快晴! 鎖場が凍っていた雪景色の武尊山
- GPS
- 05:47
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,095m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:44
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道終点駐車場10台ぐらい停められそう。林道は最後の500mぐらいが特に道が悪いので車高が低いクルマは厳しいと思う |
コース状況/ 危険箇所等 |
手小屋沢避難小屋から武尊山までに鎖場が4カ所ある。雪が降って凍っていたため怖かった。 沢を何回か渡るので、増水時は注意が必要。 |
その他周辺情報 | 水上温泉日帰り入浴施設「ふれあい交流館」に入った570円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖Tシャツ
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
トレッキングポール
エマジェンシーシート
手袋
ダウンジャケット
ガスストーブ
|
---|---|
備考 | スパイク持っていけば良かった |
感想
裏見の滝駐車場に車中泊して朝食を食べ終わって、朝日が出て明るくなったので林道を移動(登山ポストは裏見の滝駐車場にあったので登山届け放り込む)。1車線しかない細くて荒れた道、昨日の栗原川林道で慣れているので平気。林道終点の駐車場には他のクルマはなし。
6:40登山開始。沢のような水が流れている登山道を上っていく。分岐手前で大きな沢を渡る。分岐からは、何回も沢を渡りながら、沢沿いを登っていく。落ち葉を踏みしめ気持ちよく歩ける。登山道が沢から離れて(沢の音が聞こえなくなって)から、避難小屋の尾根まで急な登りになる。約1時間ぐらいで尾根まで登ると、反対側に銀色のカマボコ型の避難小屋を見下ろす(この避難小屋はちょっと怖いなぁ)。
1700m超えて登山道が白くなってくる。雪は前日の皇海山にも残っていたので「これぐらいなら大丈夫」と思って先に進む。この辺りから傾斜も急になって、気温は低いんだけど汗かいてキツイ。山頂が見えてきて、だいぶ白いので焦る。
1900mぐらいで最初の鎖場。岩に氷が貼り付いていてビビったが、難しくはなかった。
次の鎖場は完全に真っ白。トレッキングポールをしまってヘルメットを被る。鎖が凍り付いていて、無理矢理バキバキと剥がす。最初の足場を見つけるのに苦労したけど後は簡単。
スパイクもアイゼンも持ってきてないので「登れる所まで登って、無理なら引き返そう(山で一番危ない行動)」と思って登ってきたけど、この先は登るのは難しくはないが、下るのは難しそう。どうしようか考えていると、東に剣が峰までの帰り道が見える。西斜面のこっち側に較べると雪も少なく、鎖場もなさそうだ(地図でも確認)。あと高さ150mだし「山頂まで登れば、帰り道はなんとかなる」と前進。その後3カ所鎖場があったが、凍ってはいたものの足場が確保しやすくそれ程難しくはなかった(一つは垂直に見えてビビったけど)。
5つ目の鎖場の上は絶景。遮るものがなく遠くの山々までハッキリ見える。絶壁に雪氷が貼り付いて白くなって、霧氷が青空に映えて美しい。
絶景を独り占めして、山頂はすぐそこ。9:30山頂(2158m)着。一人先客いたので、写真を撮ってもらう。その方は高崎から来てオグナほたかから登ってきていた。やはり10月に台風とかで山に登れずに今日登ってきたと言っていて「そろそろ山の時期もお終いですね」いろいろ話が弾んで楽しかった。
15分ほど会話して9:40剣が峰に向けて出発。山頂直下は積雪ありの急な下り。トレッキングポールを活用して、慎重に下る。尾根まで下ると積雪はあるが、南向きなので柔らかく歩きやすい。いったん1907mまで約250m下ってから200mちょっと登ることになる。剣が峰までの道がずっと見えて小さなアップダウンが続いている。ここで一人すれ違う。この日山中で会った人はたった二人。
剣が峰は分岐から「0.1km」の標識がある。かなりの急登で雪が積もっている。さっきすれ違った人のであろう足跡が残っている。武尊山と歩いてきた尾根がよく見える。最後の岩場をよじ登って10:38剣が峰(2020m)到着。ここからの景色も素晴らしい。たぶん、川場スキー場?の人工雪用の貯水湖らしきものが見える。
10:40武尊沢に向かって下山開始。1700m付近までの下りは雪と氷の急な下りで、かなり緊張した。滑らないように注意を要するため普段使わない筋肉まで使うのだろうか、脚がガタガタになるのがわかる。1700mぐらいから雪は少なくなったが、霜柱がザクザク。
1500mまで降りてくると急に傾斜が緩くなって落ち葉になり歩くのが楽なる。1400mで沢の音が聞こえてくる。木々の間から太陽が差し込み、気持ちよい森のハイキング。行きと同じように沢を何回か渡る。最後の最後で丸太で滑って沢に落ちた。
12:24林道終点駐車場ゴール。晩秋の紅葉を楽しむために選んだ武尊山で、初等の雪景色を楽しむ羽目に。でも、快晴の天気にも恵まれ、山頂の絶景は最高だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する