伊吹山(実家に帰ったついでに)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1合目以上は樹林帯もほとんどなくなるので、日陰はほぼないです。 日が照っていると、暑いと思いますよ。 |
写真
感想
八ヶ岳を敗退し、思いのほか早く実家に帰ることになりました。
というわけで、せっかくなので登ってみました地元の名峰、伊吹山。
美濃生まれ、尾張育ち。
濃尾平野に育った私にとって、伊吹山は夏も冬も北方にそびえて見守っている特別な山なのです。
登るなんて考えたこともなかったですが、登れるんですよね。
冬に登ってみたいので、下見も兼ねて登ってみます。
登り始めてすぐに、スキー場のゲレンデ登りになります。
前日の雨で、粘土質のルートがぬかるんで、歩きにくいことおびただしい。
ある意味ここが一番の難所(帰りは乾いていて、なんてことない斜面になっていました)。
3合目に達した時点で、汗だくで暑くて暑くて暑くて暑くて暑くて、死にそう。
まだ疲労が抜けないのか、このままならまた敗退か、と、暗い気分になりました。
しかしここで、服の内側が熱いことに気がつきます。
日焼けによって体温コントロール不能になることを避けるために長袖を着ていたのですが、この長袖のせいで熱が内側にこもって、身体を絶望的に疲労させているのでは??
長袖の上着を脱いで半袖1枚になります。
すると……。
世界が劇的に変化!!!!!!!! 快調そのものです。
この後はほとんど疲労もなく、ぐいぐいと登れます。
先の八ヶ岳の時も、この上着を脱げばよかったのでは、とヤな気分に一瞬なりましたが、気にしない気にしない。
5合目の山小屋の前には、屋外に自動販売機があって、仰天です。
営業小屋の前とはいえ、山の絶景の前、しかも5合目の屋外に自動販売機というのは、なかなかシュールな光景です。
5合目からは急な登りになりますが、快調ですよ快調。
ぐいぐいのぼって、山頂到着。
この山は山頂まで車道が通じているので、山頂に来ると途端に雰囲気は軽薄になります。お祭りのときの休憩所みたいなのが山頂に乱立しています。
ソフトクリームとか売ってるし、ヤマトタケルの顔だし写真看板とかあるし、極めつけは、登頂記念切手を郵便局が出店で売ってます。
何もそこまでしなくてもいいのに。
山頂はガスで琵琶湖は見えませんでしたが、前回に八ヶ岳を敗退しているだけに、達成感はあります。
そして伊吹山はヤマトタケル伝説のあるところなので、山頂の像をパチリ。
妙に老けていてイメージとちがいますが……。
下りは元気そのもの。ぐんぐん降りて、1時間半チョイで下山。
やー、リハビリ登山として、とてもいい山でした。
次は、雪山のときに来よう。
おまけ
せっかく伊吹山まで来たのなら、帰り路にこんなところに立ち寄ってみてはいかがでしょう??
養老の滝:居酒屋じゃないですよ。孝行息子が滝の水を汲むと、病気のおやじさんの好きな酒にかわったという話。私は、何度くんでも、お酒にかわったことがないので、がっかりですが。伊吹山登山口から、車で30分くらいです。
関ヶ原古戦場跡:誰でも知ってる、天下分け目の決戦、関ヶ原の戦いの場所は伊吹山のふもとです。丘陵を利用した石田三成と小早川秀秋を両翼のかなめとして布陣した西軍は、小早川秀秋の寝返りによって圧倒的有利から形勢逆転、敗軍に。大垣方面から車で山にいかれる方は、まさにその道筋が戦場です。歴史に思いをはせてみては。登山口から車で10分。
(西側から伊吹山に来られる方は、長浜、琵琶湖、安土、彦根など、オモシロいところあります。地元の方、紹介をしてくださいませ。なにぶん尾張人は、関ヶ原から向こうの知識がうすくて……)
seizanryoさん、こんばんは。
7月〜8月いろいろと行ってるんですね。
驚きました。しかも、遠出ばかり!!
フットワークが軽く、羨ましいです。
私の場合、奥多摩でも相当いろいろと下調べをしてからじゃないと、足が動きません(笑)
また、seizanryoさんのレコ見に来ます。ではでは。
あらためてみてみると、けっこう行ってますね、自分で驚きます。
kinokoさんと奥多摩ですれ違ったのが、7月頭だとはにわかに信じがたい……。
ま、遠出と言いましても、仕事にかこつけて(大雪山)とか、仕事の一部(アンヌ・イワオ・小湯沼)とか、実家に帰ったついで(伊吹山)とか、実家からなら比較的近いぞ(熊野)とか、いろいろですが。
行きやすい方面とかあるんでしょうね。
私の場合、北アルプスが、足が動かない方面ですね。
調べても調べても、なかなか……。
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