【熊伏山(静岡・1653m)】青崩峠往復、秋時雨の静かな山歩きと足神神社参拝
- GPS
- 02:27
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 678m
- 下り
- 710m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青崩峠林道は、国道152号線・静岡県浜松市水窪(みさくぼ)地区の草木トンネル入口にある。 足神神社まで約1km、そこから青崩峠へはさらに約2kmほど奥に行ったところにある。 駐車台数/10台程度 登山ポスト/登山メモを記入するバインダーファイルが郵便受けの中に入っている |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場〜青崩峠〜青崩の頭〜前熊伏山〜熊伏山 ◆駐車場〜青崩峠間は、かつての交通の要衝であった秋葉街道。苔むした石畳の道は歴史を感じさせるが、雨天時は滑りやすいので注意。 ◆青崩峠〜前熊伏山間は、切り立った尾根の急登。年々整備が進んでいる。ロープがしっかりとついている。 ◆前熊伏山〜熊伏山間は、緩やかなアップダウン。赤テープや踏み跡があるので、別の尾根に迷い込まないよう。 |
写真
感想
熊伏山は、長野県飯田市と天龍村との境に位置する標高1653mの山。
日本三百名山の一つとしても数えられる。
足神神社参拝をメインに、秋時雨の静かな山歩きを楽しんだ。
序盤の青崩峠までの道は、古くから遠州と信州をつなぎ、「塩の道」として多くの人たちが往来した秋葉街道。戦国時代、武田信玄が徳川家康をこの道を通って攻めたそうだ。2万5千もの軍勢がこの道を通ったのか…。
300年前の「遠州大地震」で地形が変わる前はもっとなだらかな峠だったそうだが。
青崩峠から先は、切り立った崖の急登。
この辺りは、中央構造線が通り、大破砕帯となっている。
国道152号線の分断区間で、昭文社の「ツーリングマップル」には、「日本のトンネル技術が敗退」とまで記されている。
現在、リベンジのごとく、ルートを変更して、青崩峠トンネルの建設が進められている。
登山道も、かつての踏み跡が崩落して、新しく付け替えられており、こういった情報、「青崩」という地名、実際の様子からも凄まじさが伺えた。
一方で、景色に目をやると、一際目を引くのが伊那谷のV字谷。
周囲の山肌が紅葉のパッチワーク、そして正面には南アルプスの山々が見える、何とも神々しい光景が広がっている。
昼過ぎの出発、秋時雨にも遭い、駆け足登山ながらも、いろいろと楽しみながら足を進めていく。
山頂は、天気が良ければ南アルプスが見えるはずだが今日は白いスクリーンのみ。写真を撮り、訪れた記録にと写真を撮って、足早に来た道を戻る。
下山途中から、雨がすっかりあがり日が差し込んできた。
雲の切れ間から差し込み太陽の光が、山や辺りを照らす景色も素晴らしかった。
帰りは、足神神社を参拝し帰途に就いた。
コメント
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こんにちは!
ここ、ヒル山なのですが、大丈夫でした?
(特に04で腰掛けてるその岩、、、巣窟という話なのですけど )
数年前に登りに行って、途中で積雪に出くわし、トラバースが嫌らしくて撤退したきりになっているので、そろそろリベンジしに行かないとなぁ…と思いつつも、水窪までが遠くてなかなか足が向かないです
いいかげん、重い腰を上げなきゃなー、と思いながら拝見いたしました!
joe0119さん、おはようございます!
ヒル山だったとは露知らず、武田信玄になりきっていましたよ
多分気温が低かったのが幸いしたのではないでしょうか
確かに、言われてみれば、ヒルにしたら居心地が良い環境かも
2年半前に天龍村の平岡駅から歩いたことがあり、ルートロスをして直登したので、いつかリベンジしたいと思っています
その時は、予めチャリを足神神社にデポしておき、クルマを水窪に停めました。
飯田線に乗って平岡駅まで行き、平岡コースで熊伏へ登り、青崩峠コースで下りる行程です。
その時も「ヒル」ではなく「ダウンヒル」を楽しみました!
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