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Yamareco

記録ID: 1305256
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵

紅葉巡り/ウノタワ〜武甲山

2017年11月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:48
距離
17.0km
登り
1,544m
下り
1,610m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:24
休憩
1:24
合計
7:48
8:39
37
9:16
9:23
48
10:11
10:19
29
10:48
11
10:59
11:02
30
11:32
11:34
5
11:39
12:19
29
12:48
12:53
26
13:19
13:20
27
13:47
13:50
9
13:59
14:09
2
14:37
14:40
55
15:35
37
16:21
16:23
4
不動名水
16:27
浦山口駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:飯能駅から名郷行バス終点
復路:浦山口駅から秩父鉄道
コース状況/
危険箇所等
 山中からウノタワに直接上がるつもりが、本線ぽい林道を直進した結果、鳥首峠ルートに来てしまった。本当はバス停から1丗らずで右折しなくてはいけない。
 ウノタワ以外、道は明瞭。落ち葉で若干分かりにくい所もあるがルートを外す心配はない。シラジクボから武甲山一帯はやや整備が良い。
その他周辺情報 西武秩父駅前の祭りの湯は、三連休ながら最終日の日曜とあってか、さほど混んでいなかった。中の食堂はわっぱ飯の定食主体で、シメの蕎麦といった選択肢がない。ただ、お酒は何種類かあり、おつまみも多少はある。
名郷バス停を定刻にスタート
2017年11月05日 08:39撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 8:39
名郷バス停を定刻にスタート
仰ぎ見る山の名は?
2017年11月05日 08:40撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 8:40
仰ぎ見る山の名は?
道を間違えて石灰石プラント跡へ
2017年11月05日 09:16撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 9:16
道を間違えて石灰石プラント跡へ
以前はこんなプラントが(08年11月撮影)。今は後ろの岩も削られたみたい
以前はこんなプラントが(08年11月撮影)。今は後ろの岩も削られたみたい
前方に紅葉の山
2017年11月05日 09:24撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 9:24
前方に紅葉の山
プラント跡の赤錆たトロッコ線路
2017年11月05日 09:25撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 9:25
プラント跡の赤錆たトロッコ線路
こちらは白岩集落跡の消火栓
2017年11月05日 09:37撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
11/5 9:37
こちらは白岩集落跡の消火栓
鳥首峠到着
2017年11月05日 10:13撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 10:13
鳥首峠到着
酉谷山方面でしょうか
2017年11月05日 10:30撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 10:30
酉谷山方面でしょうか
行く手の紅葉斜面
2017年11月05日 10:37撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 10:37
行く手の紅葉斜面
左は三ツドッケ、右は酉谷山か
2017年11月05日 10:38撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 10:38
左は三ツドッケ、右は酉谷山か
本日のきれいな紅葉第一号
2017年11月05日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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本日のきれいな紅葉第一号
ウノタワ到着
2017年11月05日 10:57撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 10:57
ウノタワ到着
まずはモミジ
2017年11月05日 10:58撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 10:58
まずはモミジ
黄色いカエデっぽい
2017年11月05日 10:59撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 10:59
黄色いカエデっぽい
カエデっぽい。以上、ウノタワ付近
2017年11月05日 11:01撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 11:01
カエデっぽい。以上、ウノタワ付近
伊豆ヶ岳方面
2017年11月05日 11:09撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 11:09
伊豆ヶ岳方面
ブナの大木
2017年11月05日 11:16撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 11:16
ブナの大木
その黄葉
2017年11月05日 11:16撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
11/5 11:16
その黄葉
ようやく大持山の肩に到着
2017年11月05日 11:33撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 11:33
ようやく大持山の肩に到着
振り返って
2017年11月05日 11:33撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 11:33
振り返って
大持山到着。少し下で昼食休憩
2017年11月05日 11:42撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 11:42
大持山到着。少し下で昼食休憩
裏から見ると端正な武甲山が見えてきた
2017年11月05日 12:34撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 12:34
裏から見ると端正な武甲山が見えてきた
小持山到着
2017年11月05日 12:49撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 12:49
小持山到着
近づく武甲山
2017年11月05日 13:17撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 13:17
近づく武甲山
シラジクボ着。巻き道の道形が非常に薄い
2017年11月05日 13:19撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 13:19
シラジクボ着。巻き道の道形が非常に薄い
左半分はカラマツ林だった
2017年11月05日 13:22撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
1
11/5 13:22
左半分はカラマツ林だった
武甲山頂の御嶽神社
2017年11月05日 13:55撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 13:55
武甲山頂の御嶽神社
山頂展望台から秩父市街
2017年11月05日 13:59撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 13:59
山頂展望台から秩父市街
少しアップで
2017年11月05日 13:59撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 13:59
少しアップで
横瀬のセメント工場
2017年11月05日 14:00撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 14:00
横瀬のセメント工場
巻き道合流。こちらの踏み跡は一応明瞭だが、水場までかも?
2017年11月05日 14:36撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 14:36
巻き道合流。こちらの踏み跡は一応明瞭だが、水場までかも?
紅葉
2017年11月05日 14:38撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 14:38
紅葉
リンドウ発見
2017年11月05日 14:46撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 14:46
リンドウ発見
ここから杉林のジグザグつるべ落とし
2017年11月05日 15:02撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 15:02
ここから杉林のジグザグつるべ落とし
谷に降りると立派な滝が見えた
2017年11月05日 15:27撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 15:27
谷に降りると立派な滝が見えた
左俣にも小滝が
2017年11月05日 15:28撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 15:28
左俣にも小滝が
一回だけ板橋で渡渉
2017年11月05日 15:31撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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一回だけ板橋で渡渉
すぐ先に滝
2017年11月05日 15:33撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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すぐ先に滝
林道終点前の岩。「10月23日の台風で落ちてきた」とのこと
2017年11月05日 15:35撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 15:35
林道終点前の岩。「10月23日の台風で落ちてきた」とのこと
橋立鍾乳洞前の垂直の岩壁
2017年11月05日 16:10撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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11/5 16:10
橋立鍾乳洞前の垂直の岩壁
駅はここを左に下る
2017年11月05日 16:13撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
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駅はここを左に下る
浦山口駅が見えた
2017年11月05日 16:18撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
11/5 16:18
浦山口駅が見えた
オマケ。不動の名水に立ち寄ると6輪軽トラが!
2017年11月05日 16:23撮影 by  Canon PowerShot S95, Canon
4
11/5 16:23
オマケ。不動の名水に立ち寄ると6輪軽トラが!
撮影機器:

