前日撤退の再挑戦/養老山地縦走
- GPS
- 08:35
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,472m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
川原越への途中、やや狭いところあり。 |
写真
感想
昨日は、早々の撤退だった。道の駅月見の里南濃の朝は、4時30分、携帯のアラームで明けた。
が、暖かい寝具からは抜け出せない。
外はまだ暗い。
いいや、また眠った。
さすがに、気が引けたか6時に、窓越に外を見ると、少し曇っているような、それでも反対側の窓からはまん丸の月が顔を出していた。
どうも今日は、晴れらしい。
期待が膨らんで、寝具をはい出た。
6時に寝具をはねのけ、志津公園に向け車を出した。
志津公園で、簡単にパンを頬ばる。昨日、道脇で買った柿を剥いて丸ごとかじる。柿は大好きだ。300円で8個も入っていて、おまけにおばさんは1個サービスしてくれた。
実家が農家だったので、手の届くところに柿はいくらでもあった。富有柿ではなかったが甘かった。
子供の頃の思い出が蘇る。
今日は、東海自然歩道を上がり、川原越に上がる。そこから養老山へ、昨日の再挑戦の旅だ
6時40分、出発。昨日より2時間早い。
廃アパートより西に100mほど、柿畑の前の道を行くと、まもなく東海自然歩道の表示、そこから廃アパートの方に道は曲がりながら後は1本道。途中分岐で右に入った。途中は、林道状態だが、最後に右の山道に入った。途中、2、3度沢を渡る。崩れた細い道を注意して渡る。
1時間30分で川原越に上がった。
昨日歩いたあたりが予想できる。
川原越から案内表示板のある右の尾根をに入る。
そこからは、山地の縦走路に特徴的な3ー4mほどの幅広と時々、木で崩れ止めをした階段が続く。
今日は、風が全くない。天気は気まぐれだ。雲もない。暖かい陽光が楓の葉越にこぼれてくる。
見上げる目に暖かい光が差し込む。
幸せを感じる。
「昨日は、撤退してよかったな」
つくづく思う一瞬だ。
無理やり歩いてら、こんな瞬間は得られまい。
養老の良さを知れた一瞬があった。
長い縦走路は自然豊かだった。空を見上げると楓が覆う。
地を見下ろすと、落ち葉がサクサクするほど敷いてある。
堪能して進むと、避難小屋に到達した。
扉を開けると、4畳ほどの小綺麗な小屋だった。
養老山はもうすぐだろう。道から外れて3分、山頂に上がり、早めの昼食。下る途中、外人さんが1人上がって来た。
今日、初めての会同者だ。
山頂から縦走路にでると、林道が隣接して、展望が良かった。
そこから、下る途中、若い男性1人とすれ違う。
その後、4人ずれのグループにあった。
まもなく、小倉公園に到達。見晴らしのいい丘だった。
北側に笙ケ岳らしい山が見える。
未だ11時、gpsにはルートは設定してなかったが、他者のレコを見るうちにルートのイメージが残っている。
山頂にいたおじさんに情報を聞く。
2か所ほど危険な崩れがあるという。
行くことにした。
笹原峠からまっすぐの路を上がる。
途中、左を見たら、道から外れて昼食中のご婦人が見えた。
挨拶して通過した。階段を上がる。
前方に鈴の音がする。
どなたか先行者がいるようだ。
追いついて挨拶する。
男性の方に声をかけて、どちらへと聞いた。
もう降りるという。
笙ケ岳へは行かないようだ。
笙ケ岳と下りの路の情報を得るため、暫く話しながら歩く。
「どちらから」と聞かれた。
「美濃津屋から上がった」と答える。
「いや、お住まいは」
「浜松です」と答える。
「ヤマレコ知っていますか」
「会員です」
「gさんですか」
「そうです」
相手は、レコ会員のマサナリさんだった。
10分ほどだったが、牧場跡まで会話が弾んだ。
ここで、下り口を確かめたあと、握手をして、記念写真を撮って、私は笙ケ岳への道に入った。
久しぶりの友人に会ったような懐かしい気分だった。
笙ケ岳への道は、一旦下ると、左に直角に曲がり、自然林の雰囲気がいい坂をゆっくり下る。小さな沢をちょろちょろ水が流れている。分岐で右に入ると後は1本道だ。
「水下る 日も葉を分けて 下りくる 暖かきかな 出会いありけり」
途中、何組かの登山者にあった。
山頂は、展望はないが雰囲気は良かった。
戻りに、隣の尾根にちょいよりしたあと、戻りについた。
牧場跡につくと、3人組が食事中だった。
養老山頂からの途中、会った方々だ。
林道を速足で降りる。途中、若い女性を追い越した。
養老の滝は、1300年祭りでにぎわっていた。
養老駅に向かう。15時16分、養老駅到着。
少し待って、電車で美濃津屋に向かう。
5.6km、歩いたら結構かかる距離だ。
駅から降りて1km弱、志津公園に到着したのは、15時45分だった。
今日は、昨日の撤退を補って、満足な1日で養老山地を楽しめた。
マサナリさんにも会えて、思い出深い養老ツアになった。(g)
コメント
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出直しは大正解でしたね。
好天気で20キロ越えもなんのその!
