金剛山 もみじ谷オール左〜サネ尾（山頂は紅葉盛り）

2017年11月01日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.1km
• 登り: 804m
• 下り: 793m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:08
• 休憩: 1:32
• 合計: 6:40

9:12 水越峠バス停
9:22 水越峠
9:31 10:10 靴交換で引き返し
10:25 10:30 金剛の水
10:39 もみじ谷入り口
12:16 第６堰堤
12:37 本流ルート分岐
13:20 14:08 山頂広場
14:19 一の鳥居
14:25 サネ尾下山口
15:04 サネ尾登山口
15:43 水越峠
15:52 水越峠バス停
15:52 ゴール地点

天候

晴れ（快晴）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・奈良県側から旧309号線経由で水越峠への道は通行止めになっています。大阪側からは水越峠バス停までいけます。その先、奈良県側には行けません。（2017年11月1日15時現在）

・駐車場は水越峠公共駐車場、バス停横の駐車場（いずれも無料）があります。バス停横の駐車場（10台可）に停めました。平日ですが最後の一台。水越峠公共駐車場は空きあり。水越峠へは行けません。

コース状況／危険箇所等

・もみじ谷
　台風21号の豪雨で、もみじ谷は崩壊状態です。沢沿いの登山道はほとんど残っていません。沢を迂回する上部の道は大丈夫です。

　前回は本流ルート、今回は旧本流ルートを通過しました。もみじ谷を何回か通った事がある方は、何とか行けると思います。それ以外のルートについては道の状況は判りません。
　本日は水量も少し減り、渡渉が楽になりました。ただ、沢の中の石は動きやすく注意が必要です。土砂堆積場所の液状化も弱くなって歩きやすくなりました。

・サネ尾
　今回の台風や大雨の影響はありません。
　
　サネ尾は一般登山道ではありません。
（昭文社の登山地図、国土地理院地図には登山道として記載なし）
道は細い尾根を辿るので判り難い所はありません。
最近歩かれる方が増え、踏み跡もしっかりしています。
特に危険な場所もありません。細い尾根の通行時は注意して下さい。
急坂ですので、雨の後などは滑ります。

