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Yamareco

記録ID: 1295891
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

足尾アルプス・井戸沢右岸尾根から中倉山へ

2017年10月26日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:18
距離
11.8km
登り
1,005m
下り
1,001m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:14
休憩
1:05
合計
6:19
距離 11.8km 登り 1,008m 下り 1,010m
7:55
162
スタート地点
10:37
10:43
4
10:47
11:18
27
孤高の一本ブナ
11:45
12:04
20
波平ピーク
12:24
12:26
3
孤高の一本ブナ
12:29
55
13:24
13:31
43
14:14
ゴール地点
天候 これ以上は望めない快晴
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日光宇都宮道路清滝ICから国道122号線、県道250号線経由で銅(あかがね)親水公園へ。
同公園の駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
【井戸沢右岸尾根】
登路に使った井戸沢右岸尾根は、踏み跡が薄く赤テープ類もほとんどないバリハイルートです。
取り付きは林道が大きく左へカーブしている地点(カーブミラーあり)のほんの少し先を足場の悪い斜面を適当に斜上していきます。
いったん尾根筋に上がれば、踏み跡は薄くても歩けます。
尾根上は脆いがれき状の斜面が続きます。所々、崩れやすいので滑落に注意のこと。
尾根上部は広くなり、やがて頭上にローソク岩が近づいてくるので、それを目標に上がれば良いと思います。
【中倉山〜波平ピーク】
足尾アルプスの異名をもつ快適な稜線歩きを楽しめます。
波平ピークまでに若干足場の悪い箇所があるので注意。(左手に巻道あり。)
【中倉山からの下山ルート】
いわゆる一般ルートを下降しました。
踏み跡ははっきりしており、迷いやすい箇所はありませんでした。ただし、かなりの急傾斜が続くのでストックがあると心強いかも。
その他周辺情報 清滝IC近くの「やしおの湯」がオススメとのことだったので、向かいましたが、あいにく木曜は定休日でした。(涙)
出発点の銅(あかがね)親水公園駐車場です。久しぶりの快晴に心も軽いです。
2017年10月26日 07:51撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 7:51
出発点の銅(あかがね)親水公園駐車場です。久しぶりの快晴に心も軽いです。
正面奥にちょこっと見えるのが中倉山ですね。
2017年10月26日 07:59撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
3
10/26 7:59
正面奥にちょこっと見えるのが中倉山ですね。
まずは林道のゲートを右側から乗り越えます。
2017年10月26日 08:01撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 8:01
まずは林道のゲートを右側から乗り越えます。
松木沢の美しい流れ。鉱毒の影響をみじんも感じさせませんね。
2017年10月26日 08:11撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 8:11
松木沢の美しい流れ。鉱毒の影響をみじんも感じさせませんね。
水管橋の下を通過。(以前の記録ではこの水管橋を渡っているものもありますが、今は完全に通行止め)
2017年10月26日 08:14撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 8:14
水管橋の下を通過。(以前の記録ではこの水管橋を渡っているものもありますが、今は完全に通行止め)
ここが井戸沢右岸尾根の取り付きになります。
2017年10月26日 08:28撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
3
10/26 8:28
ここが井戸沢右岸尾根の取り付きになります。
カーブミラーのちょい先の急な斜面を適当にかき分けながら登りました。
2017年10月26日 08:32撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 8:32
カーブミラーのちょい先の急な斜面を適当にかき分けながら登りました。
尾根の上に出てしまえば、比較的歩きやすくなります。
2017年10月26日 08:39撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
3
10/26 8:39
尾根の上に出てしまえば、比較的歩きやすくなります。
がれき状のいやーな斜面が続きました。
2017年10月26日 08:45撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 8:45
がれき状のいやーな斜面が続きました。
ヤセ尾根もありますが、スッパリと切れ落ちている箇所はないので、その点は助かりました。
2017年10月26日 08:46撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
2
10/26 8:46
ヤセ尾根もありますが、スッパリと切れ落ちている箇所はないので、その点は助かりました。
対岸の尾根はグズグズでいやらしそうなルートですが、記録を読むと面白そう。
2017年10月26日 09:11撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 9:11
対岸の尾根はグズグズでいやらしそうなルートですが、記録を読むと面白そう。
だいぶ上がってきましたね。
2017年10月26日 09:12撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
2
10/26 9:12
だいぶ上がってきましたね。
