城山から六方の滝へ〜六方の滝は想像以上の滝でした!
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- GPS
- 08:33
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:26
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
六方の滝分岐から六方の滝に向かう道はマーキングを頼りに沢を遡行?する感じで登って行きます。整備された道ではありませんのでご注意ください。 六方の滝分岐から土肥大杉跡に向かう道は倒木?に阻まれて通行出来ませんでした。倒木帯の手前に立入禁止の表示があります。 帰ってから調べてみると湯河原町のHPにお知らせが載っていました。 平成31年3月末頃まで工事のため通行不能となっているようです。 ご注意ください。 http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/leisure/hiking.html |
写真
感想
週末天候不順が続き、ようやく晴れた11月の3連休最終日にずっと行ってみたいと思っていた六方の滝へ行って来ました。
当初の計画では六方の滝から土肥大杉跡を抜けて大観山に抜けるつもりだったのですが、途中の倒木帯に阻まれて先へ進む事が出来ず、止むなく大観山を諦めて引き返しました。大観山付近の紅葉を楽しみにしていただけにちょっと残念でしたが、六方の滝が想像以上に素晴らしかったので悔いはありませんでした。
湯河原駅から歩き出してまずは城山を目指します。城山ハイキングコースは別名鎌倉幕府開運街道と名付けられていて源頼朝にまつわる伝説を訪ねて歩けるようになっています。これはこれで意外と楽しかったですよ。
城山付近の紅葉は所々色づき始めていましたが見頃はまだ先のようです。
城山山頂は芝生になっていて海側の展望がいいです。お昼寝にちょうどいい明るい山頂でした。気持ち良かったです。
椿台はかながわの景勝50選に選ばれているだけあって眺めがいいです。
紅葉の最盛期に来たらきっと素晴らしい眺めなのでしょうね。
まだぽつぽつと色が変わり始めている程度でした。
トンネルを抜けてしとどの窟に向かって下り始めるといきなり空気が変わります。
道の脇にある地蔵や石塔が独特の雰囲気を醸し出しています。
しとどの窟は石仏が立ち並ぶちょっと不思議な感じのする場所でした。
しとどの窟から幕山公園に向かって下る道は入口の道標にある注意書きのとおりちょっと通行に気をつかうところがありましたのでご注意ください。
幕山公園から登ってくる道に合流して少し進むと左側に「鍛冶屋のクスノキ林」の入口があります。かながわの美林50選に選ばれているとのことでしたので寄り道してみました。訪れる方が少ないようで道は荒れていて薮っぽくなっています。
美林50選の標柱を見つけるとクスノキ林が広がっていました。
薮っぽいところが難点ですが、きれいな林なので時間があったら是非立ち寄ってみてください。
土肥大杉跡分岐から六方の滝分岐に向かう途中で一人の方と出会いました。
私と同じように土肥大杉跡に向かっていたそうなんですが、道が倒木のため通行出来ずに諦めて引き返したとのこと。ええっ聞いてないよ〜。
どうするかはとりあえず六方の滝まで行ってみてから考えることにしました。
六方の滝は道標の脇から沢沿いの道をマーキングを頼りに進んで行きます。分岐に標識はありませんのでご注意ください。きちんと整備された登山道ではありませんので足元ご注意ください。沢を遡行するといったら大袈裟かもしれませんがそんな感じでした。安易な気持ちで進入すると怪我しますので心構えは必要です。
しばらくすると大きな滝に出会います。水量豊かでなかなか立派な滝です。
さらに先へ進むと進路を大きな滝に阻まれます。右側の斜面にロープが下がっていますのでこれを登ります。崖を登るといったほうがいいかも。
ロープに頼らず両手でしっかりと岩を掴んで登って行きます。かなりの急斜面です。登りきって右にトラバース(トラロープあります)すると六方の滝に到着です。
思わず「すごい!」と声に出してしまいました。誰もいなくてよかった〜
高さはそれほどではありませんが柱状節理の滝は水量豊かで見事です。
近づいてみるとほとばしる水しぶきが躍動感を感じさせます。
滝の上部にある木々が色付き始めていましたが、紅葉の最盛期に来たらきっと素晴らしい眺めなんでしょうね。ちょっと来るのが早かったかな?と思いました。
帰りは来た道を戻ります。急斜面の下りはしっかり岩を掴んで慎重に下りました。
六方の滝分岐まで戻ってさあどうしようか。
倒木はどんなものか実際に見てみたかったのでとりあえず行ってみることにしました。しかし倒木はすれ違った方が言っていたとおりとても手に負えるものではありませんでした。やむなく諦めて引き返すことを決断しました。残念。
戻る途中で立入禁止の札を見つけましたが行くときには気が付きませんでした。
白銀林道まで戻ってさあどうしようかと思いましたが、明るいうちに下るには来た道を戻るしかなさそうです。
舗装路終点まで戻ればあとは車道を淡々と鍛冶屋バス停まで歩くだけです。
鍛冶屋バス停でバスの時間を確認するとちょうど発車したばかりでしたので湯河原駅まで歩くことにしました。最後は湯河原駅に到着してゴールです。お疲れ様でした。
今回は想定外な出来事で大観山まで行くことが出来ませんでしたが、六方の滝が想像以上だったので大満足です。紅葉もまだまだ先のようですのでチャンスがあったらもう一度来てみたいですね。
大満足の一日でした。
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