紅葉も見て、マサちゃん春子ちゃんとの出会いもよかったですね。
締めくくりの「養老の滝とgさん」絵になっとるがや
養老山地縦走、お疲れ様でした。
toraさん、コメントありがとうございます。
ほんとに出直しが正解。
山自体の体調のいい時に会いに行くのが一番!
いいところ全部見せてくれました。
マサナリさんとお会いできたのも、山の神の思し召しでしょうね。
いつか、南の多度山からのルートを歩いてみたいです。
養老の滝をバックに絵になるには、お酒入りの瓢箪を下げてないといけませんね。(g)
おはようございます、そしてお疲れ様です!
3日連続ですね、お若い 本と私も、その辺予定にはあるんですが、なかなか行けなくて・・・参考にしますね
itooさん、コメントありがとうございます。
いつも、お金のかからない、車中泊です。
前の3連続土日が雨立ったし、今週は3連休ですから、太ったし、弱りますからあるかなきゃと思いまして、十分歩けてよかったです。(g)
gakukouさん今日は、まさかgakukouさんに会えるなんてメッチャ嬉しかったです。偶然の出逢い良いですね。
gakukouさんと出逢い曇っていた僕の心が晴れ晴れしてきて楽しく下山する事が出来ました。
養老山地の最高峰、笙ヶ岳いつか行ってみたいです。
teppanさん、totokさん、redkaruさんらの企画のイベントが12月10日に「猿投山で逢いましょう」
と言うのが行われますgakukouさんもし都合が良ければ是非来て下さい。
masanariさん、こんばんわ!
私も嬉しいおもいでした。
養老山地初めてでしたが、楽しめました。
里山はいいですね。
岐阜や鈴鹿方面は高速を使えば、行きやすいので、これからも伺います。
猿投山の日、6月29日が12月10日、redkaruさんだけコラボできてません。
いいチャンスかもしれませんね。まだ、日にちがありますので、状況をみて返事します。(g)
いや"2度目まして"のtouryouで御座います(^^)
先日はまともなご挨拶もせず
大変失礼致しました。
gakukohさんのお名前は以前から存じて上げてはおりましたが、これまでなかなか接点がありませんでした(^^;)
しかし先日直にお逢いして
すぐにその誠実な人柄が伝わってまいりました(^^)
また一年後に掛川にてお目にかかる日を楽しみにしております!
その日までどうぞお元気でお過ごし下さいませ。
それではまた(^^)
touryouさん、こんにちわ!
こちらこそよろしくお願いします。
kennさんの縁で絵画を楽しませていただき、touryouさんにもこうしてご挨拶できたこと感謝です。
私も毎年鑑賞に出かけるつもりです。
楽しみにしています。(g)
私も養老全山北から南に縦走(日帰り)縦走しました、
笙ケ岳からの下山道が分からずルーファィし尾根を降りたら
養老の滝下に出てしまい、そこから再スタートしてやっとの思いで多度に下山54KMほどの長丁場でした。
中々養老は手強いです、私も日帰り前に3回に分けルート確認しましたが笙ケ岳の下山場所のみ過去の記憶だったためウッカリして見誤ってしまいました(焦りがあったか??)、、山は色んなアクシデントが発生しますので心・技・体の3つのバランスが崩れると思いがけない事になってしまう、、気を付けたいです。
gakukouさんその時はご連絡くださいませ、同行してもいいですよ。
kame32さん、こんばんわ!
コメントありがとうございます。
残りは、多度山の方の半分ですが、いずれ歩いてみたいと思ってます。
それにしても、全コース54kの日帰りは大変ですね。
すごいと思います。
チャンスが来たら、お願いするかもしれません。
申しでに感謝します。(g)
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