今年の紅葉は雨が多かったのでイマイチ?
2017年10月26日 09:38撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 9:38
今年の紅葉は雨が多かったのでイマイチ?
踏み跡はあんまりはっきりしてないので、尾根筋を外れないように適当に登りました。
2017年10月26日 09:42撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
2
10/26 9:42
踏み跡はあんまりはっきりしてないので、尾根筋を外れないように適当に登りました。
こんな岩場に行く手を阻まれたりしますが、左から巻き加減で登りました。
2017年10月26日 09:53撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
10/26 9:53
こんな岩場に行く手を阻まれたりしますが、左から巻き加減で登りました。
お、これがウワサのローソク岩でしょうか。
2017年10月26日 09:58撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
2
10/26 9:58
お、これがウワサのローソク岩でしょうか。
近づいてみるとローソクというよりもクマさんの横顔かな?
2017年10月26日 10:04撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
10/26 10:04
近づいてみるとローソクというよりもクマさんの横顔かな?
ローソク岩の基部に登る箇所はガリー状になっていました。
2017年10月26日 10:08撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
10/26 10:08
ローソク岩の基部に登る箇所はガリー状になっていました。
基部に着いてみると、頂上にはケルンらしきものが見えます。むむ、この岩をフリーソロで登ったの?
2017年10月26日 10:05撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
2
10/26 10:05
基部に着いてみると、頂上にはケルンらしきものが見えます。むむ、この岩をフリーソロで登ったの?
恐竜みたいな奇岩もあったりして・・・。
2017年10月26日 10:06撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 10:06
恐竜みたいな奇岩もあったりして・・・。
振り返れば男体山が顔を出してくれてます。
2017年10月26日 10:18撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
10/26 10:18
振り返れば男体山が顔を出してくれてます。
眼下には足尾の鉱毒被害を想起させる凄惨な風景が展開。
2017年10月26日 10:19撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
10/26 10:19
眼下には足尾の鉱毒被害を想起させる凄惨な風景が展開。
私たちが登ったのは、画面右隅の小さな尾根です。
2017年10月26日 10:20撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
2
10/26 10:20
私たちが登ったのは、画面右隅の小さな尾根です。
尾根筋の上部は展望広大でイイ感じ。
2017年10月26日 10:26撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
10/26 10:26
尾根筋の上部は展望広大でイイ感じ。
やがて中倉山に続く頂稜の一角にたどり着きました。
2017年10月26日 10:32撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 10:32
やがて中倉山に続く頂稜の一角にたどり着きました。
おおー、素晴らしい風景が広がります。画面右手が中倉山山頂です。
2017年10月26日 10:33撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 10:33
おおー、素晴らしい風景が広がります。画面右手が中倉山山頂です。
山頂まであとわずか。
2017年10月26日 10:36撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 10:36
山頂まであとわずか。
着いたー!!
2017年10月26日 10:37撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 10:37
着いたー!!
男体山やそれを取り巻く、半月山や社山などの日光連山が目の前に見えます。
2017年10月26日 10:41撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 10:41
男体山やそれを取り巻く、半月山や社山などの日光連山が目の前に見えます。
中倉山から眺める波平ピーク(右奥)と皇海山(中央奥)
2017年10月26日 10:44撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 10:44
中倉山から眺める波平ピーク(右奥)と皇海山(中央奥)
これが、孤高の一本ブナか。
2017年10月26日 10:46撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
10/26 10:46
これが、孤高の一本ブナか。
鉱毒の被害を乗り越えて今なお立ち続ける一本ブナにご対面!
2017年10月26日 10:49撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
3
10/26 10:49
鉱毒の被害を乗り越えて今なお立ち続ける一本ブナにご対面!
いいです。感動しました。
2017年10月26日 10:49撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
4
10/26 10:49
いいです。感動しました。
もう一枚オマケ!