その他周辺情報

水越峠にはトイレ、登山ポストはありません。
水場は歩いて30分ほどの所に「金剛の水」があります。
トイレは水越トンネル傍の「さわんど」にあります。

写真

11/1 9:12

水越峠バス停横で車両通行止め。人は左から通行可。

11/1 9:15

道路の亀裂は拡大。

11/1 9:20

水越峠からスタート。

11/1 9:20

その前に奈良県側を見ておく。

11/1 9:20

こちらは車両も人も通さずという構え。左の葛城山登山口には行けます。

11/1 9:22

峠の東屋ベンチは土砂に埋まる。傍のモミジは紅葉始まり。

11/1 9:26

大阪方面。良い天気。

11/1 9:27

金剛山方面も良い天気。

11/1 9:30

山肌に紅葉が見えて来る。
ここで本日履いてきた長靴に異変が。荒れたもみじ谷を行くので、登山靴から長靴に履き替えてきたのだが。

11/1 9:49

10年以上前の物なので劣化して亀裂が入った。歩き始めは問題なかったのだが。靴を交換に戻り40分のロス。

11/1 10:00

戻って来たらミルクちゃんがいました。

11/1 10:14

低い所でも紅葉進んでいます。

11/1 10:35

ここは壊れたまま。

11/1 10:39

もみじ谷に入ります。

11/1 10:39

最初の渡渉は、少し水量減って問題なし。

11/1 10:54

第1堰堤上部。道が流され、気ままに歩く。

11/1 10:56

第2堰堤付近も道は一部流出。

11/1 10:57

第3堰堤は流木だらけ。どうやら台風22号で被害拡大した様子は無い。

11/1 11:08

第3堰堤上部。本日もみじ谷で出会った唯一の登山者。

11/1 11:12

堆積物の液状化が収まり、歩き易くなっていました。

11/1 11:16

それでも倒木・流木はあちこちに。

11/1 11:20

流れはだいぶ変わっています。

11/1 11:22

狼谷との分岐点。右が狼谷。中央が狼尾根。

11/1 11:22

狼谷方向。景色がだいぶ変わっている。どんな事になっているか、探索が必要。

11/1 11:25

もみじ谷方向。左の流木を乗り越えて進む。

11/1 11:39

第4堰堤。

11/1 11:50

第5堰堤。上部が紅葉（黄葉）始まり。

11/1 12:09

第5堰堤上部の分岐点。すっかり変貌。

11/1 12:10

V字谷。

11/1 12:11

V字谷の上部も紅葉始まってます。

11/1 12:18

第6堰堤。

11/1 12:16

その上部も紅葉チラホラ。

11/1 12:37

本流と旧本流の分岐点。

11/1 12:38

このあたりは黄葉が見事。

11/1 12:40

旧本流の小滝へ。左側のロープは健在でした。逆光ですみません。

11/1 12:43

小滝を登ると。従来あった沢の倒木が流されています。

11/1 12:44

なんかスッキリした感じ。

11/1 12:46

しかし、こんな堆積物も。

11/1 12:48

横になった新しい倒木も。

11/1 12:48

それでも堆積物はだいぶ減ってます。ここを左へ。

11/1 12:51

上部に紅葉。

11/1 12:52

ここも左へ。通称オール左ルート。

11/1 12:53

とにかくサッパリ感一杯。

11/1 12:55

最後の詰めへ近づく。

11/1 12:56

前方は綺麗な紅葉。

11/1 12:58

その足元は土砂崩れの跡が。

11/1 12:59

左へ登る道は辛うじて残っていました。その先は特に問題無し。

11/1 13:09

尾根上は紅葉が盛り。

11/1 13:12

葛城山。左奥には生駒山も。

11/1 13:15

葛城神社にお参り。日付のプレート立っていましたが、昨日の日付のまま。

11/1 13:21

続いて転法輪寺にお参り。

11/1 13:21

水桶にモミジが。

11/1 13:22

売店前のモミジ。赤くなる前に落葉してました。

11/1 13:23

上部は風に飛ばされてスカスカ。残念。

11/1 13:25

山頂広場。気温11〜13℃。風も無く暖かく感じる。

11/1 13:25

広場も紅葉中。

11/1 13:27

文句無しの青空。

11/1 13:30

13:30のライブカメラ。定位置の標識右へ。ただのシルエット。

11/1 14:00

続いて14も映った。標識前で手拭い振ってます。その前にはミルクちゃんも同席。

11/1 14:00

ミルクちゃん、下山していきます。

11/1 14:05

捺印所前のモミジは赤味が増していました。

11/1 14:15

山頂近辺は紅葉盛りです。

11/1 14:17

あっちも。

11/1 14:19

こっちも。

11/1 14:19

下山はサネ尾から。一の鳥居。左へ。

11/1 14:25

ダイトレ道の、「これより急な坂道」のところがサネ尾入口。左に入ります。

11/1 14:37

サネ尾も紅葉していますが、隙間から見えるだけ。

11/1 14:44

この表示が出ると急坂の始まり。サネ尾は台風の影響無し。

11/1 15:01

サネ尾の登山口まで後少し。流れが出てくる所は道が流されています。

11/1 15:04

サネ尾登山口まで戻ってきました。 渡渉点が変容していますが、それほど苦労せずに渡れます。

11/1 15:38

アワコガネギク（泡黄金菊）が最盛期で、あちこちに咲いていました。

11/1 15:41

向かいの葛城山も、杉の間にある広葉樹が色付いています。

11/1 15:44

水越峠へ無事帰還。

撮影機器：

Canon PowerShot A4000 IS Canon

ver.1DB101066.1 HRE Inc.

感想

abek3

　先週（10/26）に続いて金剛山もみじ谷へ。本日はオール左ルートの状況を見に行った。
　第6堰堤上部の分岐までは先週と大差なし。台風22号での被害拡大は無かったようで一安心。ただ、登山道は以前と変わっているので通行には注意が必要です。

　本日向かった旧本流ルート（オール左ルート）も通行は可能です。小滝のロープも残っていましたし、大きな障害物はありませんでした。新しい倒木と、すっかり堆積物が流されスッキリした沢床が待っています。
　最後のすり鉢部分は水の流れに削られて形相変わっていますが、左へのう回路は何とか登れる状態です。尾根に上がると後は問題ありません。

　山頂部は紅葉が進み、見頃を迎えています。本日は風もなく絶好の登山日和でした。あとしばらく紅葉が楽しめそうです。

コメント

okenchi

状況報告ありがとうございます。
　abek3さん、おはようございます。いつも登山道の状況をレポ−トしていただきありがとうございます。わたくし、公私多忙でしばらく山に行けてませんが、そろそろ金剛山へと思っていた矢先に台風が･･･しかも、水越峠側からの道しか知らないので、もみじ谷やカヤンボ谷コ−スが変容したとなると、困ります('_')　でも、abekさんのレコを見てる限りでは基本沢コ−スなので沢伝いに歩けばなんとかなるかなと･･･でも、カヤンボコ−スのあの脚立は残ってるでしょうか???
　サネ尾根は変容なしとのこと。太尾やダイトレコ−ス等、尾根コ−スは大きな変化はないと判断していいでしょうか？でも、青崩道は最後の所が崩壊してるとの情報もあり判然としません。
　私もよく歩いたもみじ谷。これからみんなでしっかり歩いて一日でも早く新しい道筋を創りたいものですね。

abek3

Re: 状況報告ありがとうございます。
okenchiさん、おはようございます。

今回の長雨と台風は、数年ぶりに沢筋を大幅に変容させました。
尾根道は一部影響ありましたが、迂回路で何とかなっています。
もみじ谷は第５堰堤左俣がまだ未調査です。尾根筋は大丈夫でしょう。

カヤンボ谷、狼谷はこれから調べに行く予定です。
私も大半が水越峠からなので、流された道をしっかり歩いて道筋をつけて行きたいと思います。