感想

3連休で確実に好天が見込まれるのは最終日の5日という予報を基に、55burbankこと幕吏クンを誘って紅葉見物にウノタワと武甲山を訪れた。やや時期が遅かったようだが、まずまずの色づきを見ることができた。
 名郷のバス停を降りて快晴の道を歩く。天気もいいから気分も良くて、よもやま話に花を咲かせるうちに林道は植林帯の中に入り、やがてパッと視界が開けて稜線が見えた。あれ・・・?
 そんなはずはない。横倉林道から沢沿いに登るルートの筈が、やけに明るすぎる。近くにはセメントプラントの廃墟。右手を見ると鳥首峠への登山口がある。やってしまった。話に夢中で林道を曲がりそこねてしまった。記憶を手繰れば9年前、ここから武甲山を目指したことがあり、その時は立派なサイロがあったように思う。
 多少大回りにはなるが、おとなしく鳥首峠経由で武甲山を目指すことにしてプラント跡のわきをジグザグに登り始めた。坑道に続くトロッコの線路も赤錆ていてわびしい。これまたレールの錆びた作業用モノレールに沿って登り、その線路を潜ってさらに標高を稼ぐと白岩集落跡に辿りついた。
 右手に白い石灰岩らしきガレ場が覗き、つぶれた家の前には消火栓。かろうじて原型をとどめる廃墟の間を抜けて先を目指す。最後はジグザグの急登となって男性2人に道を譲り、幕吏クンが顎を出しかけたころ鳥首峠に到着した。朝の早い当方はここでお握り一つを早弁する。
 道を間違えたおかげで、急坂で天神山を乗り越えなくては予定のルートに乗れない。チラチラ現れた赤いモミジを慰みにひと汗かき、峠から40分ほどでウノタワに到着した。ここの紅葉は終わりに近いようだったが、赤や黄色のモミジやカエデがそれなりに残っており、独特の雰囲気を醸し出している。何人ものハイカーが休む窪地を半周して、大持山への急登に挑んだ。
 落ち葉で踏み跡が分からず、途中まで急斜面を直登して疲れた。腹が減り出したころ、右前方に妻坂峠からの尾根が見えてやっと大持の肩に到着。アマチュア無線の交信を楽しむ人がいる。こちらは山頂で弁当にしようと、息が整ったところで先を急いだ。もう標高差はあまりないものの、細長い頂上尾根で何度か「到着か?」とぬか喜びした末、小さな大持山頂に到着した。狭すぎるので、少し先に下りて場所を確保した。
 食後に幕吏クン持参のロイヤルミルクティーを喫して出発。実は弁当と水分がリュックからお腹に移行しただけなのだが、荷が軽くなって歩きやすくなった気がする。端正な武甲山の背中?を眺めながら急坂を下り、再び登り返して30分ほどで小持山に着いた。所々に軽い岩場が現れて、2本ストックの幕吏クンは少々通過に手間取っている。
 最後の大下りを経てシラジクボ。もっと時間がかかったら妻坂峠経由で名郷に戻ることも考えていたが、許容範囲の時刻に辿り着くことができた。幕吏クンは少々きつそうだが、エスケープ用に考えていた長者屋敷の頭への巻き道の踏み跡が見当たらない。覚悟を決めて200m余の登り返しに取りかかった。
 急坂ではあるが、わりと整備が良いので歩きやすい。カラマツの黄葉を左に見ながら休み休み登り、30分で頂上と浦山口の分岐点のベンチに到着した。ここから頂上は5分ほど。トイレに寄って、神社の裏から展望台に回り込んだ。秩父市街の絶景に幕吏クンが「登って良かった」と感嘆していた。
 後は下るばかり。ほどなく道は強烈な急斜面をジグザグに下り始めた。300mほど下ってやっと勾配が緩んだが、「これは逆コースで登るのも楽じゃないね」と意見が一致した。しばらくインターバルのような尾根を下り、最後に再びジグザグ道で山腹を急降下。後で聞くと、ここらでついに幕吏クンの脚が許容量をオーバーしたらしい。
 道が谷底に至った所で滝を見物し、沢伝いにしばらく行けば木橋を渡った所で林道終点に到着。若者グル―プを追い抜いて先を急ごうとしたが、「林道歩きは速いです」と言っていた幕吏クンのスピードが上がらない。「もう一杯一杯です」と白状したが、実はこちらもお尻の筋肉が痛くなっている。電車には十分間に合うので、ゆるゆると浦山口駅を目指した。あとは西武秩父駅前にできた祭りの湯に入ってから、反省の宴を楽しむのみだ。
 

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