2017年10月26日 11:16撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
3
10/26 11:16
もう一枚オマケ!
足元を見れば鉱山被害の急斜面が続いています。
2017年10月26日 11:20撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 11:20
足元を見れば鉱山被害の急斜面が続いています。
反対側の斜面は美しい自然林が広がっていました。
2017年10月26日 11:26撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 11:26
反対側の斜面は美しい自然林が広がっていました。
ここまで来たからにはせめて波平ピークまでは足をのばしたいですね。
2017年10月26日 11:27撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 11:27
ここまで来たからにはせめて波平ピークまでは足をのばしたいですね。
これが波平ピーク。
2017年10月26日 11:29撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 11:29
これが波平ピーク。
振り返れば中倉山を見下ろす高さになりました。
2017年10月26日 11:35撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 11:35
振り返れば中倉山を見下ろす高さになりました。
意外と険しい山道です。
2017年10月26日 11:39撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 11:39
意外と険しい山道です。
誰が名付けたのか、たしかに「波平ピーク」だわ。
2017年10月26日 11:46撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 11:46
誰が名付けたのか、たしかに「波平ピーク」だわ。
奥白根山も初冠雪ですね。
2017年10月26日 11:46撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 11:46
奥白根山も初冠雪ですね。
ここから先には沢入山が見えますが、今回はパス。ここで引き返します。
2017年10月26日 11:46撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 11:46
ここから先には沢入山が見えますが、今回はパス。ここで引き返します。
男体山と半月山。
2017年10月26日 11:47撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 11:47
男体山と半月山。
帰路に孤高のブナをもう一枚、パチリ。
2017年10月26日 12:26撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 12:26
帰路に孤高のブナをもう一枚、パチリ。
波平ピークからの帰り道。足尾アルプスって感じかな。
2017年10月26日 12:28撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 12:28
波平ピークからの帰り道。足尾アルプスって感じかな。
稜線の紅葉はピークを過ぎたようです。
2017年10月26日 12:32撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
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10/26 12:32
稜線の紅葉はピークを過ぎたようです。
下りは一般ルートで楽をしました。
2017年10月26日 12:46撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 12:46
下りは一般ルートで楽をしました。
黄葉が逆光に光って美しかった。
2017年10月26日 12:51撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 12:51
黄葉が逆光に光って美しかった。
急斜面を下りきって、登山口に到着。ご覧のようにケルンやテープなどもあって迷うことはないでしょう。
2017年10月26日 13:24撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 13:24
急斜面を下りきって、登山口に到着。ご覧のようにケルンやテープなどもあって迷うことはないでしょう。
帰りの林道歩きもなかなか楽しい道でした。
2017年10月26日 13:34撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
1
10/26 13:34
帰りの林道歩きもなかなか楽しい道でした。
親水公園にある大砂防堰堤。豪快な水しぶきを上げていました。
2017年10月26日 14:13撮影 by  PENTAX MX-1 , PENTAX RICOH IMAGING
2
10/26 14:13
親水公園にある大砂防堰堤。豪快な水しぶきを上げていました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ストック 行動食 非常食 飲料(水1.5リットル) テルモス 地形図 コンパス 熊鈴 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 スマホ 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

山友からその存在を教えてもらった足尾の中倉山でしたが、お天気に恵まれて想像以上に素晴らしいハイキングを楽しむことができました。
足尾の鉱毒被害とそれを復旧する治山事業が進められていて、それらの状況がよくわかります。
鉱毒の影響で山容がアルペン的になったのは皮肉な結果ですが、被害を乗り越えてしっかりと根づいている一本のブナにはとても感動しました。

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