焦った!!
ひじをちょっと打って擦り傷だけで済んで良かったー。

これ以外にも、下りで2度ほど滑って転んだ。
スラブのような岩で、2回とも滑った・・・。
これも、しりもちだけでよかったー。

そんなこんなで、懸垂下降で時間も取られて、日が傾いて来て、ちょっとだけ焦る。

16:00 右岸林道分岐に到着。
これで、ようやく安心だ!
あとは、林道を下って行こうっと。

時間的にも、体力的に、気持ち的にも、右岸林道を歩くのを選択。
ココからは、お気軽な山歩き。
景色や、木々を楽しみながら、のんびり歩く。

17:10 国道経由で、駐車場に到着!!
駐車場から見える、漁川。
この源頭まで行ったんだよなー。ニヤッ!

ちなみにトータル8時間30分(休憩含む)

しかし、この沢で「入門向き」かー。
今の自分じゃ、このレベルしか無理だなー。

しかし、沢登りの単独は、非常にやりがいがあり面白い。
体力、地図読み、ルートファインディング、
クライミング、ロープワーク、精神力等など。

次は、入門向けと言われる「発寒川」でも行きたいなー。


今回の反省点
・懸垂下降の支点で、山だし木があるから大丈夫だろうと思ってたけれど、間違ってました。
滝の横とかだと支点に使える木が無いコトもあるので、ハーケンを打つ準備はした方がいいですね。
なので、次回はバイル&ハーケンを持って行こう。
・薮漕ぎの時に、目の保護になるもの(サングラス)とかを着用しよう。
けっこう、目がやられそうで怖かった。

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